鈍色のMissing U's

【全4話短編】

過去の出来事から、女性になりたい男「宇崎右京」と、父親の性的暴行から男性嫌いになった女「内田羽海」。
二人の歪められた人生の物語。

自身が通う大学へ完璧な女装をしてきた右京。
けれども、学内で唯一それを見破った羽海は「黙っているから恋人になって欲しい」と告げ、二人は仮初めの恋人関係となった。

だがその後、彼らは互いに抱えた秘密を大学中に知られ、破滅の道へと転げ落ちてゆく――

彼らが歪む原因となった過去の出来事とは?
そして二人が行き着く先に、救いはあるのだろうか?

思春期から青年期へと変わってゆくココロとカラダに翻弄されつつも、未来を求めて彼らは歩き出す。


【登場人物】

宇崎右京(うざき うきょう)……12歳の時に見知らぬおじさんに連れて行かれ、性的暴行を受けるも隠している。
以降、しばらく性から遠ざかるが、次第に自分の内面には女性的なモノが有ることに気づき、女装に目覚める。
大学では一人暮らし&友人なしで陰キャのため、女装でこっそりと授業にでたりしてるのを唯一、羽海だけが見破った。
実は女性になりたいが、自分が女性になれない妬ましさから女性が嫌い。本人は気づいていない。

内田羽海(うちだ うみ)……12歳の時に父子家庭で育つも父親に性的暴行を受けたが黙っている。
以降は高校入らず延々と父親の相手をするが、父が会社の横領で捕まり施設~勉強しかしてないので大検~奨学金で大学へ。
父がいなくなってからは汚れた自分を上書きしたくて、複数人の男と寝るが実は男嫌いが歪んだカタチ。
右京にはその男性を感じなかったので注視してたら、ある日女装をしてきたので声をかけた。
24hポイント 28pt
小説 14,524 位 / 100,018件 青春 154 位 / 3,934件