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七性 みんな恋をしてる
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そして私の心が高揚する中、時間は進み、放課後を迎えた。
千心の方は六時間目の最初に元気になり、いつも通りのテンションで戻って来た。
「千心、大丈夫?」
「カスミさん、千心はあれぐらいじゃ大丈夫よ」
「そうそう。しかも、意識を失ったのは胸部君との距離が近くて緊張しただけだしね」
「違うし! マナティの方こそ今日、大志君からメールがきてテンション上がってたくせに!」
「アレはその久しぶりだったから。って、千心には関係ない! それに私は大志ならそろそろかなって思ってたし! そこまで嬉しいとか思ってない……し」
マナのツンデレも相変わらずだ。
「そうなんだ! マナティ、今のこと大志君に言うから!」
「それ、それはやめて!」
恋する乙女は凄い。笑顔が輝いているもん。
「二人とも仲良く! 二人はある男子のことを考えると心臓の鼓動がドキドキするんでしょ?」
「さっきドキドキしたかな……」
「私は大志を考えたら……」
「心臓のドキドキは恋! 恋は誇れるものだし、恋はしたいからといって手に入るものじゃない。マナさんに関しては恋した相手と付き合っている。それがどれだけ凄いことか、どれだけの奇跡なのか考えて自信を持つべきだわ」
確かに真心の言う通りかもしれない。
私が恋を望んでも絶対に手に入らないと思うし、それが手に入った二人はもっと自分らしいく、生きるべきなのかもね。
恋か。私は今思うと沢山の恋を潰してきてしまった。
私が魔性持ちだから男子は私に恋をする。けど、その恋を私は実らせることなく、童貞とお金をもらい、恋仲という関係ではなく、セフレという関係にしてしまった。
それが男子達に良かったのかと言われると何とも答えられない。
けど、真心の『奇跡』という言葉を聞くと何か突き刺さるものがある。
「それで今回は何の映画?」
「恋愛相談所の恋のキューピットをする心理学ウーマンの話。って、うまいこと聞き出すのはやめて!」
おい、真心! また映画なの!
真剣に狩った童貞ちゃんの潰した恋について考えていたのに。
そのことを聞いたら、私が真剣に考えていたことがバカみたいじゃん。
「イイことは言っているから私は映画の影響は真心に合ってると思うよ」
「マナさんにそう言ってもらえると嬉しい。マナさんのために土日に映画を見たかいがあった気がするわ」
「けど、恋をしていない真心に言われてもな~」
「それは思ったよ、千心」
「流石、カスミン!」
千心の言葉にも一理あるよね。
経験者だからこそ説得力があるというか……ね。
真心は見た感じなさそうだし、そんな乙女の顔なんか見たことない。
てか、あの真心がそんな顔するとはまず考えられないよ。
「私だって恋ぐらいしているけど」
「「「え?」」」
「何その反応、失礼ね。私が恋をしたら悪い?」
「そ、そんなことないよ! 真心が恋とか意外だな~って!」
「そうそう。そんなこと聞いたことなかったから」
「私も初耳だよ」
てか、まさか恋をしているとは……。
多分、『鯉に餌をしている』を『鯉してる』って訳しているわけじゃないと思うし、本当に真心が恋を。
「それで真心の好きな人は?」
「それは……」
「「「それは?」」」
誰だろ? まず私が知っている人だろうか?
それより私がヤったことない人でありますように。
マナの大志君とはヤってしまっていたし、今回はどうかお願いします。
「……内緒!」
「ずるい! 真心の好きな人教えて!」
「そうですよ。私達のは知っておいて!」
「私はどっちでもいいよ」
「ほら、カスミさんを見習いなさい」
「カスミン何で?」
「カスミは何で知りたくないの?」
「知りたくないと言えば、嘘になるけど、真心にだって内緒にしたいことぐらいあると思って。それにみんなも内緒にしていることぐらいあるでしょ?」
そう、人は内緒の一つや二つあるのが普通。それを無理矢理聞き出すなんて、絶対に止めた方がいい。
それに今は内緒かもしれないけど、時が来れば誰もが口に出すからね。
まぁ、私とヤった人だった嫌だから聞きたくないだけだけど。本命はこっちね!
「カスミンの言う通りかも!」
「そうだよね。いつか聞ける時を楽しみにしておくよ」
「ありがとう。いつになるか分からないけど、その時になったら言うから」
そう言って真心は少し嬉しそうにはにかんだ。
「私、今日は買い物して帰るから、そろそろ帰らないと」
今日はビーフストロガノフのリベンジの日。
だから、買い物をして早く帰らないといけない。
そうちゃんにもそう言ってあるしね。
「私と千心も習い事があるからそろそろ帰るわ」
「そうだね! 久しぶりの習い事!」
「みんな帰るなら私も帰るよ。それに明日はデートだから」
「よし! みんなバイバーイ」
「さよなら、カスミさん、マナさん」
「うん、またね」
「うん、また明日」
よし! 今日こそはビーフストロガノフを振る舞うぞ!
千心の方は六時間目の最初に元気になり、いつも通りのテンションで戻って来た。
「千心、大丈夫?」
「カスミさん、千心はあれぐらいじゃ大丈夫よ」
「そうそう。しかも、意識を失ったのは胸部君との距離が近くて緊張しただけだしね」
「違うし! マナティの方こそ今日、大志君からメールがきてテンション上がってたくせに!」
「アレはその久しぶりだったから。って、千心には関係ない! それに私は大志ならそろそろかなって思ってたし! そこまで嬉しいとか思ってない……し」
マナのツンデレも相変わらずだ。
「そうなんだ! マナティ、今のこと大志君に言うから!」
「それ、それはやめて!」
恋する乙女は凄い。笑顔が輝いているもん。
「二人とも仲良く! 二人はある男子のことを考えると心臓の鼓動がドキドキするんでしょ?」
「さっきドキドキしたかな……」
「私は大志を考えたら……」
「心臓のドキドキは恋! 恋は誇れるものだし、恋はしたいからといって手に入るものじゃない。マナさんに関しては恋した相手と付き合っている。それがどれだけ凄いことか、どれだけの奇跡なのか考えて自信を持つべきだわ」
確かに真心の言う通りかもしれない。
私が恋を望んでも絶対に手に入らないと思うし、それが手に入った二人はもっと自分らしいく、生きるべきなのかもね。
恋か。私は今思うと沢山の恋を潰してきてしまった。
私が魔性持ちだから男子は私に恋をする。けど、その恋を私は実らせることなく、童貞とお金をもらい、恋仲という関係ではなく、セフレという関係にしてしまった。
それが男子達に良かったのかと言われると何とも答えられない。
けど、真心の『奇跡』という言葉を聞くと何か突き刺さるものがある。
「それで今回は何の映画?」
「恋愛相談所の恋のキューピットをする心理学ウーマンの話。って、うまいこと聞き出すのはやめて!」
おい、真心! また映画なの!
真剣に狩った童貞ちゃんの潰した恋について考えていたのに。
そのことを聞いたら、私が真剣に考えていたことがバカみたいじゃん。
「イイことは言っているから私は映画の影響は真心に合ってると思うよ」
「マナさんにそう言ってもらえると嬉しい。マナさんのために土日に映画を見たかいがあった気がするわ」
「けど、恋をしていない真心に言われてもな~」
「それは思ったよ、千心」
「流石、カスミン!」
千心の言葉にも一理あるよね。
経験者だからこそ説得力があるというか……ね。
真心は見た感じなさそうだし、そんな乙女の顔なんか見たことない。
てか、あの真心がそんな顔するとはまず考えられないよ。
「私だって恋ぐらいしているけど」
「「「え?」」」
「何その反応、失礼ね。私が恋をしたら悪い?」
「そ、そんなことないよ! 真心が恋とか意外だな~って!」
「そうそう。そんなこと聞いたことなかったから」
「私も初耳だよ」
てか、まさか恋をしているとは……。
多分、『鯉に餌をしている』を『鯉してる』って訳しているわけじゃないと思うし、本当に真心が恋を。
「それで真心の好きな人は?」
「それは……」
「「「それは?」」」
誰だろ? まず私が知っている人だろうか?
それより私がヤったことない人でありますように。
マナの大志君とはヤってしまっていたし、今回はどうかお願いします。
「……内緒!」
「ずるい! 真心の好きな人教えて!」
「そうですよ。私達のは知っておいて!」
「私はどっちでもいいよ」
「ほら、カスミさんを見習いなさい」
「カスミン何で?」
「カスミは何で知りたくないの?」
「知りたくないと言えば、嘘になるけど、真心にだって内緒にしたいことぐらいあると思って。それにみんなも内緒にしていることぐらいあるでしょ?」
そう、人は内緒の一つや二つあるのが普通。それを無理矢理聞き出すなんて、絶対に止めた方がいい。
それに今は内緒かもしれないけど、時が来れば誰もが口に出すからね。
まぁ、私とヤった人だった嫌だから聞きたくないだけだけど。本命はこっちね!
「カスミンの言う通りかも!」
「そうだよね。いつか聞ける時を楽しみにしておくよ」
「ありがとう。いつになるか分からないけど、その時になったら言うから」
そう言って真心は少し嬉しそうにはにかんだ。
「私、今日は買い物して帰るから、そろそろ帰らないと」
今日はビーフストロガノフのリベンジの日。
だから、買い物をして早く帰らないといけない。
そうちゃんにもそう言ってあるしね。
「私と千心も習い事があるからそろそろ帰るわ」
「そうだね! 久しぶりの習い事!」
「みんな帰るなら私も帰るよ。それに明日はデートだから」
「よし! みんなバイバーイ」
「さよなら、カスミさん、マナさん」
「うん、またね」
「うん、また明日」
よし! 今日こそはビーフストロガノフを振る舞うぞ!
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