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王立アルカディア魔法学園編
23.指名式、、なんで僕!?
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おはようございます!エルです。
僕達6人は入学式が執り行われる王立アルカディア魔法学園大講堂へ着きました!
向かっている最中、沢山の人達から集中砲火のごとく注目を浴び、少し疲れてしまいました。。
こんな弱っちいと後々困る事になると思い、自分なりに鍛えてみたものの、やっと165cm身長が伸びたくらいでした。前世でもあまり身長が高い方じゃなかったから、もしかしたらっていう淡い期待に胸を膨らませていたのに……
こんな時は小説と同じなんだから!!
でもいっそ無礼な程の視線も両隣にいた兄様やウィル様、ギルやラルが前を歩いて守ってくれたっ。
その時僕は、僕以外の5人がどんな顔を周りに向けていたなんて知らなかった、、
「ゆっ……………で、……か…………あ、、、、。皆さん、良い学年生活を送ってください。」
はっ!学園長の話が長すぎて思考がどっかに飛んでいってたっ!!
あからさまに僕、ボーーッとしてないかな…?ちょっと不安になって前を向くと、、
!?ギルとばっちり目が合ってしまった!
え⁉︎ヤバいっ。ボーーッとしてたのバレてないよね??バレてませんよーにっと願いを込めてギルに念を送っていたら、ギルが一瞬ニヤッと笑って口パクで“おかえり,,って言われてしまった……
それってもしかしなくてもボーッとしてた事に対してだよね?最悪⤵︎⤵︎
これ絶対あとで揶揄われるやつじゃん、、
細やかな反抗でぷく~と目一杯頬っぺたを膨らませた後、子供っぽいこの動作に今更ながら恥ずかしくなり、誤魔化すために「にへらっ」と照れ笑いを浮かべた。
それを見たギルが何かに耐える様に手で口を押さえ、横を向いていたので多分見られていない。。ウン
「では、現生徒会による生徒会役員指名式を行います。」
んぇ?しめいしき??あっ、兄様が入試上位者が指名されやすいって言ってたやつだ…。まぁ、僕、一様入試2位だけど兄様達は僕が鈍臭いって知ってるから指名なんてしないよね。
小説では確か主人公が指名されるんだよね、、。でもアレ?そういえば入試成績を張り出した紙には主人公の名前はなかったよね、、。小説では主人公が入試2位で僕は10位くらいだったはず。。
ハッッッ!僕が恐れ多くも2位になっちゃったから3位とかに下がったのかな!?僕が2位なのを驚き過ぎて他の所見てなかったーーっ(ノД`)
と、そーゆう考えがあり(前半の事)、僕には関係ないと鷹を括っているのです。
『ル………ラファエル・ウェルトン!』
「ひゃい!!」
か、噛んだぁ~~/////めちゃくちゃ恥ずかしい……っ
右隣にいるレオ様には「ひゃ、ひゃいってwwwかわっ」とかなんとか言われるやら、左隣にいる何やら兄様達にも引けを取らないくらいのイケメン様には凝視されるやらで、暫く僕の顔は熱いままだった。
あっ、ギルやラル、兄様、ウィル様も震えてる。
初日からこんな失態、僕はこの先大丈夫でしょうか…
『ギルベルトと見つめ合っていないで前を向きなさい。生徒会会長、ウィリアム・シュウェーデルはラファエル・ウェルトンを生徒会役員に指名する。役割は生徒会長補佐とする。』
「え………?」
せいとかいやくいん?かいちょうほさ??僕が???
え?何で、僕??無理ですよ、、僕が鈍臭いの知ってるでしょ?てゆうか会長補佐って主人公がなる筈だよね、、、?
『いいね?エル(^^)ニコッ…』
「は、はい、、っ」
あ"ぁ~。ウィル様の圧に負けて返事してしまったぁ!それに何故かギルとの事がバレているぅ~。。皆の前で前向きなさいって注意されちゃった////
目立ちたくないのに、こんな目立ってしまって僕はちゃんとこの世界で長生きできるのでしょうか、、
助けて~!ロドゴスさぁーん!!(13話参照)
kokoです!
すみませんっ、書きたい事が多すぎてテンポが遅くなってしまいましたっっ(^^;;
入学編もう少々お付き合いください!!
(あ、入学式の話はこの話で終わらせるつもりです。。予定)
僕達6人は入学式が執り行われる王立アルカディア魔法学園大講堂へ着きました!
向かっている最中、沢山の人達から集中砲火のごとく注目を浴び、少し疲れてしまいました。。
こんな弱っちいと後々困る事になると思い、自分なりに鍛えてみたものの、やっと165cm身長が伸びたくらいでした。前世でもあまり身長が高い方じゃなかったから、もしかしたらっていう淡い期待に胸を膨らませていたのに……
こんな時は小説と同じなんだから!!
でもいっそ無礼な程の視線も両隣にいた兄様やウィル様、ギルやラルが前を歩いて守ってくれたっ。
その時僕は、僕以外の5人がどんな顔を周りに向けていたなんて知らなかった、、
「ゆっ……………で、……か…………あ、、、、。皆さん、良い学年生活を送ってください。」
はっ!学園長の話が長すぎて思考がどっかに飛んでいってたっ!!
あからさまに僕、ボーーッとしてないかな…?ちょっと不安になって前を向くと、、
!?ギルとばっちり目が合ってしまった!
え⁉︎ヤバいっ。ボーーッとしてたのバレてないよね??バレてませんよーにっと願いを込めてギルに念を送っていたら、ギルが一瞬ニヤッと笑って口パクで“おかえり,,って言われてしまった……
それってもしかしなくてもボーッとしてた事に対してだよね?最悪⤵︎⤵︎
これ絶対あとで揶揄われるやつじゃん、、
細やかな反抗でぷく~と目一杯頬っぺたを膨らませた後、子供っぽいこの動作に今更ながら恥ずかしくなり、誤魔化すために「にへらっ」と照れ笑いを浮かべた。
それを見たギルが何かに耐える様に手で口を押さえ、横を向いていたので多分見られていない。。ウン
「では、現生徒会による生徒会役員指名式を行います。」
んぇ?しめいしき??あっ、兄様が入試上位者が指名されやすいって言ってたやつだ…。まぁ、僕、一様入試2位だけど兄様達は僕が鈍臭いって知ってるから指名なんてしないよね。
小説では確か主人公が指名されるんだよね、、。でもアレ?そういえば入試成績を張り出した紙には主人公の名前はなかったよね、、。小説では主人公が入試2位で僕は10位くらいだったはず。。
ハッッッ!僕が恐れ多くも2位になっちゃったから3位とかに下がったのかな!?僕が2位なのを驚き過ぎて他の所見てなかったーーっ(ノД`)
と、そーゆう考えがあり(前半の事)、僕には関係ないと鷹を括っているのです。
『ル………ラファエル・ウェルトン!』
「ひゃい!!」
か、噛んだぁ~~/////めちゃくちゃ恥ずかしい……っ
右隣にいるレオ様には「ひゃ、ひゃいってwwwかわっ」とかなんとか言われるやら、左隣にいる何やら兄様達にも引けを取らないくらいのイケメン様には凝視されるやらで、暫く僕の顔は熱いままだった。
あっ、ギルやラル、兄様、ウィル様も震えてる。
初日からこんな失態、僕はこの先大丈夫でしょうか…
『ギルベルトと見つめ合っていないで前を向きなさい。生徒会会長、ウィリアム・シュウェーデルはラファエル・ウェルトンを生徒会役員に指名する。役割は生徒会長補佐とする。』
「え………?」
せいとかいやくいん?かいちょうほさ??僕が???
え?何で、僕??無理ですよ、、僕が鈍臭いの知ってるでしょ?てゆうか会長補佐って主人公がなる筈だよね、、、?
『いいね?エル(^^)ニコッ…』
「は、はい、、っ」
あ"ぁ~。ウィル様の圧に負けて返事してしまったぁ!それに何故かギルとの事がバレているぅ~。。皆の前で前向きなさいって注意されちゃった////
目立ちたくないのに、こんな目立ってしまって僕はちゃんとこの世界で長生きできるのでしょうか、、
助けて~!ロドゴスさぁーん!!(13話参照)
kokoです!
すみませんっ、書きたい事が多すぎてテンポが遅くなってしまいましたっっ(^^;;
入学編もう少々お付き合いください!!
(あ、入学式の話はこの話で終わらせるつもりです。。予定)
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