箱庭の少女と永遠の夜

 夜だけが、その少女の世界の全てだった。
 その少女は、日が沈み空が紺碧に染まっていく頃に目を覚ます。孤独な少女はその箱庭で、草花や星月を愛で暮らしていた。歌い、祈りを捧げながら。しかし夜を愛した少女は、夜には愛されていなかった……。
 すべての孤独な夜に贈る、一人の少女と夜のおはなし。

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