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第12話:火の魔法と制御の試練
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「リナ、おはよう。今日、火の魔法の授業なんだ。少し緊張するよ」
私は机に座り、トレイを見た。焼きたての丸パンに野菜のスープ、レモングラスの香りが漂うハーブティーが並んでいる。リナが私の髪を櫛で整えながら、優しく言った。
「ミア様、火の魔法ですか? 風魔法で素晴らしい成果を上げてらっしゃるミア様なら、きっとお上手ですよ。応援しております」
「うん、リナ。でも、火って加減が難しそうでさ。風は慣れてるけど、火はほとんど使ったことないんだ」
「そうですね、ミア様。火は扱いが難しいと聞きます。でも、ミア様ならきっと大丈夫です。」
「ありがとう、リナ。頑張ってみるね」
私はパンをちぎってスープに浸し、口に運んだ。温かい味が緊張を少し和らげる。リナが制服の襟を整えて、私に笑いかけた。
「ミア様、準備が整いましたので、馬車でお送りいたしますね」
「うん、お願い、リナ」
---
馬車で学校に着き、中庭を抜けて初等部1年A組の教室へ向かった。教室に入ると、エマがいつもの席で私に手を振った。
「おはよう、ミア! 今日、火の魔法だって。楽しみだね」
「おはよう、エマ。うん、楽しみだけど、少しドキドキするよ。火って扱ったことないんだ」
「私もだよ。風は少しできたけど、火は熱そうだし緊張するよね」
その時、リアナ・シルヴァス先生が教室に入ってきた。黒いローブに金の縁取り、杖を手に持つ姿はいつも通り穏やかだ。彼女が黒板に杖を向けると、「火の灯火」とチョークで書き上がった。
「皆さん、おはようございます。今日は火魔法の基礎、『火の灯火』を学びます。風魔法に続き、貴族として有用な魔法の一つです。」
先生が杖を軽く振ると、杖の先から小さな火球が現れ、ふわっと浮かんだ。生徒たちが「おおっ」と声を上げ、私は目を凝らした。火魔法は風と違って初めてだから、加減が分からない。少し不安だ。
---
授業が進み、実演の時間が来た。リアナ先生が教室の中央に鉄製の台を置き、説明を始めた。
「『火の灯火』は小さな火を点ける魔法です。呪文は『火よ、灯れ』。杖を前に出し、魔力を込めてください。火は大きくしすぎないよう注意しましょう。では、志願者を募ります」
教室が静まり、エマが私に小声で囁いた。
「ミア、やってみてよ。風ですごかったんだから、火もできるよね?」
「うん、でも火は初めてだから、少し怖いな。試してみるよ」
私は手を挙げ、前へ出た。杖を手に持つと、風魔法の時と同じように魔力を集めた。でも、火は風と違って制御が難しい気がする。先生が頷いて言った。
「ミア・ルナリス、準備はいいですね。どうぞ」
私は深呼吸し、杖を前に出して呪文を唱えた。
「火よ、灯れ」
魔力を込めた瞬間、杖の先から小さな火花が飛び出し——次の瞬間、ドーンと大きな火柱が鉄の台を包んだ。オレンジの炎が天井近くまで上がり、熱風が教室を揺らした。生徒たちが「うわっ!」と叫び、エマが机に飛び乗った。
「ミア! 熱いよ!」
「え!? ご、ごめん!」
私は慌てて杖を下げ、魔力を切った。火柱が消え、鉄の台が赤く熱を持っている。教室がざわつき、リアナ先生が目を丸くして近づいてきた。
「ミア、これは……驚くべき火力です。初等部でこんな規模は見たことがありません。怪我はありませんね?」
「はい、先生。大丈夫です。ちょっと驚いただけです。加減が難しくて……」
生徒たちがざわざわと囁き合い、私は内心で焦った。風魔法は慣れてるけど、火は初めてで、「魔法適性:全属性」の力が強すぎたみたいだ。なんとか誤魔化さないと。
「ミア、すごいよ! 火柱なんて見たことない!」
エマが興奮して言う中、私は笑顔で誤魔化した。
「うん、エマ。初めてだったから、びっくりしちゃって。先生の教え方が上手で、つい力が入ったのかな」
リアナ先生が少し首を傾げて、私を見た。
「私の教え方……そうですね。しかし、ミア、制御が課題です。火魔法は危険ですから、次は小さくしてください。素晴らしい才能ですが、安全が第一ですよ」
「はい、先生。気をつけます」
私は席に戻り、エマが目を輝かせた。
「ミア、才能だって!凄い! 私なんか、火がちょっとしか出なかったのに」
「エマもすぐ上手くなるよ。私、加減間違えただけだから」
内心、私は冷や汗ものだった。火魔法の加減がこんなに難しいなんて。秘密の力を隠すには、もっと練習が必要だ。
---
昼休み、私は中庭でエマとパンを食べていた。噴水の水音が心地よく、風が髪を揺らす。すると、レオンが中等部の制服で近づいてきた。
「ミア様、お疲れさまでした。火魔法の授業で大きな火が出たって聞きました。大丈夫ですか?」
「レオン、ありがとう。うん、大丈夫だよ。火の加減が難しくて、つい大きくなっちゃった」
「ミア様、すごいです。僕、初等部の授業では小さな火しか出せませんでした。進級試験でも火は苦手で。中等部で練習してますけど、ミア様の火力は驚きです」
「レオン、そんなこともあったんだ。私、びっくりして誤魔化したよ。家には秘密にしててね?」
「はい、ミア様。」
「ありがとう、レオン。火魔法、次は小さくしなきゃ」
レオンがにこっと笑い、私は少し安心した。レオンがいてくれると、心強い。
---
放課後、私は教室に残ってリアナ先生に質問した。生徒たちが帰り、静かな教室で先生が私を見た。
「ミア、何か用ですか?」
「先生、火魔法の加減ってどうすればいいですか? 今日、大きくなりすぎてしまって」
「良い質問ですね、ミア。火魔法は魔力の量と集中が鍵です。あなたの場合、魔力が強いので、少しだけ込めるイメージを。たとえば、烛の火を灯す程度にしてください」
「烛の火……分かりました、先生。ありがとうございます」
私は教室を出て、馬車で別邸に戻った。リナが夕食を用意して待っていた。魚のグリルとスープがテーブルに並んでいる。
「ミア様、お帰りなさい。火魔法の授業で驚くことがあったって聞きました。大丈夫ですか?」
「ありがとう、リナ。うん、火が大きくなっちゃってびっくりしたけど、大丈夫だよ」
「ミア様、素晴らしいです! 私、火魔法なんて想像しただけでドキドキします。」
「うん。加減が難しいけど、次は上手くやるよ」
火魔法の授業で大きな火を出してしまったけど、誤魔化して秘密を守れた。みんな驚いていたけど、「才能」で納得してくれたみたいだ。私は、貴族学院での学びに新たな挑戦を見つけ、夜の静寂にそっと未来を託した。
私は机に座り、トレイを見た。焼きたての丸パンに野菜のスープ、レモングラスの香りが漂うハーブティーが並んでいる。リナが私の髪を櫛で整えながら、優しく言った。
「ミア様、火の魔法ですか? 風魔法で素晴らしい成果を上げてらっしゃるミア様なら、きっとお上手ですよ。応援しております」
「うん、リナ。でも、火って加減が難しそうでさ。風は慣れてるけど、火はほとんど使ったことないんだ」
「そうですね、ミア様。火は扱いが難しいと聞きます。でも、ミア様ならきっと大丈夫です。」
「ありがとう、リナ。頑張ってみるね」
私はパンをちぎってスープに浸し、口に運んだ。温かい味が緊張を少し和らげる。リナが制服の襟を整えて、私に笑いかけた。
「ミア様、準備が整いましたので、馬車でお送りいたしますね」
「うん、お願い、リナ」
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馬車で学校に着き、中庭を抜けて初等部1年A組の教室へ向かった。教室に入ると、エマがいつもの席で私に手を振った。
「おはよう、ミア! 今日、火の魔法だって。楽しみだね」
「おはよう、エマ。うん、楽しみだけど、少しドキドキするよ。火って扱ったことないんだ」
「私もだよ。風は少しできたけど、火は熱そうだし緊張するよね」
その時、リアナ・シルヴァス先生が教室に入ってきた。黒いローブに金の縁取り、杖を手に持つ姿はいつも通り穏やかだ。彼女が黒板に杖を向けると、「火の灯火」とチョークで書き上がった。
「皆さん、おはようございます。今日は火魔法の基礎、『火の灯火』を学びます。風魔法に続き、貴族として有用な魔法の一つです。」
先生が杖を軽く振ると、杖の先から小さな火球が現れ、ふわっと浮かんだ。生徒たちが「おおっ」と声を上げ、私は目を凝らした。火魔法は風と違って初めてだから、加減が分からない。少し不安だ。
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授業が進み、実演の時間が来た。リアナ先生が教室の中央に鉄製の台を置き、説明を始めた。
「『火の灯火』は小さな火を点ける魔法です。呪文は『火よ、灯れ』。杖を前に出し、魔力を込めてください。火は大きくしすぎないよう注意しましょう。では、志願者を募ります」
教室が静まり、エマが私に小声で囁いた。
「ミア、やってみてよ。風ですごかったんだから、火もできるよね?」
「うん、でも火は初めてだから、少し怖いな。試してみるよ」
私は手を挙げ、前へ出た。杖を手に持つと、風魔法の時と同じように魔力を集めた。でも、火は風と違って制御が難しい気がする。先生が頷いて言った。
「ミア・ルナリス、準備はいいですね。どうぞ」
私は深呼吸し、杖を前に出して呪文を唱えた。
「火よ、灯れ」
魔力を込めた瞬間、杖の先から小さな火花が飛び出し——次の瞬間、ドーンと大きな火柱が鉄の台を包んだ。オレンジの炎が天井近くまで上がり、熱風が教室を揺らした。生徒たちが「うわっ!」と叫び、エマが机に飛び乗った。
「ミア! 熱いよ!」
「え!? ご、ごめん!」
私は慌てて杖を下げ、魔力を切った。火柱が消え、鉄の台が赤く熱を持っている。教室がざわつき、リアナ先生が目を丸くして近づいてきた。
「ミア、これは……驚くべき火力です。初等部でこんな規模は見たことがありません。怪我はありませんね?」
「はい、先生。大丈夫です。ちょっと驚いただけです。加減が難しくて……」
生徒たちがざわざわと囁き合い、私は内心で焦った。風魔法は慣れてるけど、火は初めてで、「魔法適性:全属性」の力が強すぎたみたいだ。なんとか誤魔化さないと。
「ミア、すごいよ! 火柱なんて見たことない!」
エマが興奮して言う中、私は笑顔で誤魔化した。
「うん、エマ。初めてだったから、びっくりしちゃって。先生の教え方が上手で、つい力が入ったのかな」
リアナ先生が少し首を傾げて、私を見た。
「私の教え方……そうですね。しかし、ミア、制御が課題です。火魔法は危険ですから、次は小さくしてください。素晴らしい才能ですが、安全が第一ですよ」
「はい、先生。気をつけます」
私は席に戻り、エマが目を輝かせた。
「ミア、才能だって!凄い! 私なんか、火がちょっとしか出なかったのに」
「エマもすぐ上手くなるよ。私、加減間違えただけだから」
内心、私は冷や汗ものだった。火魔法の加減がこんなに難しいなんて。秘密の力を隠すには、もっと練習が必要だ。
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昼休み、私は中庭でエマとパンを食べていた。噴水の水音が心地よく、風が髪を揺らす。すると、レオンが中等部の制服で近づいてきた。
「ミア様、お疲れさまでした。火魔法の授業で大きな火が出たって聞きました。大丈夫ですか?」
「レオン、ありがとう。うん、大丈夫だよ。火の加減が難しくて、つい大きくなっちゃった」
「ミア様、すごいです。僕、初等部の授業では小さな火しか出せませんでした。進級試験でも火は苦手で。中等部で練習してますけど、ミア様の火力は驚きです」
「レオン、そんなこともあったんだ。私、びっくりして誤魔化したよ。家には秘密にしててね?」
「はい、ミア様。」
「ありがとう、レオン。火魔法、次は小さくしなきゃ」
レオンがにこっと笑い、私は少し安心した。レオンがいてくれると、心強い。
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放課後、私は教室に残ってリアナ先生に質問した。生徒たちが帰り、静かな教室で先生が私を見た。
「ミア、何か用ですか?」
「先生、火魔法の加減ってどうすればいいですか? 今日、大きくなりすぎてしまって」
「良い質問ですね、ミア。火魔法は魔力の量と集中が鍵です。あなたの場合、魔力が強いので、少しだけ込めるイメージを。たとえば、烛の火を灯す程度にしてください」
「烛の火……分かりました、先生。ありがとうございます」
私は教室を出て、馬車で別邸に戻った。リナが夕食を用意して待っていた。魚のグリルとスープがテーブルに並んでいる。
「ミア様、お帰りなさい。火魔法の授業で驚くことがあったって聞きました。大丈夫ですか?」
「ありがとう、リナ。うん、火が大きくなっちゃってびっくりしたけど、大丈夫だよ」
「ミア様、素晴らしいです! 私、火魔法なんて想像しただけでドキドキします。」
「うん。加減が難しいけど、次は上手くやるよ」
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