風のフルーティスト

「私は音に恋をした」

 音から始まる恋物語——
 音楽を通じて人と触れ合い、辛いことに直面しながらも乗り越えていく、歳の差恋愛物語。

 母親に三十三歳にもなって結婚はまだかと焦らされる、独身の眞野しほり(まのしほり)はど会社員で、アマチュアのフルート奏者。
 友人の日野和夏希(ひのわなつき)と、ある高校の音楽室で練習をする。伴奏者として夏希はピアノを演奏し、二人だけの演奏会に向けて準備をしていた。
 初めての満員の演奏会。絶対に手を抜けられない。

 しほりは練習を終え、アパートに帰るある日の夜、後ろの気配に気づく。
 まるでストーカーのように付いてくる足音に不安を感じて、走りだした時、高校生の福岡湊(ふくおかそう)に話しかけられた。
 その制服は演奏会の練習で音楽室を使わせてもらっている高校のものだった。


画像提供:猫芭あすと様


(改稿記録)
2021.01.05 第四章3-1
2020.12.12 第一章4-1

2021.01.16 誤字修正
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