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繰り返し 3
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夏視点
「柚!!」
「ありぇ?にぃにー?」
「あら夏。どうしてこっちに?」
「学校の卒業準備終わったから父さんに送ってもらったの!!柚大丈夫?辛い?にぃにがついてるよ」
「ぅにゅー」
柚は僕に抱きついてきてスリスリとしてきた。
数日ぶりの柚…ちょっと痩せた?
「あれ柚痩せた?」
「そりゃ吸血鬼用のご飯しか食べてないからね」
「え?」
あんなに食べることが好きな柚が?
血だけ?
「おいしくないのやー!!」
「やー…って。食べないと元気になれないしおっきくなれないんだよ?」
「やーや!!」
机の上には…ほとんど手のつけられていないご飯が。
「そんなに不味いの?」
「…味が薄い…かな」
「柚は味濃いのが好きだもんね」
やっぱりほっぺたのぷにぷにちょっと薄くなってる。
ここじゃ父さん達に頼む訳にもいかないし…父さんは乗り気になるだろうけど母さんがダメだろうね。
「そろそろ柚退院しないの?」
「そうね。昨夜はお熱出てもそこまで上がらなかったしお薬もらっておうちでねんねするのも早いかもしれないわね」
「その前に拒食症として入院させられそうな気がするけどね」
「…あるかもしれないわね」
拒食症?
ご飯食べなくなるんだっけ?
有り得ないでしょ。
だって柚だよ?
寝起きでも元気におやつ食べる柚だよ?
「ままぁだっこ」
「はいはい」
「柚入院中にいっそう甘えん坊になった?」
「点滴やら薬やらで毎日こんな調子よ。ね?」
「ぅやー!!」
「やーやー言っててもちゃんと飲むんだから柚は偉いよ」
父さんに撫でられて柚は嬉しそうだ。
…夏昼間はこっちにいられるんだ。
夜は父さんと一緒に帰るけど。
柚が帰れるならそれでもいいや!!
「柚!!」
「ありぇ?にぃにー?」
「あら夏。どうしてこっちに?」
「学校の卒業準備終わったから父さんに送ってもらったの!!柚大丈夫?辛い?にぃにがついてるよ」
「ぅにゅー」
柚は僕に抱きついてきてスリスリとしてきた。
数日ぶりの柚…ちょっと痩せた?
「あれ柚痩せた?」
「そりゃ吸血鬼用のご飯しか食べてないからね」
「え?」
あんなに食べることが好きな柚が?
血だけ?
「おいしくないのやー!!」
「やー…って。食べないと元気になれないしおっきくなれないんだよ?」
「やーや!!」
机の上には…ほとんど手のつけられていないご飯が。
「そんなに不味いの?」
「…味が薄い…かな」
「柚は味濃いのが好きだもんね」
やっぱりほっぺたのぷにぷにちょっと薄くなってる。
ここじゃ父さん達に頼む訳にもいかないし…父さんは乗り気になるだろうけど母さんがダメだろうね。
「そろそろ柚退院しないの?」
「そうね。昨夜はお熱出てもそこまで上がらなかったしお薬もらっておうちでねんねするのも早いかもしれないわね」
「その前に拒食症として入院させられそうな気がするけどね」
「…あるかもしれないわね」
拒食症?
ご飯食べなくなるんだっけ?
有り得ないでしょ。
だって柚だよ?
寝起きでも元気におやつ食べる柚だよ?
「ままぁだっこ」
「はいはい」
「柚入院中にいっそう甘えん坊になった?」
「点滴やら薬やらで毎日こんな調子よ。ね?」
「ぅやー!!」
「やーやー言っててもちゃんと飲むんだから柚は偉いよ」
父さんに撫でられて柚は嬉しそうだ。
…夏昼間はこっちにいられるんだ。
夜は父さんと一緒に帰るけど。
柚が帰れるならそれでもいいや!!
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