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第31話
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レンとラクスは、ラミアスが用意してくれた朝食を食べていた。黒パン、サラダ、焼いたベーコンのような物と、野菜のスープをだった。
「この肉は、昨日とはまた違うな?何の肉なんだ?」
「これはオークの干し肉です、これも美味しいんですよ」
「ああ確かに美味しいな。見た目がブタに似ていたから、豚肉に近いみたいだな」
「ご主人様……これ食べずらいよぅ口つけて食べていい?」
そう、ラクスはナイフとフォークを使いながら、食べてるのだが。元々犬だった為に、ナイフとフォークを使えないでいた。それをレンが、普段もこの姿でいるなら、使えるようにしないと駄目だぞと言って、無理やり使わせていた。
「駄目だラクス。さっき約束したろ?ナイフとフォークを使えるようにならないなら、普段はスマホに、戻ってるって事を言ったよな?別に憎くて言ってる訳じゃないんだよ。俺もラクスと一緒に外で食事とかしたいから、最低限のマナーを学ばないとな」
「うー分かった。僕もご主人様と外で一緒に食事したいから頑張る……えい!この!」
「そうですよ、ラクスちゃん。私が教えてあげますねこう左手のフォークで押さえて、右手のナイフで切る。ほら簡単でしょ?」
「うー左で押さえて右で切る!……出来たよご主人様出来た!」
「おお、出来たじゃないか。ほらラクスはやれば出来る子なんだから、これからもっと覚えて行こうな」
「素晴らしいですよ。ラクスちゃん!流石です。これなら直ぐに外で食事しても大丈夫ですよ」
「ホントに?ありがとうラミアス。僕もっと頑張るよ」
そんな事がありながら、レン達は朝食を食べ終えた。食べ終わってハーブティーを飲みながら、レンは今日の予定を決めることにした。
「そうだなとりあえず、ラミアスの実力を確認をして、武器をどうするか決めて、後ラクスの歩行練習と武器だな。それにはどこか人目のつかない広い場所があれば良いんだけど、どこか無いかラミアス?」
「そうですね……門を出てすぐ右手の方に行くと小川があり、モンスターが出てもゴブリンだけですから大丈夫だと思います。それに他の冒険者はゴブリンを狩りに来ないので人目も大丈夫です」
「そうかそこにするか。じゃあ支度して行こうか」
「あっその前に、ギルドでパーティー登録をしましょう」
「パーティー登録?……エマさんとかもしてたやつか。じゃあ俺、ラミアス、ラクスの三人で、パーティー登録をしよう」
「えっ僕もいいの?」
「もちろんラクスも、ちゃんとした俺のパーティーメンバーだ。それとも嫌か?」
「僕もご主人様とパーティーメンバーになる」
「私もレン様とラクスちゃんとパーティーメンバーです」
レン達三人は、ラクスを真ん中に右にレン左にラミアスで、手を繋ぎギルドに歩いて向かっていた。
「1.2.1.2.…はい上手ですよラクスちゃん!もう手を放しても大丈夫じゃないですか?……じゃあ放しますよ………」
手を放れたラクスは、ふらつきながらも、抜群なバランス感覚を見せて歩き始めた。そのまま歩きギルドに着いた時にはもう、普通に歩けるようになっていた。
「おおっ凄いなラクス!もう大丈夫だな?普通に歩けるじゃないか。後は走る事と急停止とジャンプが出来れば問題ないな」
「流石ラクスちゃんですね、後で一緒に練習しましょう」
「僕頑張るよ。早くご主人様の役に立ちたいから!」
会話をしながらギルドのドアを開けて入って行った。その時、それまで騒がしかったギルド内が、一瞬にして静まり返った。それもそのはず昨日の騒ぎを見ていた者達は、レンの恐ろしさを実感しているのだから。
(流石に昨日はやりすぎたかな?まぁ仕方ないかその内慣れるだろう)
確かに昨日の事で恐れている者もいるが、中にはラミアスとの関係を気にしている者もいるが、更にラクスである。昨日は居なかった美少女が、レンに寄り添って歩いているんだから気になって仕方ない者もいる。その様々な視線を浴びてイライラしてきたレンに、声をかける女性がいた。
「レン様本日はどの様な御用件ですか?」
その女性はギルドの受付嬢をしてるフラウであった。
「ああっフラウさんこんにちは、今日は俺達のパーティーメンバー登録と、それともう一人の冒険者登録をお願いにきました」
「そうですか、確かに昨日パーティー登録しないで帰ってしまいましたね。分かりました。それとこちらの女性はどちら様ですか?この方が冒険者登録をするで宜しいんですかね?」
「ええ、その事なんですが、ちょっと良いですか?」
そう言いレンは、周りに聞こえないようにフラウの耳元で、この子がラクスだと言う事、それと大体の事情を話した。
「なるほどそうですかぁ……この子があのラクスさん何ですね、分かりました。それなら冒険者登録を許可しましょう。それとパーティー登録も一緒にしますね。とりあえずラクスさんの書類を書いてもらえますか。ああ、代筆でも構いませんのでよろしくお願いします」
そう言われレンは、ラクスの書類を適当に書いてフラウに渡したら、フラウがそれを持って裏に下がり、しばらくしてレンの前に戻ってきた。
「はい。じゃあこちらがラクスさんの冒険者のギルドカード、Fランクからになりますね。無くさないで下さいね。それと昨日も言いましたけど、ラクスさんとラミアスは二人ともFランクですけど、レン様が、いえこれからレンさんとお呼びしますね!……そのレンさんがすでにCランクですので、パーティーとしてBランクのクエストまで、受ける事が出来ます」
(確かそんな事を言っていた気がするな、でも流石に直ぐにBランクのクエストは受けないけどね。最初は底ランクの討伐クエストをして、ラミアスとラクスの戦いを確認だな)
「分かりました。でもとりあえずゴブリン討伐クエストあたりを受けますよ」
「それならちょうど、ゴブリン討伐クエストがあります。他の冒険者の方は、ゴブリンの討伐クエストを受けてくれなくて、困っていたんですよ助かります。それでは受注しますね。ゴブリンの討伐証明は右耳です五体一組で報酬が出ますのでお忘れ無く。それではご無事お祈りしてます」
そうフラウに言われレン達はギルドを出て行った。
「この肉は、昨日とはまた違うな?何の肉なんだ?」
「これはオークの干し肉です、これも美味しいんですよ」
「ああ確かに美味しいな。見た目がブタに似ていたから、豚肉に近いみたいだな」
「ご主人様……これ食べずらいよぅ口つけて食べていい?」
そう、ラクスはナイフとフォークを使いながら、食べてるのだが。元々犬だった為に、ナイフとフォークを使えないでいた。それをレンが、普段もこの姿でいるなら、使えるようにしないと駄目だぞと言って、無理やり使わせていた。
「駄目だラクス。さっき約束したろ?ナイフとフォークを使えるようにならないなら、普段はスマホに、戻ってるって事を言ったよな?別に憎くて言ってる訳じゃないんだよ。俺もラクスと一緒に外で食事とかしたいから、最低限のマナーを学ばないとな」
「うー分かった。僕もご主人様と外で一緒に食事したいから頑張る……えい!この!」
「そうですよ、ラクスちゃん。私が教えてあげますねこう左手のフォークで押さえて、右手のナイフで切る。ほら簡単でしょ?」
「うー左で押さえて右で切る!……出来たよご主人様出来た!」
「おお、出来たじゃないか。ほらラクスはやれば出来る子なんだから、これからもっと覚えて行こうな」
「素晴らしいですよ。ラクスちゃん!流石です。これなら直ぐに外で食事しても大丈夫ですよ」
「ホントに?ありがとうラミアス。僕もっと頑張るよ」
そんな事がありながら、レン達は朝食を食べ終えた。食べ終わってハーブティーを飲みながら、レンは今日の予定を決めることにした。
「そうだなとりあえず、ラミアスの実力を確認をして、武器をどうするか決めて、後ラクスの歩行練習と武器だな。それにはどこか人目のつかない広い場所があれば良いんだけど、どこか無いかラミアス?」
「そうですね……門を出てすぐ右手の方に行くと小川があり、モンスターが出てもゴブリンだけですから大丈夫だと思います。それに他の冒険者はゴブリンを狩りに来ないので人目も大丈夫です」
「そうかそこにするか。じゃあ支度して行こうか」
「あっその前に、ギルドでパーティー登録をしましょう」
「パーティー登録?……エマさんとかもしてたやつか。じゃあ俺、ラミアス、ラクスの三人で、パーティー登録をしよう」
「えっ僕もいいの?」
「もちろんラクスも、ちゃんとした俺のパーティーメンバーだ。それとも嫌か?」
「僕もご主人様とパーティーメンバーになる」
「私もレン様とラクスちゃんとパーティーメンバーです」
レン達三人は、ラクスを真ん中に右にレン左にラミアスで、手を繋ぎギルドに歩いて向かっていた。
「1.2.1.2.…はい上手ですよラクスちゃん!もう手を放しても大丈夫じゃないですか?……じゃあ放しますよ………」
手を放れたラクスは、ふらつきながらも、抜群なバランス感覚を見せて歩き始めた。そのまま歩きギルドに着いた時にはもう、普通に歩けるようになっていた。
「おおっ凄いなラクス!もう大丈夫だな?普通に歩けるじゃないか。後は走る事と急停止とジャンプが出来れば問題ないな」
「流石ラクスちゃんですね、後で一緒に練習しましょう」
「僕頑張るよ。早くご主人様の役に立ちたいから!」
会話をしながらギルドのドアを開けて入って行った。その時、それまで騒がしかったギルド内が、一瞬にして静まり返った。それもそのはず昨日の騒ぎを見ていた者達は、レンの恐ろしさを実感しているのだから。
(流石に昨日はやりすぎたかな?まぁ仕方ないかその内慣れるだろう)
確かに昨日の事で恐れている者もいるが、中にはラミアスとの関係を気にしている者もいるが、更にラクスである。昨日は居なかった美少女が、レンに寄り添って歩いているんだから気になって仕方ない者もいる。その様々な視線を浴びてイライラしてきたレンに、声をかける女性がいた。
「レン様本日はどの様な御用件ですか?」
その女性はギルドの受付嬢をしてるフラウであった。
「ああっフラウさんこんにちは、今日は俺達のパーティーメンバー登録と、それともう一人の冒険者登録をお願いにきました」
「そうですか、確かに昨日パーティー登録しないで帰ってしまいましたね。分かりました。それとこちらの女性はどちら様ですか?この方が冒険者登録をするで宜しいんですかね?」
「ええ、その事なんですが、ちょっと良いですか?」
そう言いレンは、周りに聞こえないようにフラウの耳元で、この子がラクスだと言う事、それと大体の事情を話した。
「なるほどそうですかぁ……この子があのラクスさん何ですね、分かりました。それなら冒険者登録を許可しましょう。それとパーティー登録も一緒にしますね。とりあえずラクスさんの書類を書いてもらえますか。ああ、代筆でも構いませんのでよろしくお願いします」
そう言われレンは、ラクスの書類を適当に書いてフラウに渡したら、フラウがそれを持って裏に下がり、しばらくしてレンの前に戻ってきた。
「はい。じゃあこちらがラクスさんの冒険者のギルドカード、Fランクからになりますね。無くさないで下さいね。それと昨日も言いましたけど、ラクスさんとラミアスは二人ともFランクですけど、レン様が、いえこれからレンさんとお呼びしますね!……そのレンさんがすでにCランクですので、パーティーとしてBランクのクエストまで、受ける事が出来ます」
(確かそんな事を言っていた気がするな、でも流石に直ぐにBランクのクエストは受けないけどね。最初は底ランクの討伐クエストをして、ラミアスとラクスの戦いを確認だな)
「分かりました。でもとりあえずゴブリン討伐クエストあたりを受けますよ」
「それならちょうど、ゴブリン討伐クエストがあります。他の冒険者の方は、ゴブリンの討伐クエストを受けてくれなくて、困っていたんですよ助かります。それでは受注しますね。ゴブリンの討伐証明は右耳です五体一組で報酬が出ますのでお忘れ無く。それではご無事お祈りしてます」
そうフラウに言われレン達はギルドを出て行った。
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