流石に異世界でもこのチートはやばくない?

裏おきな

文字の大きさ
28 / 93

第27話

しおりを挟む
レンはラミアスに腕を引っ張られジークの町を歩いていた。


「おーいラミアス?」

ラミアスはレンの声が全く聞こえていないようだ。レンはそれならばと強引に足を止めて、ラミアスの動きを止めてしまった。


「きゃっなんですか!」

「いやさっきから呼んでるのに気づかないから、強引に止めた」

「あ、申し訳ありません。つい早くレン様を私の家にお連れしたいと集中してました。それで何かありましたか」


「いや何かと言うか、ラミアス今の状態分かる?」

レンがラミアスに尋ねると、ラミアスが自分とレンが腕を組んで歩いてる事に気がつき、みるみる顔が真っ赤になりながら腕を放した。


「わわっ申し訳ありません!」

「いや、俺としては別に離さなくて良かったけど……いいやむしろ離したくなかった!あの腕に当たるおっぱいの感触が気持ち良かったから!」


そんな事をレンが言うと、ラミアスは更に顔を赤くして俯いてしまった。


「はにゅ~う……恥ずかしいです……レン様のエッチです」


(うっヤバい、めちゃラミアスが可愛いんですけど、これからラミアスと一緒に暮らすって言うのに
大丈夫かぁ俺?我慢出来るかな……)



「まぁ……なんだ、とりあえずラミアスの家に行く前に、魔道具屋に寄りたいんだがいいか?」


「は、はい!……それではご案内しますこちらです」

俯いていたラミアスはとっさに顔を上げて、レンを魔道具屋に案内した。


(ここか、近くでみると色々あるな。おそらく火を点けるライターらしき物、風を出す扇風機みたないな物、水を出すような物などがあった。おや……あれはなんだ?魔石?でも、色が無いけどあれは無属性?)


それはカウンターの奥の下に置いてあった。見た感じは魔石なのだが色が付いてない、魔石はその属性によって色が違う、レンの持っている火の魔石は赤色をしている。


「なぁラミアス、あそこの色の無い魔石は何の属性だ?」

「あれは交換した魔石です。魔道具は魔石の魔力を使いきると無色になるんです。それを新しい魔石と交換する事で安く済むんですよ」

(なるほどね、日本でも本体ごと買ってバッテリーが無くなったら、バッテリーを買うのと同じか……もしかして!)


「あの使いきった魔石に、また魔力を入れたら使えないのか?」


今や地球では、使えなくなったバッテリーをリサイクルして、またバッテリーを作る技術がある。それならば魔石でも出来るのではと考えたのである


「えっとそれは分からないですね。そもそも普通の人は魔力が少ないですからね、道具を使う魔力は有りますけど補充する事は出来ないと思います」


(なるほどね……魔法を使うにも厳しいって言っていたしな……でも、試してみる価値はあるな!俺の魔力は無限だし!)


そう考えカウンターに居る髭もじゃ小太りの店主に声をかけた。


「オヤジさんちょっといいかい?」

「おうなんだい坊主?何か買うのか?」

「ああ、買うと言うかちょっと相談何だが、そこの使い終わった魔石を譲って貰えないかい?」

「ああ?何だってそんなもの欲しいんだ?もう魔力も無いから使えないぞ?別に構わないぜどうせ捨てるだけだしな、こっちも捨てる手間省けるから好きなだけ持って行け」


「ありがとう。じゃあお言葉に甘えてそこにある全部貰えるか。それとこの水が出る魔道具と火の着く魔道具ももらえるか」

レンは店主に大きな箱に入っている魔石を貰ってから、魔道具の料金を払って店の外に出て行った。


(流石に店の中で、収納使う訳にもいかないしここの物陰でいいか)


「ラクス収納してくれ」

『はいご主人様!』

ラクスが収納してから二人は、ラミアスの家に向かった。



「レン様着きました。ここが私の家です」

そこは平屋の大きな家で、石と木造で出来ていた。

「結構大きいな、ここに一人だと持て余すな」

「はいそうですね。以前は家族で住んでいましたので大きくは感じませんでしたけど、一人だと大きく感じました。それでは中入りましょう」


中に入ると4LDKの部屋になっていた。ラミアスの部屋と両親が使っていた部屋に客間らしき部屋、真上から見たらL字のような作りで裏庭があった。


「レン様はこちらの客間を自由にお使い下さい。今から夕飯の用意をしますので、出来ましたらお呼びします」


そう言われて時計を見たら18:00を過ぎていた。


「もうそんな時間になっていたのか気づかなかったな、とりあえずご飯が出きるまでさっき貰った魔石に魔力を入れてみるか………お!入って行くなこんなもんかな?でも、これは俺の魔力だよな?俺の魔力は属性が無いから魔道具には使えない?………いや待てよ考え方を変えてみよう。俺の魔力をバッテリーに使えるなら、俺の無限鍛冶で作る武器につかえるかな……それと、もしかしたらあれも作れるか?」


レンは魔石とミスリル鉱石、おなじみの鋼鉄製六角を取り出し無限鍛冶で作ってみた。


「お、出来たなこれなら、反動はあまりになくて威力もあるな」


レンが何を造ったかというと、リボルバーの拳銃を作ったのであった、形は某漫画の主人公が使ってた357マグナムを真似てみた。


「よしこれで、俺もこの世界のゴミを掃除してやるか!」

と、言っていたら遠くの方でラミアスがご飯ができたと呼んでいた。

「レン様ご飯が出来ました、こちらへいらしてください!」




しおりを挟む
感想 52

あなたにおすすめの小説

帰国した王子の受難

ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。 取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。

虐げられた令嬢、ペネロペの場合

キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。 幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。 父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。 まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。 可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。 1話完結のショートショートです。 虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい…… という願望から生まれたお話です。 ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。 R15は念のため。

なんか修羅場が始まってるんだけどwww

一樹
ファンタジー
とある学校の卒業パーティでの1幕。

おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ

双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。 彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。 そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。 洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。 さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。 持ち前のサバイバル能力で見敵必殺! 赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。 そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。 人々との出会い。 そして貴族や平民との格差社会。 ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。 牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。 うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい! そんな人のための物語。 5/6_18:00完結!

私を家から追い出した妹達は、これから後悔するようです

天宮有
恋愛
 伯爵令嬢の私サフィラよりも、妹エイダの方が優秀だった。  それは全て私の力によるものだけど、そのことを知っているのにエイダは姉に迷惑していると言い広めていく。  婚約者のヴァン王子はエイダの発言を信じて、私は婚約破棄を言い渡されてしまう。  その後、エイダは私の力が必要ないと思い込んでいるようで、私を家から追い出す。  これから元家族やヴァンは後悔するけど、私には関係ありません。

最底辺の転生者──2匹の捨て子を育む赤ん坊!?の異世界修行の旅

散歩道 猫ノ子
ファンタジー
捨てられてしまった2匹の神獣と育む異世界育成ファンタジー 2匹のねこのこを育む、ほのぼの育成異世界生活です。 人間の汚さを知る主人公が、動物のように純粋で無垢な女の子2人に振り回されつつ、振り回すそんな物語です。 主人公は最強ですが、基本的に最強しませんのでご了承くださいm(*_ _)m

私生児聖女は二束三文で売られた敵国で幸せになります!

近藤アリス
恋愛
私生児聖女のコルネリアは、敵国に二束三文で売られて嫁ぐことに。 「悪名高い国王のヴァルター様は私好みだし、みんな優しいし、ご飯美味しいし。あれ?この国最高ですわ!」 声を失った儚げ見た目のコルネリアが、勘違いされたり、幸せになったりする話。 ※ざまぁはほんのり。安心のハッピーエンド設定です! ※「カクヨム」にも掲載しています。

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

処理中です...