虐げられた魅了使いが、いかにして国の重要間諜員にまで昇りつめたのか。

 主人公・ミカエラは過酷な過去を持つ16歳のゴールドストロベリー色の髪に桃色の瞳の愛らしい少女だ。
 貴族の父と使用人の母を持ち、愛人の子として母と一緒に父の正妻に虐待を受けてきた。
 彼女が15歳になるかならないかの頃に、いつも庇ってくれた頼りの母は衰弱して死んだ。それによって運命はさらに過酷なものになった。誰も彼女に手を差し伸べることは無く、唯一の肉親である父親は厄介払いをしようとして、売り払うように婚約を結んできたのだ。
 相手は少女趣味で嗜虐趣味のある資産家で高齢の男だった。
 そこにいった少女たちは誰も生きて帰っては来ない。楽しそうな正妻から虐待の合間にそれを聞いたミカエラは、行く当てもなく逃げ出した。
 逃げて逃げて、狭い路地裏に入り込みんだその先で鋭く釣り上がった眼の端麗な青年にぶつかった。
 相手と目があったその瞬間、彼女の瞳は熱くなりピンク色の輝きが相手を包んだ。
 これが彼女の最初の魅了魔法の発動だった。
 
 死にたくない

 母の死の間際の「生きて、幸せになってね。」という遺言を胸に、必死にあがき続けたミカエラだったが魅了魔法をかけた相手の家族に、魔女として告発され処刑された。

首だけになった状態で目を覚ましたミカエラを待ち構えていたものはー?


 短いダークファンタジーが書きたくて執筆しました。
 一章が完結したので、一旦、完結表記をしばらくはさせていただきます。2章も執筆を開始してますので、またいずれ連載に戻せるよう頑張ります。
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