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カフェでの最悪な出会いから二日後。
メランジュ公爵家に、王家の紋章が入った一通の書状が届けられた。
「お父様、いかがでしたか?」
書斎で手紙を読んでいた父に、ラテが尋ねる。
父、オルレアン公爵は、鷹のような鋭い目つきで書状に目を通していたが、やがてニヤリと口の端を吊り上げた。
「来たぞ、ラテ。王家からの召喚状だ。『婚約破棄に伴う慰謝料の件で、話し合いの場を設けたい』だとよ」
「まあ、思ったより早かったですわね」
「うむ。よほど、お前が要求した鉱山と薬草園の権利が堪えたと見える。よし、ふんだくってやるぞ!」
意気軒昂に拳を握る父に、ラテは冷静に頷く。
「交渉材料は、全て揃えてありますわ。お父様、わたくしもご一緒させていただきます」
「当然だ。この交渉の主役は、お前だからな」
父と娘は、まるで戦場へ向かう将軍のように、不敵な笑みを交わし合った。
荘厳な王宮の一室。
重厚なマホガニーのテーブルを挟み、メランジュ公爵親子は、苦虫を噛み潰したような顔のエスプレッソ王子、そして、国王陛下の代理として交渉の場に立つ宰相と向き合っていた。
「この度のエスプレッソの愚行、王家として誠に遺憾に思う」
宰相が、神妙な面持ちで口火を切る。
「宰相閣下。遺憾の意だけで、我がメランジュ家の、そして我が娘ラテの名誉が回復するとお思いかな?」
父が、低い声で応じる。
部屋の空気は、張り詰めた弦のように緊張していた。
「無論、そうは思っておらん。つきましては、相応の慰謝料をお支払いする用意がある。公爵家が満足いく額を提示していただければ……」
「金額の問題ではございませんわ」
それまで黙っていたラテが、はっきりと口を開いた。
「わたくしが王太子妃教育のために費やした時間と労力。そして、公衆の面前で受けた屈辱。これらは、金銭で購えるものではございません」
ラテが、事前に用意した要求書をテーブルの上へ滑らせる。
それを見た宰相の眉間の皺が、さらに深くなった。
「しかし、薬草園と鉱山の権利譲渡は、あまりにも法外な要求だ。到底、受け入れられん」
交渉が平行線を辿ろうとした、その時だった。
コンコン、と控えめなノックの後、重厚な扉が静かに開いた。
「失礼いたします。本日の交渉の護衛と記録のため、同席せよとの勅命を受けました」
入ってきたのは、一人の騎士だった。
寸分の隙もなく磨き上げられた漆黒の鎧。背筋はどこまでもまっすぐに伸び、その立ち姿は威厳に満ちている。
そして、その顔を見た瞬間、ラテは息を呑んだ。
(あ……!)
あの男だ。
カフェで、わたくしから最後の一個のチーズケーキを奪い去った、無礼千万な鉄仮面……!
ラテは、思わず「あなた!」と叫びそうになるのを、必死でこらえた。
男の方も、ラテの存在に気づいたのだろう。鉄の仮面のような無表情が、ほんのわずかに揺らぎ、黒曜石の瞳が僅かに見開かれた。
しかし、それも一瞬のこと。すぐに彼は完璧な無表情に戻り、宰相の隣へと進み出た。
宰相が、軽く咳払いをして紹介する。
「紹介しよう。我が国の王宮騎士団を率いる、アフォガート・フォン・シュヴァルツ騎士団長である」
(き、騎士団長ですって!?)
ラテは、内心の衝撃で眩暈がしそうだった。
あのケーキ泥棒が、まさか国中の騎士の頂点に立つ人物だったなんて。
「シュヴァルツ騎士団長か。噂は聞いている。史上最年少で団長に就任した、稀代の天才だと」
父が、興味深そうに目を細める。
アフォガートは、そんな父の視線にも臆することなく、無言で一礼した。
その視線は、一度もラテの方を向かない。
(なんなの、この男……わたくしに気づいていないふりをしているのかしら?)
ラテがアフォガートを睨みつけていると、交渉が再開された。
「……というわけで、その要求はあまりにも……」
「宰相閣下」
それまで沈黙を守っていたアフォガートが、静かに口を開いた。
「僭越ながら、一言よろしいでしょうか」
「うむ、何だね、騎士団長」
「メランジュ公爵令嬢の要求は、一見すれば法外なものに聞こえます。しかし……」
アフォガートは、一度言葉を切ると、テーブルの上の要求書に目を落とした。
「要求されている北方の薬草園は、近年管理が行き届かず、薬草の質が落ちていると報告を受けております。また、南方の宝石鉱山も、古い採掘方法のままで、産出量が落ち込んでいるのが現状です」
その言葉に、宰相とエスプレッソ王子は顔を見合わせる。
「もし、商業に明るいメランジュ公爵家がこれらの権利を持つことになれば、新たな技術や販路が導入され、結果として国庫に入る税収は、今よりも増える可能性が考えられます」
淡々と、事実だけを述べるアフォガート。
その分析は、どこまでも冷静で、的確だった。
「む……」
宰相が言葉に詰まる。
アフォガートの意見は、明らかにラテたちに利する内容だったからだ。
(な、なんですの、この男は……。敵なの? 味方なの?)
ラテは、アフォガートの真意が読めず、完全に混乱していた。
先日、あれほど無礼な態度をとった男が、なぜ自分を助けるような発言をするのか。
アフォガートの予期せぬ介入により、その日の交渉は「一旦持ち帰り、再検討する」という形で終わった。
部屋を出る際、ラテはアフォガートと一瞬だけ視線が交わった。
彼は、何も言わず、ただ機械のように一礼するだけ。その鉄仮面の奥の瞳は、何を考えているのか全く読めなかった。
「あの騎士団長、面白い男だな」
帰りの馬車で父が呟く。
「……ええ、本当に」
ラテは、窓の外を眺めながら、先ほどの騎士団長の姿を思い出していた。
(あの男、絶対に何か企んでいるに違いないわ。そうでなければ、あの日のケーキの恨みは……!)
ラテ・メランジュの新たな人生は、どうやら一筋縄ではいかないらしい。
謎の騎士団長との奇妙な因縁は、まだ始まったばかりだった。
メランジュ公爵家に、王家の紋章が入った一通の書状が届けられた。
「お父様、いかがでしたか?」
書斎で手紙を読んでいた父に、ラテが尋ねる。
父、オルレアン公爵は、鷹のような鋭い目つきで書状に目を通していたが、やがてニヤリと口の端を吊り上げた。
「来たぞ、ラテ。王家からの召喚状だ。『婚約破棄に伴う慰謝料の件で、話し合いの場を設けたい』だとよ」
「まあ、思ったより早かったですわね」
「うむ。よほど、お前が要求した鉱山と薬草園の権利が堪えたと見える。よし、ふんだくってやるぞ!」
意気軒昂に拳を握る父に、ラテは冷静に頷く。
「交渉材料は、全て揃えてありますわ。お父様、わたくしもご一緒させていただきます」
「当然だ。この交渉の主役は、お前だからな」
父と娘は、まるで戦場へ向かう将軍のように、不敵な笑みを交わし合った。
荘厳な王宮の一室。
重厚なマホガニーのテーブルを挟み、メランジュ公爵親子は、苦虫を噛み潰したような顔のエスプレッソ王子、そして、国王陛下の代理として交渉の場に立つ宰相と向き合っていた。
「この度のエスプレッソの愚行、王家として誠に遺憾に思う」
宰相が、神妙な面持ちで口火を切る。
「宰相閣下。遺憾の意だけで、我がメランジュ家の、そして我が娘ラテの名誉が回復するとお思いかな?」
父が、低い声で応じる。
部屋の空気は、張り詰めた弦のように緊張していた。
「無論、そうは思っておらん。つきましては、相応の慰謝料をお支払いする用意がある。公爵家が満足いく額を提示していただければ……」
「金額の問題ではございませんわ」
それまで黙っていたラテが、はっきりと口を開いた。
「わたくしが王太子妃教育のために費やした時間と労力。そして、公衆の面前で受けた屈辱。これらは、金銭で購えるものではございません」
ラテが、事前に用意した要求書をテーブルの上へ滑らせる。
それを見た宰相の眉間の皺が、さらに深くなった。
「しかし、薬草園と鉱山の権利譲渡は、あまりにも法外な要求だ。到底、受け入れられん」
交渉が平行線を辿ろうとした、その時だった。
コンコン、と控えめなノックの後、重厚な扉が静かに開いた。
「失礼いたします。本日の交渉の護衛と記録のため、同席せよとの勅命を受けました」
入ってきたのは、一人の騎士だった。
寸分の隙もなく磨き上げられた漆黒の鎧。背筋はどこまでもまっすぐに伸び、その立ち姿は威厳に満ちている。
そして、その顔を見た瞬間、ラテは息を呑んだ。
(あ……!)
あの男だ。
カフェで、わたくしから最後の一個のチーズケーキを奪い去った、無礼千万な鉄仮面……!
ラテは、思わず「あなた!」と叫びそうになるのを、必死でこらえた。
男の方も、ラテの存在に気づいたのだろう。鉄の仮面のような無表情が、ほんのわずかに揺らぎ、黒曜石の瞳が僅かに見開かれた。
しかし、それも一瞬のこと。すぐに彼は完璧な無表情に戻り、宰相の隣へと進み出た。
宰相が、軽く咳払いをして紹介する。
「紹介しよう。我が国の王宮騎士団を率いる、アフォガート・フォン・シュヴァルツ騎士団長である」
(き、騎士団長ですって!?)
ラテは、内心の衝撃で眩暈がしそうだった。
あのケーキ泥棒が、まさか国中の騎士の頂点に立つ人物だったなんて。
「シュヴァルツ騎士団長か。噂は聞いている。史上最年少で団長に就任した、稀代の天才だと」
父が、興味深そうに目を細める。
アフォガートは、そんな父の視線にも臆することなく、無言で一礼した。
その視線は、一度もラテの方を向かない。
(なんなの、この男……わたくしに気づいていないふりをしているのかしら?)
ラテがアフォガートを睨みつけていると、交渉が再開された。
「……というわけで、その要求はあまりにも……」
「宰相閣下」
それまで沈黙を守っていたアフォガートが、静かに口を開いた。
「僭越ながら、一言よろしいでしょうか」
「うむ、何だね、騎士団長」
「メランジュ公爵令嬢の要求は、一見すれば法外なものに聞こえます。しかし……」
アフォガートは、一度言葉を切ると、テーブルの上の要求書に目を落とした。
「要求されている北方の薬草園は、近年管理が行き届かず、薬草の質が落ちていると報告を受けております。また、南方の宝石鉱山も、古い採掘方法のままで、産出量が落ち込んでいるのが現状です」
その言葉に、宰相とエスプレッソ王子は顔を見合わせる。
「もし、商業に明るいメランジュ公爵家がこれらの権利を持つことになれば、新たな技術や販路が導入され、結果として国庫に入る税収は、今よりも増える可能性が考えられます」
淡々と、事実だけを述べるアフォガート。
その分析は、どこまでも冷静で、的確だった。
「む……」
宰相が言葉に詰まる。
アフォガートの意見は、明らかにラテたちに利する内容だったからだ。
(な、なんですの、この男は……。敵なの? 味方なの?)
ラテは、アフォガートの真意が読めず、完全に混乱していた。
先日、あれほど無礼な態度をとった男が、なぜ自分を助けるような発言をするのか。
アフォガートの予期せぬ介入により、その日の交渉は「一旦持ち帰り、再検討する」という形で終わった。
部屋を出る際、ラテはアフォガートと一瞬だけ視線が交わった。
彼は、何も言わず、ただ機械のように一礼するだけ。その鉄仮面の奥の瞳は、何を考えているのか全く読めなかった。
「あの騎士団長、面白い男だな」
帰りの馬車で父が呟く。
「……ええ、本当に」
ラテは、窓の外を眺めながら、先ほどの騎士団長の姿を思い出していた。
(あの男、絶対に何か企んでいるに違いないわ。そうでなければ、あの日のケーキの恨みは……!)
ラテ・メランジュの新たな人生は、どうやら一筋縄ではいかないらしい。
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