石田三成だけど現代社会ふざけんな

 関ヶ原の戦いで徳川家康に敗れた石田三成。
 京都六条河原にて処刑された次の瞬間、彼は21世紀の日本に住む若い夫婦の子供になっていた。
 しかし、三成の第二の人生は波乱の幕開けである。
「是非に及ばず」
 転生して現代に生まれ出でた瞬間に、混乱極まって信長公の決め台詞をついつい口走ってしまった三成。
 結果、母親や助産師など分娩室にいた全員が悲鳴を上げ、挙句は世間すらも騒がせることとなった。

 そして、そんな事件から早5年――
 石田三成こと『石家光成』も無事に幼稚園児となっていた。

 右を見ても左を見ても、摩訶不思議なからくり道具がひしめく現代。
 それらに心ときめかせながら、また、現世における新しい家族や幼稚園で知り合った幼い友人らと親交を深めながら、光成は現代社会を必死に生きる。

 しかし、戦国の世とは違う現代の風習や人間関係の軋轢も甘くはない。
 現代社会における光成の平和な生活は次第に脅かされ、幼稚園の仲間も苦しい状況へと追い込まれる。
 大切な仲間を助けるため、そして大切な仲間との平和な生活を守るため。
 光成は戦国の世の忌むべき力と共に、闘うことを決意した。
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