「お前より妹のほうがいい!」と言われたから、私は身を引いただけですよ~今更やっぱり私のほうが良かったなんて言っても、もう遅いです~

A
「ああ、君の妹はなんて美しいんだ」

「僕の婚約者が彼女だったら、僕はもっと幸せだったのに」

私ことフィナの婚約者である第二王子エルマは、毎日のように私に嫌味を言ってくる。

エルマ王子は私の妹であるメルに随分とご執心のようだ。
確かにメルは容姿が良く、可愛らしい庇護欲が湧く少女だ。

でも実際のメルはズボラでわがままなとてもだらしない奴で、周囲からの評判も最悪に近い。
しかし禁術であるメルの魅了魔法にまんまと引っかかったエルマはそれに気付けず、遂に私に婚約破棄宣言をしてきた。

まあ、いつ化けの皮が剥がれるか知らないけど、もう私には関係ない。

ー-騙す方も悪いけど、あんな未熟な魅了魔法に引っかかる不勉強なあなたにも問題がありますよね?

「まぁ、だらしない者同士せいぜい仲良くやってくださいね」

さて、私はこの先どうしましょうか。

※再掲載です
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