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第一章 塔の上から見た異世界
29, 森へ
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「えーと、ここは……?」
「ここがエントランス、つまり外界への出入り口じゃ」
師匠の言葉に導かれて正面を見れば、まるで絵本から飛び出してきたような両開きの扉がドーンと鎮座していた。
白地に金の意匠、いかにも高級。お姫様が住んでそうなやつ。
うわ、なんか豪華。テンション上がる。
でもちょっと気になることが……
「ねえ、師匠。私たちがいた部屋ってテッペンに近かったよね。一番上が展望台、その下が私たちの部屋、さらにその下は魔道具部屋と五つの不思議部屋。その下へ続く螺旋階段は見せかけのフェイク階段だったよね」
「まあ、そうじゃな」
「じゃあさ、その下からエントランスまでってどうなってるの? 結構この塔って高いよね」
「どうなってるって特に何もないのじゃ。ただの岩が積み重なっているだけじゃよ。高い方が森全体を見渡せるから、居住する場所を上に持っていっただけじゃ」
「へぇーそうなんだぁ」
その答えに私は、「やっぱり自由すぎるこの魔女」と改めて認識したのだった。
師匠の行動は深く考えてはいけないのだと心に止めつつ、今は初めて塔から出られることに意識を移した私は、ワクワクしながら扉に向かって足を踏み出した。
扉に近づき、取手に手をかけガチャガチャ……開かない。
ん? なんか既視感が……もしかして……
「何をやっとるミカ。扉に魔力を流さないと開かないぞ」
やっぱり……じゃあ、なんで取手があるのよ……でも、師匠にそう言うと、扉には取手があるものだとかなんとか、また変な理屈をこねるんだろうなぁ……
「何をぶつぶつ言っておるのじゃ」
「いえ、なんでも……」
私は小さくため息を吐いて、両手のひらを扉にそっとかざす。
魔力を流すと、扉が重々しく開いた。
その瞬間――世界がふわりと色を変えた。
柔らかな光が枝葉の隙間からこぼれ、湿った空気が肌をなでる。静寂に包まれた、深い緑の森が目の前に広がっていた。
「ほんとうに森の中……」
呟くように言ったその声さえ、森の静けさに吸い込まれていく。
塔の上から見下ろしたときは、緑の絨毯にしか見えなかったこの森が、今はこんなにも濃密で、圧倒的だ。
一歩踏み出せば、落ち葉を踏む音が足元に返ってくる。風が木の葉のこすれる音を借りてその存在を示し、まるで誰かの囁きのように耳元をくすぐる。
自分が確かにこの森の中にいることを実感する。
遠くの方で小鳥のさえずりが木霊し、風が葉を揺らす。
天をも覆い隠すように生い茂る木々の隙間をぬって師匠の後に続く。
師匠が前をすいすい歩いていく。
あのビスクドールボディのどこにそんな機動力があるのか。
小さいから木の間を抜けやすいのかもしれないけど、森の中を歩く人形はシュールである。
私は地面に足をとられながらも、前に進んだ。
あたり一面を覆う苔むした地面はふかふかと湿っていて、一歩ごとに靴が沈み込む。
私が山登りしていた時の森よりももっと深い森の中。
人の手が入っていない自然はなんて美しいのか……
「こっちじゃ。この先に確か小川があったはずじゃ」
森の静けさの中に師匠の声がこだまする。
森に見惚れて立ち止まっていた私は我に返って、慌てて歩みを速める。
「ねえ、師匠。この辺って防御魔法が張ってあるんだよね? 猛獣とか、魔獣とか、入ってこないんでしょ?」
「うむ。その通りじゃ。ここら辺も塔から半径百メートル以内じゃからな。攻撃性のある遺伝子を持つ個体は、妾の魔法壁で弾かれるからここまでは入って来れぬ。まあ、人間の場合はたとえ攻撃性がなくとも何者も侵入することはできぬのじゃがな」
「へぇ……つまり、人間以外の攻撃性を持たない生物に限り入ってこれるってこと?」
「その通りじゃ」
人間も寄りつけないなら、かなり安全な森ってことか。
……でも、こんな奥地に好き好んで来る人もいないと思うけど。
そうこう考えているうちに、視界が急にひらけた。
「おお、ここじゃ。ふむ……あの頃よりもちと川幅が広がっておるような? まあ、問題なかろう」
そこには、木々の間を縫うようにして、一筋の大河が静かに流れていた。
その水面は驚くほど穏やかで、まるで磨かれた鏡のように空と森の緑を映しこんでいる。
風がないわけではないのに、波ひとつ立たず、ただたゆたうように、黙々と進んでゆくその流れには、時の感覚さえ奪われるような不思議な静けさがあった。
綺麗……って見惚れている場合ではない。
……これはどう見ても小川といえる規模ではない……私の認識が間違っていなければ。
「師匠? これ小川じゃないよね。どっちかと言うと大河だよね」
「ふむ、五百年の間に成長したようじゃな」
いや川が成長って何!? 樹じゃないんだから!
そりゃあ、五百年も経てば川だって変わるかもしれないけど……
師匠の記憶にツッコむ暇もなく、私は流れを確認する。
水の流れは穏やかそう。
……でもここは魔獣がいる世界だ。
この川にも私の知らない危険な水中生物がいないとは限らない。
けど……あれ?
防御魔法って水中でも有効なの?
もし、水中は防御魔法対象外の場合、危険な魚とかいたらどうなるのだろう?
例えば、そうあの現実社会にいたアマゾンに生息しているあの肉食の魚とか……
念の為聞いてみる。
「師匠、この川にピラニアとかいないよね?」
「ぴらにあ? なんじゃそりゃ」
「肉食の魚よ。こう……肉とか、指とか、バリバリいくやつ」
「多分おらん。少なくとも五百年前にはおらんかった」
そこ! その「五百年前」って情報が全く信用できない!
「えっと、じゃあ、防御魔法って水中にも有効なの?」
「当然じゃ」
自信満々に答える師匠を信じて川に近づいてみる。
川辺には誰の足跡もなく、石と老木がじっと時を見つめていた。
「よし、ミカ。妾の魔道具“魚ほいほい”を沈めるのじゃ」
「魚ほいほい……名前どうにかならなかったの……」
文句を言いながらも、私はバックパックからアルミっぽい箱を取り出し、そっと川面に浮かべた。
それはすぐに沈み、数分後にはふわりと浮上。
中を覗くと――魚! 本当に箱の中には魚が泳いでるのが見えた。
見た目も大きさも鮎っぽい。
「師匠! すごい、本当に魚がとれたよ!」
「当然じゃ。妾は地圏の大魔女じゃからな」
いやもう、自信満々すぎる。でも、今回は本当にやる時はやる師匠だった。
箱を持ち上げると魚と水が入る前と重さが全く変わらない。
六歳児の私でも軽々持ち上げることができた。
これで、お魚食べられるわよね。
やっぱり鮎なら塩焼きがいいかな……
私は箱をバックパックに入れて背負うと、師匠と共に嬉々として塔に戻った。
それがぬか喜びになるとも知らずに……
「ここがエントランス、つまり外界への出入り口じゃ」
師匠の言葉に導かれて正面を見れば、まるで絵本から飛び出してきたような両開きの扉がドーンと鎮座していた。
白地に金の意匠、いかにも高級。お姫様が住んでそうなやつ。
うわ、なんか豪華。テンション上がる。
でもちょっと気になることが……
「ねえ、師匠。私たちがいた部屋ってテッペンに近かったよね。一番上が展望台、その下が私たちの部屋、さらにその下は魔道具部屋と五つの不思議部屋。その下へ続く螺旋階段は見せかけのフェイク階段だったよね」
「まあ、そうじゃな」
「じゃあさ、その下からエントランスまでってどうなってるの? 結構この塔って高いよね」
「どうなってるって特に何もないのじゃ。ただの岩が積み重なっているだけじゃよ。高い方が森全体を見渡せるから、居住する場所を上に持っていっただけじゃ」
「へぇーそうなんだぁ」
その答えに私は、「やっぱり自由すぎるこの魔女」と改めて認識したのだった。
師匠の行動は深く考えてはいけないのだと心に止めつつ、今は初めて塔から出られることに意識を移した私は、ワクワクしながら扉に向かって足を踏み出した。
扉に近づき、取手に手をかけガチャガチャ……開かない。
ん? なんか既視感が……もしかして……
「何をやっとるミカ。扉に魔力を流さないと開かないぞ」
やっぱり……じゃあ、なんで取手があるのよ……でも、師匠にそう言うと、扉には取手があるものだとかなんとか、また変な理屈をこねるんだろうなぁ……
「何をぶつぶつ言っておるのじゃ」
「いえ、なんでも……」
私は小さくため息を吐いて、両手のひらを扉にそっとかざす。
魔力を流すと、扉が重々しく開いた。
その瞬間――世界がふわりと色を変えた。
柔らかな光が枝葉の隙間からこぼれ、湿った空気が肌をなでる。静寂に包まれた、深い緑の森が目の前に広がっていた。
「ほんとうに森の中……」
呟くように言ったその声さえ、森の静けさに吸い込まれていく。
塔の上から見下ろしたときは、緑の絨毯にしか見えなかったこの森が、今はこんなにも濃密で、圧倒的だ。
一歩踏み出せば、落ち葉を踏む音が足元に返ってくる。風が木の葉のこすれる音を借りてその存在を示し、まるで誰かの囁きのように耳元をくすぐる。
自分が確かにこの森の中にいることを実感する。
遠くの方で小鳥のさえずりが木霊し、風が葉を揺らす。
天をも覆い隠すように生い茂る木々の隙間をぬって師匠の後に続く。
師匠が前をすいすい歩いていく。
あのビスクドールボディのどこにそんな機動力があるのか。
小さいから木の間を抜けやすいのかもしれないけど、森の中を歩く人形はシュールである。
私は地面に足をとられながらも、前に進んだ。
あたり一面を覆う苔むした地面はふかふかと湿っていて、一歩ごとに靴が沈み込む。
私が山登りしていた時の森よりももっと深い森の中。
人の手が入っていない自然はなんて美しいのか……
「こっちじゃ。この先に確か小川があったはずじゃ」
森の静けさの中に師匠の声がこだまする。
森に見惚れて立ち止まっていた私は我に返って、慌てて歩みを速める。
「ねえ、師匠。この辺って防御魔法が張ってあるんだよね? 猛獣とか、魔獣とか、入ってこないんでしょ?」
「うむ。その通りじゃ。ここら辺も塔から半径百メートル以内じゃからな。攻撃性のある遺伝子を持つ個体は、妾の魔法壁で弾かれるからここまでは入って来れぬ。まあ、人間の場合はたとえ攻撃性がなくとも何者も侵入することはできぬのじゃがな」
「へぇ……つまり、人間以外の攻撃性を持たない生物に限り入ってこれるってこと?」
「その通りじゃ」
人間も寄りつけないなら、かなり安全な森ってことか。
……でも、こんな奥地に好き好んで来る人もいないと思うけど。
そうこう考えているうちに、視界が急にひらけた。
「おお、ここじゃ。ふむ……あの頃よりもちと川幅が広がっておるような? まあ、問題なかろう」
そこには、木々の間を縫うようにして、一筋の大河が静かに流れていた。
その水面は驚くほど穏やかで、まるで磨かれた鏡のように空と森の緑を映しこんでいる。
風がないわけではないのに、波ひとつ立たず、ただたゆたうように、黙々と進んでゆくその流れには、時の感覚さえ奪われるような不思議な静けさがあった。
綺麗……って見惚れている場合ではない。
……これはどう見ても小川といえる規模ではない……私の認識が間違っていなければ。
「師匠? これ小川じゃないよね。どっちかと言うと大河だよね」
「ふむ、五百年の間に成長したようじゃな」
いや川が成長って何!? 樹じゃないんだから!
そりゃあ、五百年も経てば川だって変わるかもしれないけど……
師匠の記憶にツッコむ暇もなく、私は流れを確認する。
水の流れは穏やかそう。
……でもここは魔獣がいる世界だ。
この川にも私の知らない危険な水中生物がいないとは限らない。
けど……あれ?
防御魔法って水中でも有効なの?
もし、水中は防御魔法対象外の場合、危険な魚とかいたらどうなるのだろう?
例えば、そうあの現実社会にいたアマゾンに生息しているあの肉食の魚とか……
念の為聞いてみる。
「師匠、この川にピラニアとかいないよね?」
「ぴらにあ? なんじゃそりゃ」
「肉食の魚よ。こう……肉とか、指とか、バリバリいくやつ」
「多分おらん。少なくとも五百年前にはおらんかった」
そこ! その「五百年前」って情報が全く信用できない!
「えっと、じゃあ、防御魔法って水中にも有効なの?」
「当然じゃ」
自信満々に答える師匠を信じて川に近づいてみる。
川辺には誰の足跡もなく、石と老木がじっと時を見つめていた。
「よし、ミカ。妾の魔道具“魚ほいほい”を沈めるのじゃ」
「魚ほいほい……名前どうにかならなかったの……」
文句を言いながらも、私はバックパックからアルミっぽい箱を取り出し、そっと川面に浮かべた。
それはすぐに沈み、数分後にはふわりと浮上。
中を覗くと――魚! 本当に箱の中には魚が泳いでるのが見えた。
見た目も大きさも鮎っぽい。
「師匠! すごい、本当に魚がとれたよ!」
「当然じゃ。妾は地圏の大魔女じゃからな」
いやもう、自信満々すぎる。でも、今回は本当にやる時はやる師匠だった。
箱を持ち上げると魚と水が入る前と重さが全く変わらない。
六歳児の私でも軽々持ち上げることができた。
これで、お魚食べられるわよね。
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