漫画家へGO プロ漫画家インタビュー

No. 3異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています
村上ゆいち先生

わたしの履歴書

第2回 村上先生の制作環境&スケジュールを大公開!

執筆作業を支えてくれる、愛猫との奇跡的な出会い。

――執筆作業中のお供はなんですか?

iTunesや配信サイトの動画をBGVにしていることが多いですね。

――お気に入りの作品は?

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」です。なにか悲しいことがあったらこの映画を見て、世界には救いがある……と癒されています(笑)。あと最近では「レゴ・ムービー」ですね。実写とCGが融合していて、すごく映像の完成度が高いんですよ。色合いもきれいなので、画面の勉強にもなります。その他というと、今はもっぱら海外ドラマですね。

――ジャンルはなんですか?

「CSI」や「ホワイトカラー」、「クリミナル・マインド」といったクライムサスペンス系ですね。殺人事件を見ながらだと、作業が進む感じです(笑)。海外ドラマは長いのが良いんですよ。1シーズン18時間なので、作業中に次に何を見ようか考えなくて良いし、作業しながらだとだいたい2日で見終えることができるし……。そういえばクリスマス前に2ヶ月くらいかけて、片っ端からクリスマス映画を見るのも好きですね。

――それは楽しそうですね! どういった作品をご覧になるんですか?

「ホーム・アローン」は絶対です。あとは「ポーラー・エクスプレス」や「サンタクローズ」等の名作を見て「クリスマス! 今年もクリスマス!」と気分を高めつつ、クリスマス当日も仕事をするという(笑)

――年末進行ですしね(笑)。その他に欠かせないものというと……。

飲み物と猫ですね。作業机の脇にウォーターサーバーを置いているので、いつでも飲み放題です。猫は作業中、いつも膝の上にいます。

――お名前は?

天之助(てんのすけ)です。中学生の頃、家族旅行で行った京都の天橋立で拾ったんですよ。それが名前の由来です。最初は現地でこの子を見かけて可愛い、と思ったんですが、その時は拾わず家に帰ったんです。でもなぜか忘れられなくて、もう1回会えたら飼おうと思って、初めて1人で新幹線に乗って、また天橋立に行ったんです。そうしたら偶然にも再会することができて。

第1回目でも登場してくれた天之助くん。村上先生の愛情をたくさん受けて、今はちょっぴり幸せ太り気味?

――奇跡ですね! では上京した時も天之助くんと一緒に……。

いえ、最初は実家に置いていったんですよ。でも約10年、ずっと一緒にいた子がいなくなったのが寂しくて寂しくて。幸いなことに当時住んでいた家が、敷金を足せばペット可の物件だったんで連れてきてしまいました。それからは引っ越しを検討するたびに、まずはペット可専用の賃貸物件サイトにアクセス! という感じですね。天之助は発声練習かというくらい大きな声で鳴くし、野性を忘れているのか足音をドタドタさせるから、隠して飼うことはまず考えられません(笑)

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