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後編
『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー㉚:告解、あるいは最終章に向けての総集編(序盤)』
しおりを挟む30:告解、あるいは最終章に向けての総集編・序盤 (木曜日 13:10)
その主婦にとって、今日の出来事を話す、と言う、「俺」の言うところの「復習・おさらい」は願ったりかなったりのことだった。
恥ずかしい一日で、こんな体験は初めてで、そして、その羞恥が「悪いこと」ではないとは知った。
恥部を、文字通りの物理行動で、そして、言葉通りの心理言動で、他人にはしたなくもさらす素晴らしさを知った。
それを与えてくれた相手(あなた=「俺」)には感謝し、もっともっと快楽を、人知れず、家族の見知らぬところで吸収していく決意が出来ていた。
もっともっと、ずっとずっと……。
……だが、ささやかなるプライド、と言えばいいのか、見栄とでもいうべきものがあった。
翻弄された性行為であったが、人妻はそれを「自分が全て分かって、理解して、してもらっている、行なっている」と言う<上書き>をしたかった。
それはどういうことかと言うと、例えば、脱ぎかけのシャツで顔が隠れていた時、リカは大きくイカされた、「俺」が自分(リカ)の顔を見れないことをいいことに、クールなリカだが、魔が差して、「世にもだらしない快楽に耽った表情」をした、しかし、その時ふいに「俺」は、そのシャツのベールを取り去った、そこには、あり得ない惚け方をした美麗主婦の崩れた表情があった、「俺」に見られた、恥辱中の恥辱である。
主婦・田中梨華はそのような、さすがに、あまりにも制御できない羞恥心の思い出を、今日の復習を語る中で<改変>したいと思ったのだ。
あれらは、私、分かっていてやったのよ、自分を解放することが快楽につながることを知っていたから、あれらはわざとにしていたのよ、としたいのだった。
それが、二児を持つ母親の強靭さと矜持であった……。
二人の時はM字開脚、が、二人の間の決まり事。
このラブホテルの一室には、ラブホテルには珍しい、高級ホテルに一対あるような、一人用のひじ掛け付きソファがある。
今、リカはブラだけ残して、そこに座らせられていた。
ブラだけしていることに「俺」は当然ながら疑問を持ったが、ループ前に、何らかの理由があるのだろう、と思い何も言わない。
主婦の上半身はゆったりとソファにもたれている、下半身は、両の脚をそれぞれ左右のひじ掛けに乗せられ、つまり、M字開脚に開かれている。
やや、下半身は不安定でもある。
「俺」は、主婦の意見を聞き(「まったりと感じたいから、テープで固定してください」)、やはりそれぞれの脚を養生テープで巻き、ソファのそれぞれの後ろ脚と結び付けた。
テープの上から結束バンド(インシュロック)で完全に固定した。
キチキチに固縛した。
過剰だが、そのほうが、絶対に興奮につながる。
囚われの絶対服従の美麗人妻……。
また、そのほうが、人妻の不安定な両脚が固定され、リカ自身も楽になる。
その、可憐な主婦のM字の前には、「俺」が床に跪いていた。
「俺」が全裸で床に膝立ちし、男性器をこれ以上なく勃起させている横には、タオルの上に大人のおもちゃが並べられている。
主婦の告白が終わったら、激しく虐めるつもりだった。
今は、レア肉が真っ赤に潤うリカマンコをミディアムレアに舐め責めるつもりだ。
責められる人妻が女王然としてソファに座し、責める側の「俺」が傅(かしず)いている。
性奴隷人妻に、強いる側が使役される。
この、メス奴隷に対しての、男のひたすらな兵隊蟻的行動。
これこそ、男女関係の本質、プラスマイナスゼロ的な平等関係だろう。
どちらも相手の「愛の奴隷」なのである……、おかしな、おかしくない関係。
室内灯の照り返しを受けて、その濡れた女性器は妖艶に光を放っていた。
前ループの俺は、どんな「性教育」を施したのか、「俺」は、別の「俺」に感心していた。
つい数10分前までは、シンプルながらも清潔感のある上品な衣服に包まれ、穏やかな視線で、鼻をツンとさせていた美しい主婦である。
それが今は、潤んだ瞳と潤んだマンコで、本来は女体の一番奥まった箇所にあるオマンコを、限界まで殿方の眼前に突き出しているのである。
召しませ、オマンコ! とばかりに……ッ!
絹のようにきめ細かいマン肉は、鮮明な多種の赤色のグラデーションをかましつつ、熟し、食べごろだった。
包皮に包まれたクリトリスは小さめで、でもギンギンに勃起し南天の実のようにテカっていた。
むさぼりしゃぶり尽くしたいと思った。
マンコから気化する臭気が辺りに立ち込めている。
美味しい人妻臭……、早く舐めたいし、すぐに舐める!
おそらく時間間隔が著しくおかしくなっている田中梨華だが、今は、それについて考えることを完全に放棄していた。
もう、「俺」さん任せ、だった。
俺は、片方の太ももから舌を這わせ始める。
女の汚い場所に、男が顔面を埋める……、これも、「男女関係の本質、プラスマイナスゼロ的な平等関係」の、一つのカタチだ。
舌に伝わる陶器のような滑らかな感触と、わずかな汗の塩味がたまらない。
「ああ、これこれ、これきた! たまンない、これが最高! ……好きこれ」
と、リカは、女王然とした満足げな恍惚表情を浮かべ、心地良さの中で、そして、「今日のエッチ報告」を語り始めるのだった……。
・・・・・・。
私、自分のお腹に妊娠線が残っていて、それが、昔の美しい自分の身体に比べ非常にコンプレックスだった。
それを指摘されて、それが何ら気にする必要のないことだとあなたに教えられた。
不倫においての肉体関係への障壁は、その妊娠線が理由じゃなかったけど、心の中にわだかまっていたその引っ掛かりを言い当てられたショックは、あなたからの求めに、つい応じてしまった理由でもあるわ。
あなたは、なんか、超能力者みたいなところがある。
私、後からあなたに、レストランのトイレで、携帯用ビデであそこを綺麗にしていたことを、「身体の関係になることを期待していたんだろう」と言われたけど、そんなことはなくて、なんて言うか、そんな予想はしてなくて、でも、いつも携帯ビデであそこを綺麗にしているわけでもなく……、いきなり困っちゃうんだけど、数パーセントは期待していたのかも。
……そう言うと、主婦はドロリと愛液を滴らせた。
まっさらの紅色の肉の中から不意に液体が溶け出す驚き……。
ホテルの部屋に入ると、すぐにあなたにキスされました。
はじめはチュッと軽く、続いてディープキッス!
あなた、初めのチュッで挨拶をすましたと思ったのか、二回目のキスから激しくて、私、あなたの舌が入ってきたのが嬉しかった。
長いキスをした。
後からあなたは「唾液交換」って言葉を使ったよね、なんかふしだらで興奮した。
あなた、最初っからハイテンションで、すぐに私の下半身の服をはぎ取った。
私、私の趣味の下着を見られたのは、あなたが初めてかも。
うん、誠二さん(旦那)も知らないわよ、この趣味は?
私、ささやかだけど、昔からゴスロリファッションに憧れていて、誠二さんとの時は、普通の下着だけど、こうしてお出かけの時には、衣服の下には大好きなゴスロリファッションを着てるの。
そうか、ピンクにフリルの黒い縁取りのレースの下着は、
乙女チックなロリと言うよりは、ゴスロリの方だったのかぁ……。
だから、あなたがこうして、ブラをつけたままで可愛がってくれるのは、私、自分の好きな格好で愛されて嬉しいの。
えっ? パンツは脱がされてる?
それはいーの! パンツ脱がなきゃ、オチンチン、受け入れられないじゃない、クンニもしてもらえない……。
あなたの責めは素早い、息子のやっていたポケモンの技で言うと電光石火ッ、すぐに、私は、ウズラのタマゴみたいなおもちゃ(ローター)を三個もアソコに入れられ、振動(バイブ)をONされた。
もう、この辺、あまりにもの、あなたの素早い責めで、私、何が何やら、あそこの奥やらクリトリスを責められ続け、もう、何がなにやら。
変な、エッチなんだか訳わかんない呪文みたいな話も「パーマン」とかブツブツ言ってるし、私、なんか「俺」さんのエッチワールドに誘われている感じ。
おお、「俺」はパーマンたちの直列飛行の話なんかをしたわけね……。
今は、こうして、あなたに拘束されているけど、あの時の私は、逃げようと思えば逃げられたけど、下半身裸で壁にもたれて、腰を突き出していた、私自身も能動的にエッチワールドに加担していて、その事実が恥ずかしくて興奮したの。
そんな途中でも、腕の傷を舐めてくれたのは、現実での優しさを感じ、なんか嬉しかったよ。
で、イッた。
久しぶりにイッた、涙が出る程 感動しちゃった。
でも、浸っている暇なくて、あなたの責めは絶え間なく、また、私を苛める言葉も連発する。
「メス犬」とか「旦那」と言い、誠二さんを思い出させたりとか、「アへ顔」とか「愛液が涎みたいだよ」とか、私を刺激した。
私も、心を解放したほうが、興奮するのが分かった気がするし、あなたが「感じたままを言葉にしなよ」と言うので、「喉奥まで突きあがる」とか「死んじゃうよぉ!」とか叫んでた。
いつもの私からは考えられない声量で叫ぶと、不思議、快感が増すことに気づいた。
あなたって、私が立ってイッてる姿を「Niziuの縄跳びダンス」みたいとかさ、なんか、例えがエッチと遠く離れている表現をする、それが、なんとも、現実の中での自分の非現実的な行為を認識させられて、凄く興奮する……。
それから、あなた、私への所有欲が隠せないよね。
最初っから、私に「リカはあなたのモノです」と強制してる。
私、これだけ愛されれば、もう、あなたのモノと思ってるけど、最初は、分からなかったよ。
そこは、あなたの先走りだと思うよ、かなり疑問に思った。
でもさ、あなたが、当初から、そこまで私を得たいと、今思うと分かって、リカ、嬉しい!
そう言うと、語りのテンションと女性器が、この数時間で直結している人妻は、ブシュッと潮を吹いた。
そこに羞恥はなく、それを顔に引っかけられた「俺」が喜んでいるのも分かっていた。
もちろん、「俺」は、第3ループ世界の「俺」なんで、嬉しくも、かなり戸惑っていた……。
(奥さんの告白は始まったばかり……続く)
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