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愚者はすべてを曝け出す
しおりを挟む兵士達の手によって衣服を剥ぎ取られ、むき出しになった肌をさらけ出し、もみくちゃにされる陛下。
「陛下!」
「陛下ああ!」
「あ、あっぶう!?」
「へいかああ!」
「あお゙!」
もはや陛下の姿は兵士達によって覆われてしまい、両足しか見えない。
その足を開き、腰を穿つ兵士の下半身の動きとあわせて、陛下が獣のような喘ぎ声で泣き叫ぶ。
どぢゅっ! ごちゅっ! ごっごっごっごっ!
ばぢゅんっ! ばぢゅっ! ばぢゅっ!
「あひゃっ……ひひゃあああっ……♡」
王の間は、王が複数の兵士に襲われ、犯される卑猥な音でいっぱいになった。
私はシザーの立てた計画の実行の為に準備にとりかかる。
数日後。
城の前に集まった民衆に対して、陛下がある宣言を言い放つ。
「我がイレシアは、隣国ジャベイルへの侵攻を決意した! ここにいるオークの首領シザーと、騎士団長アレクセイの契りが、私に決断をさせた!」
私は陛下の隣にシザーと共に並んで、民へとまっすぐに瞳を向ける。
ざわめく民達へ、陛下がさらに言葉を続けた。
「私は、ジャベイルの王、セレドニオに裏切られた! 我が愚行の償いの為にも、なんとしてでも我が国を繁栄させたいのだ!」
シザーが私に目で合図をする。
私は民に向かって声を張り上げた。
「民の安全は保証する! 我が騎士団とオークの軍団の力を持ってすれば、たやすく勝利を奪いとれるだろう!」
高らかに叫ぶ私の腰に、シザーの太い腕が回された。
私は覚悟の上で自らシザーに身を寄せてさらに叫ぶ。
「これから私とこのオークの首領シザーが、どれほどの深い絆で結ばれているのかを証明してみせよう!」
そうだ。
民の前で、私とシザーの繋がる姿を、私が身も心もシザーの物であると見せつける。
そうする事で、この国は、オークの力なくして安泰は約束できぬと印象づけるのだ。
私は乱暴にズボンを脱ぎ捨てた。
民の悲鳴が聞こえたが無視する。
シザーにかかえられて、私は民に正面を向けて開脚した体勢となる。
――私の性器も秘部も丸見えの状態だ。
シザーが嗤いながら皆に告げる。
「さあ、この麗しい騎士団長殿が、俺の物であるとしかと見届けるがいい!!」
どこからともなく聞こえる罵声や私を呼ぶ声はもう聞こえない。
いきなり極太の肉棒を突っ込まれても受け入れる事ができるように、尻孔はこの場に立つ前によく解しておいた。
ごりゅごりゅ♡
尻の入り口を意地悪くぐりぐり擦られて、たまらず甘えた声でおねだりする。
「あぅん♡ はやくうイれてえ♡」
「よしよしいい子だ」
ドズンッ!!
「ぷげ♡」
どずッ♡ どずッ♡ どぢゅどぢゅっ♡ ブぢゅんっ♡
「えへっ♡ おへっ♡ ぐへっ♡ ぎへええっ♡」
愛しい肉棒が私の腸壁を、感じる場所を擦りあげられ、腹までどつかれる♡
その勢いで四肢ががくがく揺れて視界がぶれまくっている♡
ぶるんぶるん私のペニスが、滑稽に激しく揺れているのが滲む視界に時々映り込んだ。
「き、騎士団長があ!」
「アレクセイさまあ!!」
「聖騎士さまああ!!」
「がはははっ! どうだ民衆共!! これは俺のオスだ!! かわいいだろう!!」
民の反応に満足そうに嗤って、シザーが強靱な腰使いで私をどんどん追い詰めていく。
ああ~♡ ぎもぢいいい~♡
「わた、わだじはああっシザーのためえ、くにのためえ、この身をささげりゅうう♡」
本当はシザーの為だけの身体だが、今は民をなっとくさせなければならない。
ぐぢゅっ♡ ぶぢゅっ♡ ぶぼおっ♡
「はひいいいっ♡ シザーのおおお♡ オークのおおちんぽぎもぢいいいんっ♡」
「さあ! イけッ! 豚騎士いいい!!」
「あ゙!」
わかる! 奥でシザーのぶっといちんぽがふくらんでえ雁首がああひろがってりゅうう♡
だ、しゃ、れりゅううう♡
ぼびゅっ!! ぶびっ!! どぷぷっ!!
「おおおお~♡ ぶほおお~♡ けつまんここわれりゅうう~♡ イく!! いっひゃあああっ♡」
どぴゅうううっっ♡ びゅるるるうっ♡
びくびく跳ねてびゅっびゅ濃いザーメンをとばしちゃったああ♡
「ひ!」
近くにいた民衆の男にひっかけてしまい、わたしは「しゅ、しゅまない」とひとこと謝る。
すると、男は何やらぶるぶる震えだして大声を張り上げた。
「こんなの納得できるかああ!! な、納得させたきゃ俺達にもヤらせろおお!!」
「そ、そうだ!!」
「この淫乱騎士が!!」
たくさんの男達が飛び出してきて、私に群がってくる。
「これは俺の物だ!!」
「ひい!」
シザーが大声を浴びせて一旦引かせた。
「――だが、アレクセイ? おまえは慈悲深い聖騎士だ……その肉体、奴らに食わせてやりたいだろう?」
「ふ、ふへ? ひゃう」
私は悟る。
ああ、シザーは私が彼らにまわされているサマがみたいのだと。
だから承諾する。
「だが、さすがにアレクセイ一人ではきついだろう。お前達、私には興味あるか?」
陛下が一歩進み出ると男達に視線を送る。
本当は自分がヤられたいだけだろう。
四十路になる男なのに、妙な色香が民衆の男達を発情させた。
もとより、陛下は一部の男達からは欲情されていた事は知っている。
「い、いいんですか?」
「ああ。私はすでに兵士共に足を開いているからな」
「……はは」
民衆の男の一人に陛下が答える。
それが引き金となり、私と陛下は、民衆の男達に好き勝手にその身をむさぼられることとなった。
卑猥な水音は、私が口の中でペニスをしゃぶる音なのか、陛下がしゃぶる音なのか区別がつかない。
無数に差し出される肉棒をひっつかみ手でもこすりあげて奉仕する。
民衆の男達の体躯も年齢も様々だったが、力仕事をしている者が多いらしく、筋肉質な肉体を持っていた。
陛下も突き出される太い複数のちんぽを口に含み、両手でしごいている。
次々吐き出されてひっかけられる、ザーメンのニオイと味にうっとりと身悶えていた。
せっかくの美麗な衣装が汚れてもったいない。
「聖騎士しゃまあああ!!」
「へ、陛下アア!!」
「た、たまらん!!」
私と陛下を犯す男達は、獣のような声をあげて荒い息を吐き出し、欲望のままに腰を振り乱す。
尻の中の感じる場所をいろんな男に擦りあげられ、突き上げられる私と陛下はされるがまま身を委ね、ぐちゃぐちゃに彼らと交わって腹が満たされるまでたっぷりと種付けされた。
日が傾くまで快楽を貪り、私はシザーに、陛下は兵士達によって城の中へと戻された。
「アレクセイ……」
「んふ、しざあ?」
力強い抱擁に私は恍惚として、シザーを見つめた。
その口元は歪んで不穏さを感じる。
「お前を試してやる」
「ふ?」
すううっと腹が冷たくなった。
その瞬間、脳内の靄のようなものが晴れた感覚がする。
「え」
私はまだ裸のままであり、腹も丸見えだ。
刻まれた筈の淫紋が消えていた。
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