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割れんばかりの歓声。
驚愕と嘲笑の。
その人は逆さ吊りのまま下半身を晒していた。薄布が翻り一糸まとわぬソコを。生々しい陰茎と睾丸を。
シアンは目が離せなくて彼を凝視する。ぞわぞわと腕の、背中の、体じゅうの神経が逆立ってゆく。
男も女も超越したその人だけの世界。自分のすべてを投げ打って完成された、彼そのものという芸術。
——すごい……すごいものを見た……!
しかし現実はシアンとことごとくそりが合わなかった。彼の性器を見た観客たちは興奮のるつぼで下卑た言葉を彼に浴びせ、美しいヴィオラの演奏もかき消える。耳をつんざく喧騒に吐き気がする。それでも目の前の人だけが悠然と微笑んでいる。
——気分が悪い。
ぐらりとめまいがして、シアンはしゃがんだまま床に手を突いた。だめ、むり……はきそう……! 酒と煙草と香水のにおいが鼻の奥に、いやらしい罵詈雑言が耳の奥にまとわりついて、気分が悪い。
舞台がまだ続いている中、シアンは立ち上がった。
幸いにも店の奥側、シアンのすぐそばに扉があって駆け込む。店内よりもやや明るい地下廊下には、従業員専用の扉とトイレの扉が並んでいた。
トイレへ向かう。
「ぉえッ……う……」
吐く。間に合った……でもどうして……
「あっ……」
シアンは股の間に違和感を覚えて声を漏らした。
どろりとした液体が、出てる。
その正体には程なくして勘づく。
「う、うわ、うわ、どうしよ……っ」
半年間なかったのにどうして今更。それもこんな大事なときに。なにも準備してないときに。シアンは泣きたくなった。感情は涙となってすぐ目に溜まり、便器にぽたり落ちてゆく。
「ふぇっ……え、えぅう~……!」
——どうしよう。どうしようどうしよう。
泣いてる場合じゃないのにどうしよう。でも何も考えられなかった。お腹が痛い。下着が濡れて気持ち悪い。背中越しに幾重の壁に阻まれた拍手の音が聞こえる。演目は終わったのだろうか。どうせなら最後まで見ていたかったのに動けない。動きたくない。でもどうにかして行かなければ。せっかくのチャンスなのに。
とにかくライナスに申し訳がなかった。パトロンの件もそうだが、きっと彼は、自分のためにこの場所をセッティングしてくれたのに……
不甲斐ない自分が腹立たしい。シアンはトイレットペーパーを引っぱり出した。股に詰めればいくらかは保ってくれるだろう。でも応急処置だ。思いっきり引っぱって、ぐしゃぐしゃに丸めて下着に詰めて——
ドンドンドンドンッ!
「ヒッ」
「ちょっとオ! 便所占領してるのダレよ⁉︎」
薄いトイレの扉を壊れんばかりに叩かれ、壁を揺らすような大声で叫ばれてシアンは身をすくめた。
——怖い怖いっ、え、なになになに……⁉︎
怖すぎて慌てて、丸めたトイレットペーパーが床に落ちてしまった。あれはもう使えない。新しく出さなくては。
「ちょっと聞いてんの⁉︎ メイアン、それともキディ⁉︎ ッざけんじゃないわよこのアバズレ女! どこの誰とヤッてんのか知んないけど便所をベッド代わりにすんじゃないって何回言ったら」
「ち、ちがいますっ、ちがいますぅうう……!」
「——ァアン?」
シアンは急いで新しいペーパーを股に詰めて下着とズボンを穿き、外へ出た。死ぬかと思った。人間生きるか死ぬかの瀬戸際では、直前の気分の悪さなど吹っ飛ぶものだとシアンは理解した。
そして、鮮烈な赤色に目を奪われる。
その人はゆらぐ炎のような赤髪を首の片方へ流し、同色の太い眉を怪訝そうにひそめていた。かと思えば緑のアイシャドウを濃く入れた切れ長の瞳をパッと見開き、真っ赤な口紅で縁どった唇で、蠱惑的な、それでいてどこか軽薄な笑みを浮かべる。
——間違いない。さっきまで踊っていたあの人だ。
「あはッ……お客さんだったの? やだ、ゴメンなさいね」
目の前に来た彼が身をかがめる。思った以上に背が高い。とっさにうつむくとアイスピックのようなかかとのピンヒールを履いていた。すごい。シアンは素直に感心する。自分だったらきっとまともに歩けないし、踏まれたら絶対痛い。
「いえ、おっ、おまたせしました……」
もう一度顔を上げる。シアンを軽々と見下ろすその瞳は鮮やかな青緑をしていた。おとがいは大きく、だからといって顔の輪郭は大きすぎない。逆に顔のパーツはひとつひとつが大きく華やかだ。派手なメイクがよく映えて、なるほどこれは舞台映えするはずだ、とシアンはひとり納得した。
「ありがと。年取るとどうにもおチンポゆるゆるで締まんなくってね。膀胱パンパンだったし、ホント漏れちゃうんじゃないかって焦ってて……みっともないとこ見せたわね」
「いえ……」
そして彼は、観客と同じくらい下品な言葉をヴィオラの低音のような声で囁くと、トイレへ入りかけ……止まった。
シアンの頭を軽々越えて扉の梁に手をかける。明るい青緑の瞳が、便器のそばに落としたちり紙へ向けられている。シアンはそんな彼の横顔を見て陶然とした。
正面よりも彫りの深い精悍な顔立ち。白磁のように美しい肌。白い衣装から覗く腕や胸のたくましさ——国じゅうの彫刻を集めてもかすんでしまいそうな、生きた美しさが、目の前にある。
——神様って不公平だ……
「ちょっとアンタ」
唐突に青緑の瞳がシアンを見下ろす。アイシャドウがきらきらと彼の瞼を彩って、緑色の火花を放っているみたいだった。
「……あ、ごっ、ごめんなさい、ち、ち、ち、散らかして」
「違うわよ。いいからそこで待っときなさい」
「えっ」
「綿布《ナプキン》が要るんでしょ、お嬢さん」
そのひと言にシアンは絶句する。どうして女だと、生理だと分かって……聞く暇は与えられず、彼はそのままトイレに消えた。ジョボボボと勢いのある水音が聞こえてくる。
「あ、いッ、たたたた……」
シアン・ヴェール──本名エリシア・ラ・ジェニアンは半年ぶりの月経に見舞われ、子宮を絞られるような痛みにうずくまった。
驚愕と嘲笑の。
その人は逆さ吊りのまま下半身を晒していた。薄布が翻り一糸まとわぬソコを。生々しい陰茎と睾丸を。
シアンは目が離せなくて彼を凝視する。ぞわぞわと腕の、背中の、体じゅうの神経が逆立ってゆく。
男も女も超越したその人だけの世界。自分のすべてを投げ打って完成された、彼そのものという芸術。
——すごい……すごいものを見た……!
しかし現実はシアンとことごとくそりが合わなかった。彼の性器を見た観客たちは興奮のるつぼで下卑た言葉を彼に浴びせ、美しいヴィオラの演奏もかき消える。耳をつんざく喧騒に吐き気がする。それでも目の前の人だけが悠然と微笑んでいる。
——気分が悪い。
ぐらりとめまいがして、シアンはしゃがんだまま床に手を突いた。だめ、むり……はきそう……! 酒と煙草と香水のにおいが鼻の奥に、いやらしい罵詈雑言が耳の奥にまとわりついて、気分が悪い。
舞台がまだ続いている中、シアンは立ち上がった。
幸いにも店の奥側、シアンのすぐそばに扉があって駆け込む。店内よりもやや明るい地下廊下には、従業員専用の扉とトイレの扉が並んでいた。
トイレへ向かう。
「ぉえッ……う……」
吐く。間に合った……でもどうして……
「あっ……」
シアンは股の間に違和感を覚えて声を漏らした。
どろりとした液体が、出てる。
その正体には程なくして勘づく。
「う、うわ、うわ、どうしよ……っ」
半年間なかったのにどうして今更。それもこんな大事なときに。なにも準備してないときに。シアンは泣きたくなった。感情は涙となってすぐ目に溜まり、便器にぽたり落ちてゆく。
「ふぇっ……え、えぅう~……!」
——どうしよう。どうしようどうしよう。
泣いてる場合じゃないのにどうしよう。でも何も考えられなかった。お腹が痛い。下着が濡れて気持ち悪い。背中越しに幾重の壁に阻まれた拍手の音が聞こえる。演目は終わったのだろうか。どうせなら最後まで見ていたかったのに動けない。動きたくない。でもどうにかして行かなければ。せっかくのチャンスなのに。
とにかくライナスに申し訳がなかった。パトロンの件もそうだが、きっと彼は、自分のためにこの場所をセッティングしてくれたのに……
不甲斐ない自分が腹立たしい。シアンはトイレットペーパーを引っぱり出した。股に詰めればいくらかは保ってくれるだろう。でも応急処置だ。思いっきり引っぱって、ぐしゃぐしゃに丸めて下着に詰めて——
ドンドンドンドンッ!
「ヒッ」
「ちょっとオ! 便所占領してるのダレよ⁉︎」
薄いトイレの扉を壊れんばかりに叩かれ、壁を揺らすような大声で叫ばれてシアンは身をすくめた。
——怖い怖いっ、え、なになになに……⁉︎
怖すぎて慌てて、丸めたトイレットペーパーが床に落ちてしまった。あれはもう使えない。新しく出さなくては。
「ちょっと聞いてんの⁉︎ メイアン、それともキディ⁉︎ ッざけんじゃないわよこのアバズレ女! どこの誰とヤッてんのか知んないけど便所をベッド代わりにすんじゃないって何回言ったら」
「ち、ちがいますっ、ちがいますぅうう……!」
「——ァアン?」
シアンは急いで新しいペーパーを股に詰めて下着とズボンを穿き、外へ出た。死ぬかと思った。人間生きるか死ぬかの瀬戸際では、直前の気分の悪さなど吹っ飛ぶものだとシアンは理解した。
そして、鮮烈な赤色に目を奪われる。
その人はゆらぐ炎のような赤髪を首の片方へ流し、同色の太い眉を怪訝そうにひそめていた。かと思えば緑のアイシャドウを濃く入れた切れ長の瞳をパッと見開き、真っ赤な口紅で縁どった唇で、蠱惑的な、それでいてどこか軽薄な笑みを浮かべる。
——間違いない。さっきまで踊っていたあの人だ。
「あはッ……お客さんだったの? やだ、ゴメンなさいね」
目の前に来た彼が身をかがめる。思った以上に背が高い。とっさにうつむくとアイスピックのようなかかとのピンヒールを履いていた。すごい。シアンは素直に感心する。自分だったらきっとまともに歩けないし、踏まれたら絶対痛い。
「いえ、おっ、おまたせしました……」
もう一度顔を上げる。シアンを軽々と見下ろすその瞳は鮮やかな青緑をしていた。おとがいは大きく、だからといって顔の輪郭は大きすぎない。逆に顔のパーツはひとつひとつが大きく華やかだ。派手なメイクがよく映えて、なるほどこれは舞台映えするはずだ、とシアンはひとり納得した。
「ありがと。年取るとどうにもおチンポゆるゆるで締まんなくってね。膀胱パンパンだったし、ホント漏れちゃうんじゃないかって焦ってて……みっともないとこ見せたわね」
「いえ……」
そして彼は、観客と同じくらい下品な言葉をヴィオラの低音のような声で囁くと、トイレへ入りかけ……止まった。
シアンの頭を軽々越えて扉の梁に手をかける。明るい青緑の瞳が、便器のそばに落としたちり紙へ向けられている。シアンはそんな彼の横顔を見て陶然とした。
正面よりも彫りの深い精悍な顔立ち。白磁のように美しい肌。白い衣装から覗く腕や胸のたくましさ——国じゅうの彫刻を集めてもかすんでしまいそうな、生きた美しさが、目の前にある。
——神様って不公平だ……
「ちょっとアンタ」
唐突に青緑の瞳がシアンを見下ろす。アイシャドウがきらきらと彼の瞼を彩って、緑色の火花を放っているみたいだった。
「……あ、ごっ、ごめんなさい、ち、ち、ち、散らかして」
「違うわよ。いいからそこで待っときなさい」
「えっ」
「綿布《ナプキン》が要るんでしょ、お嬢さん」
そのひと言にシアンは絶句する。どうして女だと、生理だと分かって……聞く暇は与えられず、彼はそのままトイレに消えた。ジョボボボと勢いのある水音が聞こえてくる。
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