乙女ゲームに転移したけど無理ゲー過ぎて笑える(仮)

鍋底の米

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ここまでのお話(※ネタバレ)

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長期間更新が滞っていたので、ここまでのあらすじをざっくりと書いておきます。
読み返すのはお手間でしょうから。

このページと登場人物他のページを読めばなんとなく思い出せるかもしれません。

ですので、一気読みされている方はこちらすっ飛ばして下さいませ。

※このページは予告なく削除されることがあります。

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主人公、円谷和明は、高校の帰り道、事故に巻き込まれて異世界に転移してしまう。

交通事故にあった少女の手から飛んで来た乙女ゲーム『ハーレム学園 どきどき♡サバイバル ~乙女の本気モード~』が頭に直撃してしまうが、その乙女ゲームこそが異世界へ転移させるツールだったのだ。

転移したのはレニンの森というひと気の無い深い森の中。

この乙女ゲームはどうやら続編であり、本来なら前作で来ていたはずの乙女が前作でのステータスを引き継いで始めるはずの仕様であったが、和明は初めて転移してきたのでステータスを引き継げていない。

つまり弱い状態で魔獣や魔物の跋扈する森にひとり放り出されてしまったのだ。

妖精ジェシーによるゲームのチュートリアルを受け、一定レベルごとに提示されるクエストをクリアしていかないと死んでしまうという鬼仕様の乙女ゲームであることが判明する。
そして何故か男なのに「聖女」の称号がついていた。

魔物に襲われたりして死にそうな目に遭いながら森を彷徨っていたら、初めて人と思われる表示をマップ上に見つけるが、どうやら凶悪な力を持つ魔物だか魔獣だかと相対している様子。
意を決して近付いてみたら、襲っている相手の姿は無く、瀕死で倒れている獣人を見つけた。

その時は知らなかったが、それがヨルラガード王国第2王子であるナファリード・スル・ヨルラガードだった。
和明は聖女の力で傷を癒して彼の命を救った。

彼をファリと呼び、交流を深めながらこの森を脱出する為に協力し合う。
クエストのせいで命を落としかねない状況なので、ファリにサバイバルの仕方や剣術を教えてもらったりする。
誠実で頼り甲斐があり格好良過ぎるファリにトキメキが止まらずいつの間にか掛け替えのない人だと思うようになっていた。
そのこともあり、自身が巻き込まれてこの世界に来た転移者であることを正直にファリに告げる。

ファリは獣化出来ない獣人であり、そのことで自身に価値が無く誰からも必要とされていないと思っていた。
命と共に心をも救ってくれたカズアキに全てを捧げて守り抜くと誓っていた。
ファリは、彼にとって全てであるカズアキの話を疑わない。

二人は、次のクエストが森の中ではクリア出来そうに無い為、レベル上げの為に留まっていた森を出た。

しかしその直後誰かに間違われてファリ共々誘拐されることとなる。
隷属の首輪をつけられ、絶体絶命か?と思われたが、アイテムボックスや乙女ゲームのウインドウを利用してカズアキが身体の自由を取り戻した。

策を巡らせ奴隷商人に売られてしまったファリを取り戻し、本来のターゲットであったグッテスラ公爵家の嫡男であり、乙女ゲームの攻略対象であるギルオレとその従者で獣人のレスニースを助けた。

実はギルオレは元々姉である公爵家令嬢であり、乙女ゲーム的には悪役令嬢の立ち位置であるロミアリーゼに依頼され、カズアキを探しに来ていたのだ。

ギルオレに連れられてグッテスラ公爵家に来たカズアキはロミアリーゼことローゼに乙女ゲームが女神の作ったゲームであり、次期女神となる人を召喚して選ぶ目的の物であった事を聞く。
しかしそれは上手くいかず、女神候補であった前世のローゼが事故により死んでしまい、女神はお詫びにこの世界にローゼとして転生させたが、女神は力を失い消えてしまう。

女神の存在なくは乱れてしまうこの世界は、滅びへの道を進んいた。
しかし何故か居ないはずの女神が作ったと思われる乙女ゲームの2作目である『ハーレム学園 どきどき♡サバイバル ~乙女の本気モード~』によってカズアキが転移してきた。本来来るはずだった乙女ではなく巻き込まれたカズアキだったが、聖女の称号を持っていた為にこの世界はある程度安定していた。

カズアキはとにかく生き残り、ファリと共に生きていく為にこの世界に留まりたいと願っている。
その為はクエストをクリアしていきながらゲームを終わらせる必要があると考えていて、なんとか工夫しながらこなしていっている最中でだ。

現在クリアしようとしているクエストは、前クエスト達成後15日以内に「魔法を使って100人癒す」というものであった。

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面白味無く、ベターっと書いてしまいました。
申し訳ない~。
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