双眼鏡少女

放課後の楽しみ、それは好きな男の子が部活をしている姿を見ることよ!
弓道場が見える図書館の窓際の席が私の特等席なの!
だけど、今日は憧れの人を双眼鏡で探しても、なぜか見当たらない。

「おかしいなぁ。そろそろ練習が始まる時間なのに」
双眼鏡を覗くのに夢中になっていると、後ろから声を掛けられた。
振り返るとそこに立っていたのは……。
「えっ、どうしてここに!?」

片想いの女の子が、好きな人を目の前にしてあたふたするお話です。
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