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第二章 大魔女の遺産
47, 解放
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地下にある、厳重な鉄格子で囲まれた特別牢。ベッドの上で天井の一点を見たままルシアは考えに耽っていた。
最初の牢のものより高級感のあるベッドで、寝心地も悪くはない。だが、全く眠れる気配がなく目は冴える一方だった。
急に待遇がよくなったことに戸惑っていることもあるが、アドニスの言葉がずっと頭に引っかかっていたのだ。
お前は――この国の民かもしれない……
その言葉がルシアの頭の中で何度もこだました。
どんなに思い出そうとしても、心の奥底に沈んだ記憶は浮かんでこなかった。
アドニスの言葉は一つの可能性であり、確実性はない。
簡単に信じることはできないが、この国に降り立った時に感じた懐かしい気持ちを感じたのは確かだ。
「本当に俺は……」
ルシアが無意識に呟いた時だった。
「ルシア、調子はどうだ?」
鉄格子の向こうから聞き覚えのある声が聞こえた。
続けて告げられた言葉が、彼の思考を揺さぶる。
「喜べ。お前の肩に刻まれた呪紋を、解呪できるかもしれない」
ルシアは弾かれたように身を起こし、がばっと音を立てるように声のする方へ体ごと振り返った。
鉄格子の向こうに立っていたのは、この国の第二王子アドニス。そしてその背後に控えているのは、側近のサイラス、数日前に自分を尋問した人物たちだった。
「解呪って……まさか……」
ルシアは無意識に自分の左肩へ右手を添え、小さく呟いた。
そこには赤黒く刻まれた紋様――帝國によって刻まれた呪紋がある。
あの時、帝國諜報部の上官は言った。この呪紋は少しでも帝國に逆らえば死に至り、その後も決して消えることはない、と。
ゆえに彼は、逃れることを諦めていた。だが、王子が口にした言葉は、その諦念を揺るがすものだった。
――本当に、この呪いから解放されるかもしれないのか?
俄には信じられなかった。だが、万が一それが真実ならば。
これまで長く閉ざされてきた暗闇の中から、自分は光へと這い出すことができるかもしれない。
ならば、試してみる価値はある。どうせこのままでは、未来など望めないのだから。
僅かな希望の光が灯るのを感じたルシアは大人しくサイラスが自分の肩を露わにするのを見つめていた。
サイラスの手には小瓶が握られている。瓶の中で揺れる液体は、橙色に淡く光を宿していた。
サイラスは慎重に栓を抜くと、その液体をルシアの肩へと注ぎかけた。
粘り気を帯びた液体が紋様に触れた瞬間、ルシアの肩は淡く輝き始める。その光はやがて全身へと広がり、眩いほどの輝きに包まれていった。
「……っ!」
声を上げようとしたが、言葉になる前に意識が遠のいていく。眩暈のような感覚、体の奥から何かが引き剥がされるような痛みと共に、深い眠りへと落ちていった。
「おい、ルシア!」
アドニスが慌てて彼に近づいた。
だがサイラスが冷静に制した。
「殿下、ご安心ください。肩の呪紋はまだ微かに光を帯びていますが、ルシアは息をしています。どうやら深く眠っているだけのようです。おそらく、体の奥に根付いていた呪いを解呪するため、薬が全身に広がっているのでしょう。今は休ませるのが一番です」
「……そうか。分かった。見張りの兵に、四六時中ルシアを監視するよう伝えてくれ。異変があればすぐに報告するんだ」
「かしこまりました」
アドニスとサイラスが立ち去り、部屋に静けさが戻った。残されたのは、規則正しい呼吸を繰り返すルシアの姿だけだった。その意識は夢の中へと沈み込み、懐かしい情景を映し出した。
「ロイド、もうすぐあなたに妹か弟ができるのよ」
ルシアのことを”ロイド”と呼ぶ女性。
浅葱色の髪と榛色の瞳を持つその女性は、優しい眼差しでルシアを見つめていた。
その人は間違いなく、彼の母だった。
――ロイド。
その名は聞いたことがないはずなのになぜかとても馴染みがあるように感じた。
ああ、そうだ。俺の本当の名は”ロイド”だった。
ルシアは夢の中で失われていた自分の本当の名を思い出した。
「母さん、本当? いつ? ねえ、いつ妹か弟ができるの?」
「ふふっ、そうねぇ、あなたが十才の誕生日を迎えるまでに生まれると思うわ」
「やったぁ! 俺、すっごく可愛がるよ。そして、いろんなことを教えてあげるんだ」
「そう、お願いね。あなたはきっといいお兄さんになるわね」
母の手が彼の頭を撫でる。温もりが懐かしくて、胸が締め付けられるほど愛おしい。
だが場面は唐突に変わった。
「ロイド……今日から父さんと一緒に沖に出てみるか?」
逞しい背中、太陽の光を浴びて焼けた肌。父が笑っている。
「本当に!? 父さん、いいの? 俺、絶対に役に立ってみせる! そして、いつか父さんみたいな立派な漁師になるんだ!」
「そうか……だがロイド、お前は魔法学校に行かなくていいのか? 入学できるのは十一歳までだ。まだ間に合う。お前には魔法の才がある。それを無駄にするのは惜しい」
「いいんだよ、父さん。俺の風魔法は海でこそ役立つんだ。風がなくても、俺が風を起こせば船は進む。父さんの漁にだって力になれる!」
「……そうかもしれん。だが、海は甘くない。漁に出れば危険な場面もあるし、海には恐ろしい魔獣も棲んでいる。父さんの言うことを、必ず守るんだぞ。約束できるか?」
「うん! 絶対に守る! だから父さん、俺を連れて行って!」
幼き日の記憶が鮮やかに甦る。
けれど、夢の中のルシア――いやロイドは、不意に胸を締め付けられるような焦燥感を覚えた。
言葉が喉から迸る。
「父さん!! 行っちゃダメだ!!」
その叫びで夢が砕け散る。
ルシアははっとして上半身を起こした。冷や汗が額を流れ、荒い呼吸が続く。目の前には鉄格子。そして、心配そうにこちらを覗き込む監視兵の姿があった。
「おい、大丈夫か?」
ベッドの上で急に上半身を起こしたルシアに声をかけたのは、鉄格子の外で心配そうな顔をする監視兵だった。
「お、俺……俺の本当の名はロイドだ……」
長い年月の間、胸の奥深くに閉じ込められていた名前。
だが今、深い眠りと共に呼び覚まされた記憶が、それを取り戻させた。
「お前……その髪の色はどうした!?」
「髪の色……?」
監視兵に指摘されたロイドは、自分の髪色が灰鼠色から浅葱色に変化していることに気付いていなかった。
「と、とにかくそのまま待っていろ。アドニス殿下を呼んで来る」
監視兵はそう告げると踵を返した。
「母さんは俺のことを待っていてくれているだろうか……」
その呟きは、牢の冷たい空気に溶け、それでも確かに残響を刻んでいた。
最初の牢のものより高級感のあるベッドで、寝心地も悪くはない。だが、全く眠れる気配がなく目は冴える一方だった。
急に待遇がよくなったことに戸惑っていることもあるが、アドニスの言葉がずっと頭に引っかかっていたのだ。
お前は――この国の民かもしれない……
その言葉がルシアの頭の中で何度もこだました。
どんなに思い出そうとしても、心の奥底に沈んだ記憶は浮かんでこなかった。
アドニスの言葉は一つの可能性であり、確実性はない。
簡単に信じることはできないが、この国に降り立った時に感じた懐かしい気持ちを感じたのは確かだ。
「本当に俺は……」
ルシアが無意識に呟いた時だった。
「ルシア、調子はどうだ?」
鉄格子の向こうから聞き覚えのある声が聞こえた。
続けて告げられた言葉が、彼の思考を揺さぶる。
「喜べ。お前の肩に刻まれた呪紋を、解呪できるかもしれない」
ルシアは弾かれたように身を起こし、がばっと音を立てるように声のする方へ体ごと振り返った。
鉄格子の向こうに立っていたのは、この国の第二王子アドニス。そしてその背後に控えているのは、側近のサイラス、数日前に自分を尋問した人物たちだった。
「解呪って……まさか……」
ルシアは無意識に自分の左肩へ右手を添え、小さく呟いた。
そこには赤黒く刻まれた紋様――帝國によって刻まれた呪紋がある。
あの時、帝國諜報部の上官は言った。この呪紋は少しでも帝國に逆らえば死に至り、その後も決して消えることはない、と。
ゆえに彼は、逃れることを諦めていた。だが、王子が口にした言葉は、その諦念を揺るがすものだった。
――本当に、この呪いから解放されるかもしれないのか?
俄には信じられなかった。だが、万が一それが真実ならば。
これまで長く閉ざされてきた暗闇の中から、自分は光へと這い出すことができるかもしれない。
ならば、試してみる価値はある。どうせこのままでは、未来など望めないのだから。
僅かな希望の光が灯るのを感じたルシアは大人しくサイラスが自分の肩を露わにするのを見つめていた。
サイラスの手には小瓶が握られている。瓶の中で揺れる液体は、橙色に淡く光を宿していた。
サイラスは慎重に栓を抜くと、その液体をルシアの肩へと注ぎかけた。
粘り気を帯びた液体が紋様に触れた瞬間、ルシアの肩は淡く輝き始める。その光はやがて全身へと広がり、眩いほどの輝きに包まれていった。
「……っ!」
声を上げようとしたが、言葉になる前に意識が遠のいていく。眩暈のような感覚、体の奥から何かが引き剥がされるような痛みと共に、深い眠りへと落ちていった。
「おい、ルシア!」
アドニスが慌てて彼に近づいた。
だがサイラスが冷静に制した。
「殿下、ご安心ください。肩の呪紋はまだ微かに光を帯びていますが、ルシアは息をしています。どうやら深く眠っているだけのようです。おそらく、体の奥に根付いていた呪いを解呪するため、薬が全身に広がっているのでしょう。今は休ませるのが一番です」
「……そうか。分かった。見張りの兵に、四六時中ルシアを監視するよう伝えてくれ。異変があればすぐに報告するんだ」
「かしこまりました」
アドニスとサイラスが立ち去り、部屋に静けさが戻った。残されたのは、規則正しい呼吸を繰り返すルシアの姿だけだった。その意識は夢の中へと沈み込み、懐かしい情景を映し出した。
「ロイド、もうすぐあなたに妹か弟ができるのよ」
ルシアのことを”ロイド”と呼ぶ女性。
浅葱色の髪と榛色の瞳を持つその女性は、優しい眼差しでルシアを見つめていた。
その人は間違いなく、彼の母だった。
――ロイド。
その名は聞いたことがないはずなのになぜかとても馴染みがあるように感じた。
ああ、そうだ。俺の本当の名は”ロイド”だった。
ルシアは夢の中で失われていた自分の本当の名を思い出した。
「母さん、本当? いつ? ねえ、いつ妹か弟ができるの?」
「ふふっ、そうねぇ、あなたが十才の誕生日を迎えるまでに生まれると思うわ」
「やったぁ! 俺、すっごく可愛がるよ。そして、いろんなことを教えてあげるんだ」
「そう、お願いね。あなたはきっといいお兄さんになるわね」
母の手が彼の頭を撫でる。温もりが懐かしくて、胸が締め付けられるほど愛おしい。
だが場面は唐突に変わった。
「ロイド……今日から父さんと一緒に沖に出てみるか?」
逞しい背中、太陽の光を浴びて焼けた肌。父が笑っている。
「本当に!? 父さん、いいの? 俺、絶対に役に立ってみせる! そして、いつか父さんみたいな立派な漁師になるんだ!」
「そうか……だがロイド、お前は魔法学校に行かなくていいのか? 入学できるのは十一歳までだ。まだ間に合う。お前には魔法の才がある。それを無駄にするのは惜しい」
「いいんだよ、父さん。俺の風魔法は海でこそ役立つんだ。風がなくても、俺が風を起こせば船は進む。父さんの漁にだって力になれる!」
「……そうかもしれん。だが、海は甘くない。漁に出れば危険な場面もあるし、海には恐ろしい魔獣も棲んでいる。父さんの言うことを、必ず守るんだぞ。約束できるか?」
「うん! 絶対に守る! だから父さん、俺を連れて行って!」
幼き日の記憶が鮮やかに甦る。
けれど、夢の中のルシア――いやロイドは、不意に胸を締め付けられるような焦燥感を覚えた。
言葉が喉から迸る。
「父さん!! 行っちゃダメだ!!」
その叫びで夢が砕け散る。
ルシアははっとして上半身を起こした。冷や汗が額を流れ、荒い呼吸が続く。目の前には鉄格子。そして、心配そうにこちらを覗き込む監視兵の姿があった。
「おい、大丈夫か?」
ベッドの上で急に上半身を起こしたルシアに声をかけたのは、鉄格子の外で心配そうな顔をする監視兵だった。
「お、俺……俺の本当の名はロイドだ……」
長い年月の間、胸の奥深くに閉じ込められていた名前。
だが今、深い眠りと共に呼び覚まされた記憶が、それを取り戻させた。
「お前……その髪の色はどうした!?」
「髪の色……?」
監視兵に指摘されたロイドは、自分の髪色が灰鼠色から浅葱色に変化していることに気付いていなかった。
「と、とにかくそのまま待っていろ。アドニス殿下を呼んで来る」
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