カリモノノセカイ 第4章

これは、『神』と『人間』の終わらぬ闘い。

終わらせんと今1人の少年が立つ。

死しても尚生きている世界。


→→→→→

とある特撮番組で、
地下深くから今の建物かのように
発展した街が出てきたという。
それは、大昔、はるか昔に
僕ら人類、
それ以上に前の生物が生まれる前に、
同じようにこの星で
過ごしていたのでは無いかと言う
深く、摩訶不思議な発見だった__。

そしてそれは、考えようによっては
僕らの"未来"を示している事にもなっている。

と、もうひとつ

『宇宙』はいくつあると思う?
『世界』はいくつあると思う?

世にいう『異世界』というものだ。

地球という星、
水金地火木土天海、の銀河系
そこに広がる宇宙、
宇宙はひとつの塊として、
その果てには縁(終わり)がある。

一説によると、

その外には『無』という空間がある。
底には泡立つような物体が。
その泡から浮き出た
いくつものシャボン玉の様なものの中に
『宇宙』があると言われている。

その『ひとつの塊』はいくつかあるとして
そのうちのひとつが今僕らのいる『世界』だとすると、
他の塊の中にも、今僕らがいるような『世界』があると
考えられはしないだろうか?

そうそれが『異世界』だとしよう。


あることは証明できても
無いということは証明が難しい。

ならばいっそ信じた方が面白いだろう?

だから僕は信じるよ。


パラレルワールドも異世界も
未来も過去も、全部を受け入れよう。


*・*・*・*

身体を、モノを大切に出来るようになる
言葉を教えてやろう。
「全てのモノは借りている」
この世界も、この身体もこの気持ちも家族も友達も
何もかも、全て何かに『借りている』と思うことにしよう。

悪いことをすれば必ず返ってくる。
その逆もまた然り。

つまりは日々の行いの重なりだよ。

全部違うようで繋がっている。


だからいつ何が起きようと
それは運命だと、全てを受け入れるよ。

*・*・*・

そんなふうに、いつもいつも
頭の中で自問自答してはを繰り返している。
何を解いても結局答えは変わらない。


僕はただの人間だ。
戦争がどうの温暖化がどうの、
世界がどうの言っても何か出来る訳でもない。

まぁそういう人間が何人もいるから
世界は動かない。とも言えるけどね。


ぼーっとしている間に。


そろそろ出かける時間だ。
家を出よう


-家を出た矢先
--「危ないです!」
---その言葉を最期。


----
その日、白霧朱奏は
この世界から消えた。
----


全ての世界において、
要らないものなんて存在しない。
全てのモノは何かにとって大切なもので
必要だから生まれてきたんだ。

だからこれも、否定はしないでおこう。


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第1話2021年1月公開予定。
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