お嬢、手ほどきのお時間です~その男は甘く淫らにこの身に触れる~

「篠崎にしか頼めないことがある。ーーーー私を抱いて」 

それは一世一代の賭けだった。 
華の女子大生の雨月(うづき)は、実は極道の家の娘。その生まれ故危うい目に遭いがちで、この度も誘拐の末あわや貞操の危機に晒された。何とか世話係の男・篠崎に助け出されたのだが、その夜自分の現状と将来を思い詰めてとんでもない頼みを口にする。

その男は雨月が幼い頃から傍にいた。 
けれどある日突然線を引かれ、距離を取られた。
それでも世話係としては誰よりずっと雨月を知り尽くした男。初恋の、男。 

"せめて最初の想い出は好きな男と"と賭けに出た意地っ張り拗らせお嬢と、"思い詰めたお嬢が他の男相手に馬鹿な真似を仕出かすくらいなら"と手を出してしまった堅物世話係の、どこまでも淫らなすれ違い。
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