終末の乙女は精霊王の腕に抱かれる

 昭和の太平洋戦争末期、千鶴子(ちづこ)は空襲で命を落とした。
 しかし次に目醒めると、傍にはいかにも童話の世界に出てきそうな人知を超えた姿で、美しい青年が立っていた。
 青年は精霊王、名はユマラ。
 彼は千鶴子に言う。

「君はこの世界に現れた≪ イーフメ(奇跡の稀人) ≫に違いない」と。

 千鶴子は≪ タピオ(精霊の森) ≫と呼ばれる幻想的な自然の中で保護されることになったが、森の住民たちは見た目も言葉も異質な千鶴子をなかなか受け入れようとしなかった。
 けれども、千鶴子には別世界で生きるしか他に術がない。
 さらにそんな折、イーフメの降臨を知った人族のトォオネラ帝国皇帝は、千鶴子を見つけ出し、帝国に定住するよう働きかけるが……

 これはイーフメ千鶴子と精霊王ユマラの恋物語。
 二人が愛し合うまでのお話。


≪!注意事項!≫
*以前に投稿していた作品の改訂版です
*R15について、戦争や強姦未遂等の残酷な描写が含まれます。ハッピーエンドですが、地雷に引っかかりそうな方は、スルーお願いします
*世界観は北欧神話がモチーフです
*小説家になろう様でも掲載中です

© 2019 Chihiro Fukaishi ※旧ペンネーム・狸
24hポイント 0pt
小説 96,004 位 / 96,004件 恋愛 26,449 位 / 26,449件