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セルリックはボクの両足を肩にかけ、股間が密着する体制にする。ゆっくりと僕の体を折り曲げ、竿と竿が密着する形となる。
(何!?何する気なの!?)
ボクは恐怖を感じながらもその光景に目を離せなかった。
身構えているとセルリックの腰はゆっくりと動き、明らかに僕のものよりも二周り以上大きなそれで僕の陰茎を擦る。
「っん…………!」
唐突な膨張した恥部への摩擦の刺激により、僕は思わず声を上げる。そしてそれを開始の合図と言わんばかりにセルリックは腰を動かし続ける。
「あンっ……やめっ!あっ…………!だめっ……!」
今まで感じたことの無い刺激にボクは戸惑いながらも覆いかぶさってきたセルリックの胸を押し返し、突き飛ばそうとする。しかし、上手く力が入らないせいか、はたまたセルリックのガタイがいいせいか全くビクともしない。
「んぅ……はっ……やだ………!」
「嫌だぁ?こんなに良い声出しといていやはないよなぁ?」
セルリックはニヤニヤ笑いながらより腰を振るスピードをあげていく。
「んっ……ちがっ!………こんな………あっあっ……」
この変な声を我慢したいがどうしても擦られる度に喉からせり上がってきてしまう。
「気持ち良いんだろ?素直になれ」
「気持ち……良くないっ……はっ……わかんなっ……」
この頭まで痺れるようなビリビリする感覚が「気持ちいい」なのかと認識した途端、下腹部の熱さが増していくのを感じる。なんだかまずい気がする。
危機感を感じてボクがより一層抵抗を見せるとセルリックは自分のものとボクのを鷲掴みして強く扱く。手で包まれることによって裏筋がより密着し、先程よりも刺激が増す。
「ひぁっ……だめっ!そんなされたらっ……!」
「イくか?」
「いやっ……!い、イきたくない……!」
「っは……強がってる顔も堪んねぇな。無理するなよ、俺もそろそろ……」
腰の動きが早まり、セルリックの息も上がっていく。
「あっあっ!やだっ!止めて……!お願いダメだって……!やっあぁあ────っ」
「……っ」
射精した瞬間僕の目の前がホワイトアウトする。
腹の上が熱いのは精子が2人分かかったからだと気づく頃には僕は意識を手放していた。
(何!?何する気なの!?)
ボクは恐怖を感じながらもその光景に目を離せなかった。
身構えているとセルリックの腰はゆっくりと動き、明らかに僕のものよりも二周り以上大きなそれで僕の陰茎を擦る。
「っん…………!」
唐突な膨張した恥部への摩擦の刺激により、僕は思わず声を上げる。そしてそれを開始の合図と言わんばかりにセルリックは腰を動かし続ける。
「あンっ……やめっ!あっ…………!だめっ……!」
今まで感じたことの無い刺激にボクは戸惑いながらも覆いかぶさってきたセルリックの胸を押し返し、突き飛ばそうとする。しかし、上手く力が入らないせいか、はたまたセルリックのガタイがいいせいか全くビクともしない。
「んぅ……はっ……やだ………!」
「嫌だぁ?こんなに良い声出しといていやはないよなぁ?」
セルリックはニヤニヤ笑いながらより腰を振るスピードをあげていく。
「んっ……ちがっ!………こんな………あっあっ……」
この変な声を我慢したいがどうしても擦られる度に喉からせり上がってきてしまう。
「気持ち良いんだろ?素直になれ」
「気持ち……良くないっ……はっ……わかんなっ……」
この頭まで痺れるようなビリビリする感覚が「気持ちいい」なのかと認識した途端、下腹部の熱さが増していくのを感じる。なんだかまずい気がする。
危機感を感じてボクがより一層抵抗を見せるとセルリックは自分のものとボクのを鷲掴みして強く扱く。手で包まれることによって裏筋がより密着し、先程よりも刺激が増す。
「ひぁっ……だめっ!そんなされたらっ……!」
「イくか?」
「いやっ……!い、イきたくない……!」
「っは……強がってる顔も堪んねぇな。無理するなよ、俺もそろそろ……」
腰の動きが早まり、セルリックの息も上がっていく。
「あっあっ!やだっ!止めて……!お願いダメだって……!やっあぁあ────っ」
「……っ」
射精した瞬間僕の目の前がホワイトアウトする。
腹の上が熱いのは精子が2人分かかったからだと気づく頃には僕は意識を手放していた。
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