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第19話
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レン達が森を飛んで移動していると、ラミアスがそろそろ森を抜けると言うので、レン達は降りて移動をしていた。
「やっと森を抜けたな!」
「はい、この道を進んだ先にジークの町に着きます」
森を抜け平原をしばらく歩くと、大きな塀に囲まれた町が見えてきた。レン達が門の前に着いたら門番の男が話しかけてきた。
「よう!ラミアス早かったな何かあったのか?それと、こっちのボーズは誰だ」
「いや……何かあったような……なかったような……えーとですね、実は森に入ってゴブリンを追いかけてたら、オークに出くわして襲われそうな所をこちらのレン様に助けてもらいました」
「お前は何をしてるんだ!まだ森の奥に行くのは早いって言ったろう、まだ冒険者になったばかりのお前には……いや、でも無事で良かったよ。レンだったかラミアスを助けてくれてありがとうな、こいつの親父とは親友だったんだ。」
そんな事言う強面の男だったが、何となく顔を緩ませレンにお礼言っていた。
このおっさんは見た目によらず良い人みたいだな、顔が自分の娘でもみているような感じだな。
「ああ!申し遅れた俺は、ジークの門番のブライだ」
「ああ、俺はレンだよろしく。それと入るのに税金を支払うのかな」
「ああ、本当は銅貨3枚が必要だ、もし冒険者なら税金は無しになるそれで、おまえさんは冒険者なのかい」
なるほど、普通の旅人とかはやはり税金があるのか。大抵異世界物の話しで町に入るのに税金がかかるってのはよく聞くしな、でも困ったな俺まだこっちのお金持ってないんだよな……
そんな事を悩んだ顔をしてると、ニヤリとブライが話しかけてきた。
「いやさっきも言ったろ本当ならって。今回はラミアスの事を助けてくれたお返しに俺が出してやるよ」
そんな男前な事を笑顔で言ってきた。
「え、良いんですかそんな事してもらって?」
「気にするなお礼だって言ったろ‥…それと税金は良いとして、身分証は持ってるのか?」
「え?身分証……無いです無いと駄目ですか?」
流石に地球の運転免許証を出すわけにはいかないしな…
「いや、それなら取りあえず仮の身分証を渡すから大丈夫だ。でもこれにも銅貨2枚必要何だけどこっちは自分で出して欲しい」
なんだと喜ばせておいてこのおっさん!それは無いだろ!……でも本当にどうするかなお金は無いけど、おそらく鰐コウの素材とかはお金になるだろうがそれで通してくれないかな……
「じゃあその分は私が払います。レン様に助けてもらったのは私なのだから!」
「え?良いのかラミアス?」
「良いんです!私が払います。だって私はレン様の弟子なのですから!」
「何?弟子?何のことだ?ラミアスがレンの弟子?」
「はい!私はレン様の弟子になりました!なので、師匠のお世話は弟子がします!」
不審な顔でブライがレンの顔を見た。それに気づいたレンは、苦笑いをしながらブライに答えた。
「うん…まぁ……そんな感じになった……」
その答えにブライはため息をもらし、あーまたかみたいな顔をしてやれやれといいたげだった。
「ラミアス、お前の思い込みの病気は治らんな……そんなんだから、冒険者になるはめになったのを忘れた訳じゃないだろ?それに俺が何度も冒険者はやれろって言ってるだろ!こんなんじゃお前両親に顔向け出来ないよ!」
「そんな事はない!私が冒険者になったのは、父さんの汚名を晴らすことだし、自分自身で決めたこと、それにレン様本当に凄い方ですから!……おじさんには関係無いことです!私が……私が!立派な冒険者になれば父さんも母さんも喜んでくれるはずです!……はいっ。これ銅貨2枚です!早く仮の身分証を下さい!」
そうラミアスがブライにまくし立ててると、レンとブライは、お互いに顔を見て溜め息をついた。
「あー分かったよもう好きにしろ俺はもう何も言わん!だからレン!ラミアスの事をお願いしたい。この子は思い込みは激しいけど、人を見る目はたしかだ。俺はそれを信用してレンに任せたいと思う、だからこの子に何があっても生きていけるようにして欲しい。」
そんな事をブライはレンに真剣な顔で頭を下げた。それを見たレンはこの人は本当に凄い人だと思う、普通なら初めて会った何処の誰だか分からない奴にここまで信頼して頭を下げないだろう。
「あー分かったよ、俺が必ず誰がみても立派な冒険者にしてやるよ!」
「レン様、それにおじさん!ありがとうございます!」
「ありがとうレン!ラミアスもしっかり鍛えてもらえよ。そうだちょっと待ってろ…‥‥ほらこれが仮の証明書だ、それとなレンが本当に強いなら冒険者に登録した方がいいな、この仮の証明書は10日しか使えないからな、もし10日以内にちゃんとした証明書を持ってくれば銅貨2枚は返す事になっているからな早くに作れよ」
「なるほど、じゃあすぐに冒険者に登録だなそれで、冒険者に登録するには何か必要なのか?」
「いや何も必要ないタダで作ってもらえるよ。冒険者は町に何かあった時に力になってくれるので、優遇されてるんだ。その代わり死ぬ事もある危険な依頼もやることもあるけどな」
まーその辺は大丈夫だろうなんとかなるだろ。
「分かったありがとう、それと場所は?」
「場所は冒険者ギルドです、私が案内しますから大丈夫です!」
それからレンはブライと別れラミアスとジークの町に入っていき、冒険者ギルドに向かって歩いて行った。
「やっと森を抜けたな!」
「はい、この道を進んだ先にジークの町に着きます」
森を抜け平原をしばらく歩くと、大きな塀に囲まれた町が見えてきた。レン達が門の前に着いたら門番の男が話しかけてきた。
「よう!ラミアス早かったな何かあったのか?それと、こっちのボーズは誰だ」
「いや……何かあったような……なかったような……えーとですね、実は森に入ってゴブリンを追いかけてたら、オークに出くわして襲われそうな所をこちらのレン様に助けてもらいました」
「お前は何をしてるんだ!まだ森の奥に行くのは早いって言ったろう、まだ冒険者になったばかりのお前には……いや、でも無事で良かったよ。レンだったかラミアスを助けてくれてありがとうな、こいつの親父とは親友だったんだ。」
そんな事言う強面の男だったが、何となく顔を緩ませレンにお礼言っていた。
このおっさんは見た目によらず良い人みたいだな、顔が自分の娘でもみているような感じだな。
「ああ!申し遅れた俺は、ジークの門番のブライだ」
「ああ、俺はレンだよろしく。それと入るのに税金を支払うのかな」
「ああ、本当は銅貨3枚が必要だ、もし冒険者なら税金は無しになるそれで、おまえさんは冒険者なのかい」
なるほど、普通の旅人とかはやはり税金があるのか。大抵異世界物の話しで町に入るのに税金がかかるってのはよく聞くしな、でも困ったな俺まだこっちのお金持ってないんだよな……
そんな事を悩んだ顔をしてると、ニヤリとブライが話しかけてきた。
「いやさっきも言ったろ本当ならって。今回はラミアスの事を助けてくれたお返しに俺が出してやるよ」
そんな男前な事を笑顔で言ってきた。
「え、良いんですかそんな事してもらって?」
「気にするなお礼だって言ったろ‥…それと税金は良いとして、身分証は持ってるのか?」
「え?身分証……無いです無いと駄目ですか?」
流石に地球の運転免許証を出すわけにはいかないしな…
「いや、それなら取りあえず仮の身分証を渡すから大丈夫だ。でもこれにも銅貨2枚必要何だけどこっちは自分で出して欲しい」
なんだと喜ばせておいてこのおっさん!それは無いだろ!……でも本当にどうするかなお金は無いけど、おそらく鰐コウの素材とかはお金になるだろうがそれで通してくれないかな……
「じゃあその分は私が払います。レン様に助けてもらったのは私なのだから!」
「え?良いのかラミアス?」
「良いんです!私が払います。だって私はレン様の弟子なのですから!」
「何?弟子?何のことだ?ラミアスがレンの弟子?」
「はい!私はレン様の弟子になりました!なので、師匠のお世話は弟子がします!」
不審な顔でブライがレンの顔を見た。それに気づいたレンは、苦笑いをしながらブライに答えた。
「うん…まぁ……そんな感じになった……」
その答えにブライはため息をもらし、あーまたかみたいな顔をしてやれやれといいたげだった。
「ラミアス、お前の思い込みの病気は治らんな……そんなんだから、冒険者になるはめになったのを忘れた訳じゃないだろ?それに俺が何度も冒険者はやれろって言ってるだろ!こんなんじゃお前両親に顔向け出来ないよ!」
「そんな事はない!私が冒険者になったのは、父さんの汚名を晴らすことだし、自分自身で決めたこと、それにレン様本当に凄い方ですから!……おじさんには関係無いことです!私が……私が!立派な冒険者になれば父さんも母さんも喜んでくれるはずです!……はいっ。これ銅貨2枚です!早く仮の身分証を下さい!」
そうラミアスがブライにまくし立ててると、レンとブライは、お互いに顔を見て溜め息をついた。
「あー分かったよもう好きにしろ俺はもう何も言わん!だからレン!ラミアスの事をお願いしたい。この子は思い込みは激しいけど、人を見る目はたしかだ。俺はそれを信用してレンに任せたいと思う、だからこの子に何があっても生きていけるようにして欲しい。」
そんな事をブライはレンに真剣な顔で頭を下げた。それを見たレンはこの人は本当に凄い人だと思う、普通なら初めて会った何処の誰だか分からない奴にここまで信頼して頭を下げないだろう。
「あー分かったよ、俺が必ず誰がみても立派な冒険者にしてやるよ!」
「レン様、それにおじさん!ありがとうございます!」
「ありがとうレン!ラミアスもしっかり鍛えてもらえよ。そうだちょっと待ってろ…‥‥ほらこれが仮の証明書だ、それとなレンが本当に強いなら冒険者に登録した方がいいな、この仮の証明書は10日しか使えないからな、もし10日以内にちゃんとした証明書を持ってくれば銅貨2枚は返す事になっているからな早くに作れよ」
「なるほど、じゃあすぐに冒険者に登録だなそれで、冒険者に登録するには何か必要なのか?」
「いや何も必要ないタダで作ってもらえるよ。冒険者は町に何かあった時に力になってくれるので、優遇されてるんだ。その代わり死ぬ事もある危険な依頼もやることもあるけどな」
まーその辺は大丈夫だろうなんとかなるだろ。
「分かったありがとう、それと場所は?」
「場所は冒険者ギルドです、私が案内しますから大丈夫です!」
それからレンはブライと別れラミアスとジークの町に入っていき、冒険者ギルドに向かって歩いて行った。
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