想い想われすれ違い

 第一王子と公爵令嬢は、さかのぼれば血縁関係もある幼馴染であり、同時に家が決めた政略結婚の婚約者同士である。
 互いにひとめぼれながら、その思いを告げられないまま十年以上の月日が流れ、初恋を拗らせた二人は「どうせ相手は自分のことを政略結婚の相手としかみてない」と自己完結している。
 そんな彼らの間に、伯爵家の庶子の双子が割り込んできてかき回していく。
 両想いなのになかなかうまくいかない二人は果たしてお互いの気持ちを確認しあい、結ばれることができるのか。
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