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椙本孝思のイサカ・トト・ミグス

作家、椙本孝思のメールマガジン。連載小説、書評、サラリーマンと二足ワラジな日常をマイペースに配信します。小説が好きな人も、そうでない人も、知的好奇心に忙殺される青年におつき合いください。
発行者名 椙本孝思
発行部数273部
発行周期毎週月曜日
カテゴリ 小説
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        ◆椙本孝思のイサカ・トト・ミグス◆


             -椙本 孝思-
            (Sugimoto Takashi)
                       2009年4月6日 Vol.372
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椙本孝思 最新刊

[天空高事件 - 放課後探偵とサツジン連鎖 -]

角川書店刊 3月25日発売
定価 1,470円

http://www10.ocn.ne.jp/~sos/silver/books.html

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[本日の他人言(ひとごと)]

戦争をおもしろがるのは、未経験者だけだ。

-ピンダロス(古代ギリシアの詩人)-

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[ネットワーク・ポエムワーク] その188

サイト:美人時計
http://bijint.com/jp/


[田端部長]

「しかし君、やはり女は美人でないといかんよ」

「部長。それってセクハラですよ」

「いや、美に気を遣えという意味だ」

「それもセクハラですよ」

「待て待て。例えばこの会議の場でも、相手が美人だと変わるもんだよ」

「仕事の場に容姿は関係ないですよ」

「男ばかりじゃつまらんだろうが。美人がいればやる気も高まるんだよ」

「それは部長だけでしょ?」

「じゃあ君、美人とブスならどっちと会話したい?」

「それは役職とか能力によって」

「同じだとしたら?」

「でも、きれいな子とは会話したくなりますよね」

「だろ」

「でも一番重要なのはその人の能力ですよ?」

「だから、美人は能力も高いんだよ。仕事もできるんだよ」

「それは言い過ぎでしょう」

「だってほら、今、君が会話したいと言ったじゃないか」

「それは」

「つまり美人は必然的にコミュケーションが増えるんだよ」

「まあ、ちやほやされますかね」

「会話が増えれば仕事も増える。作業も覚えてスキルも高まる」

「確かにそうかもしれませんが、それも本人次第ですよ」

「本人だけに限らん、他社を相手にしても同じだ」

「相手も美人に話しかけると?」

「そうだ。同じプレゼンなら美人の担当者を選ぶもんだ」

「会社にとってもプラスだと?」

「そう。だから女は美人でないといかん。だから君を連れてきた」

「そんな理由ですか?」

「怒るなよ。それで君の活躍の場も増えるじゃないか」

「いや、まあ、うーん」

「同時に、私は相手も美人かどうかを見ている」

「それが基準ですか?」

「もちろんだ。私は仕事はできんが美人の見極めはできる」

「そこまで仰られると、逆に清々しいですよ」

「わはは。お、きたきた」



「ミナサン ハジメマシテ エイギョウタントウノ ピポパラポ デス」

「でも火星人ですよ」

「火星人だからなあ」

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[本日の独言(ひとこと)]

先日、本棚が本で埋め尽くされているのに気付いたので、整理をかけつつい
くらかを古本屋さんに買い取っていただきました。小説とか漫画とか。200
冊程あった割には大した金額にならず悔しい思いをしたのですが、その中で
「状態が良くない」という理由で買い取りを拒否された本がありました。15
年程前に購入した、永野護の「ファイブスター物語」という漫画本でした。

この漫画、ご存じの方も多いかと思いますが、20年以上に渡って連載と休載
を繰り返しつつ、未だに完結に至らない作品なのです。ストーリーは非常に
複雑なので説明するのは難しいですが、平べったく言うと宇宙と5つの星を
舞台に、人間とかロボットとか人造人間とか神様とか剣とか魔法とかが活躍
する話です。特長的なのは、初期設定がべらぼうに多くて、最初から物語の
序盤(より前)から結末(より以降)までを事細かに年表にして掲載してい
ます。そして一番凄いのは、壮大すぎて20年続けていても、まだ年表の1/4
にも辿り着けていないという有様なのです。アイデアは天才的なので読者と
しては最後まで描き続けて欲しいのですが、どうなることでしょうか。

伝記物シリーズは読者の忍耐も肝心と言われますが、あまりに長くなると読
者自身の嗜好や人生も変わるので付き合いきれなくなることもあります。移
り気の多い私としては、どちらかといえば完結してから一気に読むことが多
いです。最近では浦沢直樹の「二十世紀少年」は、珍しく刊行に付いて読み
続けていました。中盤までは滅茶苦茶面白かったのにね、どうしちゃったん
だろうね。あと今の所、本棚に残っているのは夢枕獏の「魔獣狩り」だけで
す。これも中学生の頃から買っていますが、ようやくあと数冊で完結してく
れるそうで楽しみです。

あと200冊消えても、なぜか私の本棚は埋まったままでした。
もう一架増やすかなあ。

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次号(Vol.373)は2009年4月13日(月)に配信予定です。

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◆椙本孝思のイサカ・トト・ミグス◆      2009年4月6日 Vol.372
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発 行 者 : 椙本孝思(Sugimoto Takashi)
e-mail  : hermit@blue.ocn.ne.jp
URL   : http://www10.ocn.ne.jp/~sos/silver/
購読中止 : http://hermit.nobody.jp/ghost/magazine.html

発行元 : まぐまぐ   (http://www.mag2.com/) ID:106676
     melma!    (http://www.melma.com/) ID:m00086315
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○「THE QUIZ」
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○「SPOOKY」(文庫『明日、キャロラインカフェで』改題)
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○「魔神館事件 -夏と少女とサツリク風景-」
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○「明日、キャロラインカフェで」
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○「THE CHAT Ver.2.1」
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○「THE CHAT」
http://www.alphapolis.co.jp/index_books_list.php?ebook_id=1020581

○「やがて世界は詩に至る」
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