派遣監督官 六曜 麗の監督日記

 現代。
 日本経済は未曽有の危機を迎えていた。
 ハイパーインフレ、世界的な資源燃料問題、隣国との国境問題など‥‥‥。
 様々な要因を抱える中、国内最大級の危機。
 それはー‥‥‥労働人口の減少化、だった。
 老齢人口が増えるにつれて、若年層の労働人口はあきらかに減りつつあるのだ。
 この危機を脱するために政府が考えた施策は二つ。
 一つは移民を大量に受け入れて、低賃金で雇用すること。
 もう一つは‥‥‥かつて、その業務に従事する者は200万人を越えると言われていた一大産業。
 日雇い派遣法の再開である。
 これは公を奏した。
 それはなぜか。
 現代は派遣開始から歴史上、未曽有の売り手市場。
 どこの企業に営業に行っても、新規契約がわんさかと取れる。そんな、バブル絶頂期なのだ。
 そして、労働基準法と派遣法に抵触しないように管理する新たな人材制度が開始された。
 それが、派遣監督官である。
 これは、若くして派遣監督官に任命された、とある新卒女子大生の物語。

 小説家になろう様でも別作者名義で掲載させていただいております。

 
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