――執筆作業中のお供はなんですか?
iTunesや配信サイトの動画をBGVにしていることが多いですね。
――お気に入りの作品は?
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」です。なにか悲しいことがあったらこの映画を見て、世界には救いがある……と癒されています(笑)。あと最近では「レゴ・ムービー」ですね。実写とCGが融合していて、すごく映像の完成度が高いんですよ。色合いもきれいなので、画面の勉強にもなります。その他というと、今はもっぱら海外ドラマですね。
――ジャンルはなんですか?
「CSI」や「ホワイトカラー」、「クリミナル・マインド」といったクライムサスペンス系ですね。殺人事件を見ながらだと、作業が進む感じです(笑)。海外ドラマは長いのが良いんですよ。1シーズン18時間なので、作業中に次に何を見ようか考えなくて良いし、作業しながらだとだいたい2日で見終えることができるし……。そういえばクリスマス前に2ヶ月くらいかけて、片っ端からクリスマス映画を見るのも好きですね。
――それは楽しそうですね! どういった作品をご覧になるんですか?
「ホーム・アローン」は絶対です。あとは「ポーラー・エクスプレス」や「サンタクローズ」等の名作を見て「クリスマス! 今年もクリスマス!」と気分を高めつつ、クリスマス当日も仕事をするという(笑)
――年末進行ですしね(笑)。その他に欠かせないものというと……。
飲み物と猫ですね。作業机の脇にウォーターサーバーを置いているので、いつでも飲み放題です。猫は作業中、いつも膝の上にいます。
――お名前は?
天之助(てんのすけ)です。中学生の頃、家族旅行で行った京都の天橋立で拾ったんですよ。それが名前の由来です。最初は現地でこの子を見かけて可愛い、と思ったんですが、その時は拾わず家に帰ったんです。でもなぜか忘れられなくて、もう1回会えたら飼おうと思って、初めて1人で新幹線に乗って、また天橋立に行ったんです。そうしたら偶然にも再会することができて。
――奇跡ですね! では上京した時も天之助くんと一緒に……。
いえ、最初は実家に置いていったんですよ。でも約10年、ずっと一緒にいた子がいなくなったのが寂しくて寂しくて。幸いなことに当時住んでいた家が、敷金を足せばペット可の物件だったんで連れてきてしまいました。それからは引っ越しを検討するたびに、まずはペット可専用の賃貸物件サイトにアクセス! という感じですね。天之助は発声練習かというくらい大きな声で鳴くし、野性を忘れているのか足音をドタドタさせるから、隠して飼うことはまず考えられません(笑)
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