夢の終わりは、いつも残酷

友人達と夏を満喫する為、近隣の川へ遊びに行った護(まもる)。

しかし、川で溺れてしまっていた少女を救出した後、自らも川へと転落してしまう。
周囲の人間に助けられ、一命は取り留めたものの、体がいうことを利かず、しばらくは寝たきりの入院生活を強いられることとなってしまった。

普通の生活を送ることができず、お見舞いに訪れた人々が去ったあとに不安を抱える護だったが、夜中の病室に一人の少女がお見舞いに来てくれた。

少女の名前は、姫愛(ひめ)。

川で溺れていた少女だった。

同じく病院で入院している、という彼女は護に感謝を述べ、毎日様子を見に来てくれた。
彼女の明るい性格に励まされ、自分のやったことが間違いではなかった、と護は徐々にその表情に明るさを取り戻していく。

しかし、退院が迫る中、護は姫愛について悲しい現実を知ることになる――。
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