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第6章:物語の真実
第29話:魂の墓標
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(……全員が……?)
(リュウガに、天賦を奪われた……『獲物』の、残骸……?)
そのおぞましい仮説が一度頭に浮かんでしまったらもう、無視することはできなかった。
俺は、確かめなければならなかった。
この奈落の谷の、本当の正体を。
俺は岩場の頂上から静かに下りた。
そして闇に紛れながら、谷底に点在する生存者たちの集落へと向かう。
俺が知る限り、この谷にはいくつかの小さな集落が存在していた。
皆、帝国から捨てられた者たちが生き延びるために寄り集まってできた、か細い蜘蛛の糸のような繋がりだ。
最初の集落は、比較的谷の入り口に近い場所にあった。
十数人ほどの男女が、洞窟を住処とし弱々しい焚き火を囲んでいる。
俺は、彼らと関わるつもりはなかった。
ただ、情報を得る。
俺は物陰に身を潜めると、一人、また一人と彼らの魂に《物語の観測者》の意識を伸ばしていった。
最初に観測したのは、焚き火から少し離れた場所でただ黙々と空を見上げている老人だった。
彼の魂の物語は、かつて帝国の軍を率いた偉大な将軍としての誇りに満ちていた。
彼の天賦は、《百戦百勝の軍略》。
だが、彼はリュウガの非人道的な作戦に異を唱えた結果、その天賦を奪われこの谷に廃棄されたのだ。
次に観測したのは、粗末な布を縫い合わせている痩せた女。
彼女はかつて帝都で、最高の建築家と謳われた天才だった。
その天賦は、《摩天楼の設計図》。
リュウガは彼女の才能を奪い、あの光り輝く帝都を創り上げた。
そして創造主である彼女を、その影であるこの場所に捨てたのだ。
また、一人。
また、一人と。
俺は、機械的に観測を続けた。
どんな病も癒す奇跡の手を持っていた医者。
どんな荒れ地も豊かな畑に変えた農夫。
誰もが、その魂の最も輝かしい部分をえぐり取られ、空っぽの抜け殻と化していた。
彼らは、罪人などではない。
ただ、リュウガの理想郷を築くための「部品」としてその才能を利用され、使い潰された犠牲者たちだ。
俺の仮説は、おぞましい確信へと変わった。
この奈落の谷は、魂の墓場だ。
リュウガに物語を惨殺された者たちが、生きたまま葬られるための巨大な墓標。
俺は、静かにその場を離れた。
もう、これ以上見る必要はなかった。
吐き気すら催さない。
俺の心は、完全に麻痺してしまっていた。
自らの寝ぐらである洞窟へと戻る道すがら、俺の頭の中は一つの巨大な疑問に支配されていた。
(……なぜ、俺は奪われなかった?)
ヴァルガンも、音楽家も、将軍も。
誰もが、その有用な天賦をリュウガに奪われた。
ならば、なぜ俺は?
リュウガは、俺の《物語の観測者》を「賢者の力」とまで言って、あれほど欲しがっていたはずだ。
獲物の価値を見定めるための、最高の鑑定道具。
彼が俺を「最高の駒」だと思っていたのなら、なぜその力を奪わなかった?
なぜ俺を、ただこの谷に捨てるだけで済ませた?
その疑問が、まるで毒のように俺の思考をむしばんでいく。
リュウガの行動には、一切の無駄がない。
全てが、冷徹なまでの合理性に基づいている。
俺をただ追放したことにも、必ず何か理由があるはずだ。
俺は、洞窟の中で膝を抱えたまま記憶の糸を必死に手繰り寄せた。
リュウガとの出会いから、裏切られるまでの全てを。
一つひとつ、検証していく。
そして、ついに思い至った。
あの、忌ましい療養施設の記憶に。
(……ああ、そうか)
全てのピースが、カチリと音を立ててはまった。
血の気が、急速に引いていく。
俺は、とんでもない勘違いをしていた。
あの療養施設は、俺を陥れるためだけの罠ではなかった。
あれは、俺の天賦の性能を見極めるための巨大な実験場だったのだ。
リュウガは、あらかじめ患者たちの魂に《絶対王の勅令》による強力な暗示をかけていた。
『心を閉ざせ』と。
それは彼の力が作り出した絶対的な防御壁。
そして、その鉄壁の守りを前に俺の力がどこまで通用するのかを試したのだ。
俺の《物語の観測者》が、彼の精神支配を上回る力を持っているのかどうかを。
結果は、どうだった?
俺は、完敗した。
俺の力は、彼がかけた暗示の壁をこじ開けることすらできなかった。
俺は、ただ無力に患者たちの症状が悪化していくのを見ていることしかできなかったのだ。
そして、あの爆発事件。
俺が最後の賭けとして少女の魂の壁を無理やり破壊しようとした結果、引き起こしてしまった大惨事。
あれこそが、リュウガにとっての最終的な「実験結果」だった。
俺の天賦は、リュウガの暗示を解くことはできない。
それどころか、下手に干渉すれば暴走を引き起こし全てを破壊するだけの、不安定な欠陥品。
それが、リュウガが下した俺の《物語の観測者》に対する最終評価だったのだ。
俺は、愕然とした。
そして、心の底からこみ上げてくるどうしようもないほどの虚しさに襲われた。
それは、怒りや悲しみとは違う。
もっと惨めで、滑稽な感情。
リュウガは、俺を恐れて追放したんじゃない。
俺を憎んで、裏切ったのでもない。
彼は、ただ。
俺の天賦を「使えない」と、判断したのだ。
自らのコレクションに加える価値すらない、出来損ないの不良品だと。
だから、奪うまでもなくこのゴミ箱に捨てた。
ただ、それだけのことだったのだ。
「……は……はは……」
乾いた笑いが、喉から漏れた。
「……はははははははははははははははははははははははははははははははははははっ!!」
俺は、腹を抱えて笑った。
涙が出るほど、笑い続けた。
なんという、皮肉。
なんという、滑稽な結末。
俺がこの世界で唯一授かった、俺だけの物語。
それは、俺の宿敵であるはずの男から「無能」のレッテルを貼られた、欠陥品の力だったというのか。
前世と同じじゃないか。
結局俺は、どこまでいっても「使えない歯車」でしかないというのか。
ひとしきり笑い終えた後。
俺の心に残っていたのは、不思議なほどの静けさだった。
惨めさも、虚しさも、もうどこかへ消え去っていた。
俺は、ゆっくりと自分の掌を見つめた。
この、何も生み出さないと断じられた力。
リュウガが、唯一見誤ったもの。
そうだ。
彼は、間違っている。
俺の力は、彼の力とは違う。
支配し、奪うための力じゃない。
寄り添い、繋がるための力だ。
リュウガの暗示を破壊できなかったのは、俺の力が弱いからじゃない。
俺の力が、そもそも「破壊」するためのものではないからだ。
スラムの少年レオを救った時のことを思い出す。
俺は、彼の絶望を破壊したんじゃない。
ただ、彼の「仲間と繋がりたい」という物語に寄り添っただけだ。
その結果、彼は自らの力で自分の物語を取り戻した。
そうだ。
これこそが、俺の力の本当の使い方。
そして、リュウガの《天賦強奪》という絶対的な力に対する唯一の対抗策。
リュウガは、他人の物語を奪い、喰らう。
ならば俺は、奪われた者たちに新たな物語を与え、再び立ち上がらせる。
彼が不要だと切り捨てた、この「使えない」力で。
彼が創り上げた、偽りの理想郷を内側から覆してやる。
俺は、立ち上がった。
洞窟の入り口から見える、瘴気の切れ間を見据える。
その瞳に宿るのは、もはや個人的な復讐心だけではなかった。
この谷に眠る無数の魂の無念を背負い、彼らの物語を未来へと繋ぐという、冷徹な使命感。
俺の復讐は、今、その意味を大きく変えようとしていた。
(リュウガに、天賦を奪われた……『獲物』の、残骸……?)
そのおぞましい仮説が一度頭に浮かんでしまったらもう、無視することはできなかった。
俺は、確かめなければならなかった。
この奈落の谷の、本当の正体を。
俺は岩場の頂上から静かに下りた。
そして闇に紛れながら、谷底に点在する生存者たちの集落へと向かう。
俺が知る限り、この谷にはいくつかの小さな集落が存在していた。
皆、帝国から捨てられた者たちが生き延びるために寄り集まってできた、か細い蜘蛛の糸のような繋がりだ。
最初の集落は、比較的谷の入り口に近い場所にあった。
十数人ほどの男女が、洞窟を住処とし弱々しい焚き火を囲んでいる。
俺は、彼らと関わるつもりはなかった。
ただ、情報を得る。
俺は物陰に身を潜めると、一人、また一人と彼らの魂に《物語の観測者》の意識を伸ばしていった。
最初に観測したのは、焚き火から少し離れた場所でただ黙々と空を見上げている老人だった。
彼の魂の物語は、かつて帝国の軍を率いた偉大な将軍としての誇りに満ちていた。
彼の天賦は、《百戦百勝の軍略》。
だが、彼はリュウガの非人道的な作戦に異を唱えた結果、その天賦を奪われこの谷に廃棄されたのだ。
次に観測したのは、粗末な布を縫い合わせている痩せた女。
彼女はかつて帝都で、最高の建築家と謳われた天才だった。
その天賦は、《摩天楼の設計図》。
リュウガは彼女の才能を奪い、あの光り輝く帝都を創り上げた。
そして創造主である彼女を、その影であるこの場所に捨てたのだ。
また、一人。
また、一人と。
俺は、機械的に観測を続けた。
どんな病も癒す奇跡の手を持っていた医者。
どんな荒れ地も豊かな畑に変えた農夫。
誰もが、その魂の最も輝かしい部分をえぐり取られ、空っぽの抜け殻と化していた。
彼らは、罪人などではない。
ただ、リュウガの理想郷を築くための「部品」としてその才能を利用され、使い潰された犠牲者たちだ。
俺の仮説は、おぞましい確信へと変わった。
この奈落の谷は、魂の墓場だ。
リュウガに物語を惨殺された者たちが、生きたまま葬られるための巨大な墓標。
俺は、静かにその場を離れた。
もう、これ以上見る必要はなかった。
吐き気すら催さない。
俺の心は、完全に麻痺してしまっていた。
自らの寝ぐらである洞窟へと戻る道すがら、俺の頭の中は一つの巨大な疑問に支配されていた。
(……なぜ、俺は奪われなかった?)
ヴァルガンも、音楽家も、将軍も。
誰もが、その有用な天賦をリュウガに奪われた。
ならば、なぜ俺は?
リュウガは、俺の《物語の観測者》を「賢者の力」とまで言って、あれほど欲しがっていたはずだ。
獲物の価値を見定めるための、最高の鑑定道具。
彼が俺を「最高の駒」だと思っていたのなら、なぜその力を奪わなかった?
なぜ俺を、ただこの谷に捨てるだけで済ませた?
その疑問が、まるで毒のように俺の思考をむしばんでいく。
リュウガの行動には、一切の無駄がない。
全てが、冷徹なまでの合理性に基づいている。
俺をただ追放したことにも、必ず何か理由があるはずだ。
俺は、洞窟の中で膝を抱えたまま記憶の糸を必死に手繰り寄せた。
リュウガとの出会いから、裏切られるまでの全てを。
一つひとつ、検証していく。
そして、ついに思い至った。
あの、忌ましい療養施設の記憶に。
(……ああ、そうか)
全てのピースが、カチリと音を立ててはまった。
血の気が、急速に引いていく。
俺は、とんでもない勘違いをしていた。
あの療養施設は、俺を陥れるためだけの罠ではなかった。
あれは、俺の天賦の性能を見極めるための巨大な実験場だったのだ。
リュウガは、あらかじめ患者たちの魂に《絶対王の勅令》による強力な暗示をかけていた。
『心を閉ざせ』と。
それは彼の力が作り出した絶対的な防御壁。
そして、その鉄壁の守りを前に俺の力がどこまで通用するのかを試したのだ。
俺の《物語の観測者》が、彼の精神支配を上回る力を持っているのかどうかを。
結果は、どうだった?
俺は、完敗した。
俺の力は、彼がかけた暗示の壁をこじ開けることすらできなかった。
俺は、ただ無力に患者たちの症状が悪化していくのを見ていることしかできなかったのだ。
そして、あの爆発事件。
俺が最後の賭けとして少女の魂の壁を無理やり破壊しようとした結果、引き起こしてしまった大惨事。
あれこそが、リュウガにとっての最終的な「実験結果」だった。
俺の天賦は、リュウガの暗示を解くことはできない。
それどころか、下手に干渉すれば暴走を引き起こし全てを破壊するだけの、不安定な欠陥品。
それが、リュウガが下した俺の《物語の観測者》に対する最終評価だったのだ。
俺は、愕然とした。
そして、心の底からこみ上げてくるどうしようもないほどの虚しさに襲われた。
それは、怒りや悲しみとは違う。
もっと惨めで、滑稽な感情。
リュウガは、俺を恐れて追放したんじゃない。
俺を憎んで、裏切ったのでもない。
彼は、ただ。
俺の天賦を「使えない」と、判断したのだ。
自らのコレクションに加える価値すらない、出来損ないの不良品だと。
だから、奪うまでもなくこのゴミ箱に捨てた。
ただ、それだけのことだったのだ。
「……は……はは……」
乾いた笑いが、喉から漏れた。
「……はははははははははははははははははははははははははははははははははははっ!!」
俺は、腹を抱えて笑った。
涙が出るほど、笑い続けた。
なんという、皮肉。
なんという、滑稽な結末。
俺がこの世界で唯一授かった、俺だけの物語。
それは、俺の宿敵であるはずの男から「無能」のレッテルを貼られた、欠陥品の力だったというのか。
前世と同じじゃないか。
結局俺は、どこまでいっても「使えない歯車」でしかないというのか。
ひとしきり笑い終えた後。
俺の心に残っていたのは、不思議なほどの静けさだった。
惨めさも、虚しさも、もうどこかへ消え去っていた。
俺は、ゆっくりと自分の掌を見つめた。
この、何も生み出さないと断じられた力。
リュウガが、唯一見誤ったもの。
そうだ。
彼は、間違っている。
俺の力は、彼の力とは違う。
支配し、奪うための力じゃない。
寄り添い、繋がるための力だ。
リュウガの暗示を破壊できなかったのは、俺の力が弱いからじゃない。
俺の力が、そもそも「破壊」するためのものではないからだ。
スラムの少年レオを救った時のことを思い出す。
俺は、彼の絶望を破壊したんじゃない。
ただ、彼の「仲間と繋がりたい」という物語に寄り添っただけだ。
その結果、彼は自らの力で自分の物語を取り戻した。
そうだ。
これこそが、俺の力の本当の使い方。
そして、リュウガの《天賦強奪》という絶対的な力に対する唯一の対抗策。
リュウガは、他人の物語を奪い、喰らう。
ならば俺は、奪われた者たちに新たな物語を与え、再び立ち上がらせる。
彼が不要だと切り捨てた、この「使えない」力で。
彼が創り上げた、偽りの理想郷を内側から覆してやる。
俺は、立ち上がった。
洞窟の入り口から見える、瘴気の切れ間を見据える。
その瞳に宿るのは、もはや個人的な復讐心だけではなかった。
この谷に眠る無数の魂の無念を背負い、彼らの物語を未来へと繋ぐという、冷徹な使命感。
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