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21.『物』を大切にする人間は。
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幾度となく訪問したことのある薬師の診療所ではあるが基臣が足を踏み入れたことがあるのはあくまでも診療所として活用している部分だけだから、把握しているのは大きくてゆったりしている二階建ての建物のほんの一部に過ぎない。
だからいつも通りのドアから中に入ったはよいが、カウンターの奥にあるドアの先の構造を基臣は知らない。
「裏口とかからじゃなくて良いのか? 出入り」
「裏口も勿論あるがこちらの方が近いからな」
なんとなく落ち着かない心を誤魔化すように軽い口調で言った基臣にクレイヴァルはゆったりと足を進めながら言葉を返してくる。
その雰囲気がいつもよりも幾分柔らかいように感じたが「気のせいだ」と基臣は脳内で自身の考えを切り捨てて表情と声のトーンを保つ努力をした。
「あ、いやでも調剤室とか外から来た俺がそのまま入ったら――」
医療従事者として気になるポイントを言うとクレイヴァルはカウンターの奥のドアを開けてなんてことの無いように振り向きながら返して来る。
「調剤室はこっちのドアの先で独立している……気にしなくて良い」
「あ、うん」
カウンターの奥にあるドアの先に続く廊下は大柄な人間も多いこっちの世界特有の構造で日本よりはかなり広い。
大きなこの建物の待合室を兼ねている幅広のカウンターの長さから通路分を差し引いた広さの調剤室だと思えばざっくり考えただけでも広さはそれなりにあるし、現時点では分からないが奥行きも加味すればクレイヴァル一人が作業するのになんの不便も無いほどしっかりとスペースは確保されている。
すたすたと歩いて行くクレイヴァルの背中を追いながら基臣はそんなどうでも良いことを考えていた。
そしてさらに少し進んで階段を上るとそこは明らかなプライベートスペースだった。
――ちょっと、これ失敗したか?
軽々しく入らない方が良かったのかもしれない。
広い室内にはクレイヴァルの性格を表しているようなシンプルな家具が殺風景にならない程度の数しかなかったが、そのどれもが長年丁寧に扱われ大切にされているのがぱっと見でも良く分かる質の良い物ばかり。
中でも合皮なんて存在しないこの世界では値が張る部類に入る本革のソファーは使い込まれて色が濃くなり、美しい艶もある。
よく裏の畑の薬草の手入れをしている姿も見るから基本的にあのルックスに反してマメな人間なのかもしれないな、と基臣はぼーっと立ったままでまたそんなことを考える。
「すぐに用意する。そこにある本棚から適当な物でも読んで好きに寛いでいてくれ」
「あ、なんか手伝うか?」
ただ座っている空気に耐えられそうも無くて基臣はすぐにそう提案したが「ゆっくりしていろ」と言われてクレイヴァルは奥のキッチンスペースの方に行ってしまう。
その姿を見送った基臣はこのまま立っているのはおかしいので勧められるまま立派なソファーに腰掛けた。
日本人感覚でいくと大き目の三人掛けソファーのサイズだが、こちらの世界基準でいうとこれは二人掛けだ。
――誰かと隣同士座って一緒に過ごしたりしたのだろうか?
「――っ」
不意にそんな中学生のような妄想をした基臣は声を出さないようにしっかりと歯を食いしばってさっと立ち上がる。
このまま大人しく座って目に入る見慣れない新鮮な室内の風景を見ていると余計なことばかり考えてしまいそうなのは明らかだ。
スマホもテレビもラジオも無いこっちの世界で本は貴重な娯楽や知識を得る手段だ。
クレイヴァル本人から「好きに見て良い」と言われたこともあり基臣は不自然にならないような速度で歩いて同じ空間の中にある本棚に近付く。
以前会話の中でクレイヴァルの自宅には壁面収納の本棚があると言っていたが今基臣の視界に入る範囲内には無い。
一人暮らしするには十分過ぎる程の広さの建物なので寝室や書斎は別にあるのだろう。
限られた範囲でもそれなりの冊数が納められている本棚は几帳面に整理整頓されておりぱっと見ただけでも埃一つ被っていないし、見るからに年代物の本もある。
そんなところもクレイヴァルらしいな、なんて思いつつ基臣は背表紙のタイトルをひとつひとつゆっくりと眺めていく。
「――あ」
たくさんある本の中から基臣は以前クレイヴァルから借りたことがある『種族図鑑』を見付けて静かに笑った。
こっちの世界でも同じ理屈がまかり通るかは不明だが、日本にいた時は『本棚を見ればその人が分かる』という言葉もあったくらいだからいくら本人が良いと言っていても不躾にじろじろと見続けるのは良くないと思った基臣は不思議な懐かしさを感じながら『種族図鑑』を抜いて先ほどのソファーに戻った。
「オミ、――オミ?」
「あ、悪い!」
集中すると周りが見えなくなることがある基臣は思ったよりも近い位置から聞こえたクレイヴァルの呼びかけにはっと顔を上げて詫びる。だって食事の準備をしてもらっていたのに呼びかけにすぐ応じないなんて失礼だ。
しかし咄嗟に視線を合わせた当のクレイヴァル本人は気を悪くした風もなく穏やかに微笑んでいる。
「構わん。随分熱心に読んでいたな?」
「ああ、コレ普通に面白いしまだ見たことも無い『人種』がいるのって興味深いんだよな」
丁寧に両手で本を閉じて表紙を見せるとクレイヴァルも理解したようで笑う。
「食事の後も読むか?」
「いや、大丈夫だ」
短い問いに答えると大きな手が当たり前のように自然な動作で基臣の手からそれを受け取って、クレイヴァルは静かに元あった場所に本を戻しに向かった。
「……」
その一連の動作を見て、基臣の胸は何故か騒ぐ。
だって『モノ』に対する扱いを見るとその人の本質が透けて見える、という説があながち外れていないことを基臣は今まで生きて来た経験上知っているからだ。
全ての物を大切にすることは不可能かもしれないがスマホや財布、車や靴など身近で日常的に使う物をどう扱っているのかを見れば大体納得出来ることが基臣の人生では多かった。
最新型に異様にこだわる奴は飽きっぽかったし、レシートでパンパンの財布を持っている奴は金にだらしなかった。大雑把な性格の奴は機嫌の良し悪しに関わらず物を気軽に投げ置いたりしてこっちがハラハラすることもあった。
そして意外と大切なのが『自分にとって大切な物しか大切に扱わない』タイプも一定数いる、という視点だ。
――ああ、またどうでもいい余計なことを考えているな。
基臣は自嘲気味に小さく笑って本棚に向かっている為自分に背を向けているクレイヴァルになんてことの無いような口調で聞いてみた。
「なんかお前って物を大事にするよな」
「そうか?」
本を一冊本棚に戻すのに必要な時間なんてたいしてかからない。
振り向きながら不思議そうに自分を見るクレイヴァルをなんとなく見ながら基臣は続ける。
「そうだろ。本とかの畑とか……あと、この部屋を見て思ったけど家具とかもちゃんと手入れして長く使ってるのがすぐわかる」
基臣のそんな言葉にクレイヴァルは「そんな当たり前のことを何故聞く?」と心の底から考えているのがありありと分かる表情でさらっと言った。
「自分が『選んで』手に入れた品なんだから、愛着を持って大切に扱うのは当たり前のことじゃないか?」
冷めてしまうから食事にしよう、と心地良い低音が穏やかに告げて基臣を食卓へと誘う。
気持ちを自覚してから基臣はクレイヴァルの背中ばかり見詰めている自覚がある。
それは今も同じで、凛と伸びた背筋と男らしい広い背中を見ながら基臣は心の中で今日何度目かもしれない独り言を呟いた。
――俺も『選ばれて』大切にされてぇわ。
そして何より、そんなことを思う自分の女々しさに反吐が出る。
だからいつも通りのドアから中に入ったはよいが、カウンターの奥にあるドアの先の構造を基臣は知らない。
「裏口とかからじゃなくて良いのか? 出入り」
「裏口も勿論あるがこちらの方が近いからな」
なんとなく落ち着かない心を誤魔化すように軽い口調で言った基臣にクレイヴァルはゆったりと足を進めながら言葉を返してくる。
その雰囲気がいつもよりも幾分柔らかいように感じたが「気のせいだ」と基臣は脳内で自身の考えを切り捨てて表情と声のトーンを保つ努力をした。
「あ、いやでも調剤室とか外から来た俺がそのまま入ったら――」
医療従事者として気になるポイントを言うとクレイヴァルはカウンターの奥のドアを開けてなんてことの無いように振り向きながら返して来る。
「調剤室はこっちのドアの先で独立している……気にしなくて良い」
「あ、うん」
カウンターの奥にあるドアの先に続く廊下は大柄な人間も多いこっちの世界特有の構造で日本よりはかなり広い。
大きなこの建物の待合室を兼ねている幅広のカウンターの長さから通路分を差し引いた広さの調剤室だと思えばざっくり考えただけでも広さはそれなりにあるし、現時点では分からないが奥行きも加味すればクレイヴァル一人が作業するのになんの不便も無いほどしっかりとスペースは確保されている。
すたすたと歩いて行くクレイヴァルの背中を追いながら基臣はそんなどうでも良いことを考えていた。
そしてさらに少し進んで階段を上るとそこは明らかなプライベートスペースだった。
――ちょっと、これ失敗したか?
軽々しく入らない方が良かったのかもしれない。
広い室内にはクレイヴァルの性格を表しているようなシンプルな家具が殺風景にならない程度の数しかなかったが、そのどれもが長年丁寧に扱われ大切にされているのがぱっと見でも良く分かる質の良い物ばかり。
中でも合皮なんて存在しないこの世界では値が張る部類に入る本革のソファーは使い込まれて色が濃くなり、美しい艶もある。
よく裏の畑の薬草の手入れをしている姿も見るから基本的にあのルックスに反してマメな人間なのかもしれないな、と基臣はぼーっと立ったままでまたそんなことを考える。
「すぐに用意する。そこにある本棚から適当な物でも読んで好きに寛いでいてくれ」
「あ、なんか手伝うか?」
ただ座っている空気に耐えられそうも無くて基臣はすぐにそう提案したが「ゆっくりしていろ」と言われてクレイヴァルは奥のキッチンスペースの方に行ってしまう。
その姿を見送った基臣はこのまま立っているのはおかしいので勧められるまま立派なソファーに腰掛けた。
日本人感覚でいくと大き目の三人掛けソファーのサイズだが、こちらの世界基準でいうとこれは二人掛けだ。
――誰かと隣同士座って一緒に過ごしたりしたのだろうか?
「――っ」
不意にそんな中学生のような妄想をした基臣は声を出さないようにしっかりと歯を食いしばってさっと立ち上がる。
このまま大人しく座って目に入る見慣れない新鮮な室内の風景を見ていると余計なことばかり考えてしまいそうなのは明らかだ。
スマホもテレビもラジオも無いこっちの世界で本は貴重な娯楽や知識を得る手段だ。
クレイヴァル本人から「好きに見て良い」と言われたこともあり基臣は不自然にならないような速度で歩いて同じ空間の中にある本棚に近付く。
以前会話の中でクレイヴァルの自宅には壁面収納の本棚があると言っていたが今基臣の視界に入る範囲内には無い。
一人暮らしするには十分過ぎる程の広さの建物なので寝室や書斎は別にあるのだろう。
限られた範囲でもそれなりの冊数が納められている本棚は几帳面に整理整頓されておりぱっと見ただけでも埃一つ被っていないし、見るからに年代物の本もある。
そんなところもクレイヴァルらしいな、なんて思いつつ基臣は背表紙のタイトルをひとつひとつゆっくりと眺めていく。
「――あ」
たくさんある本の中から基臣は以前クレイヴァルから借りたことがある『種族図鑑』を見付けて静かに笑った。
こっちの世界でも同じ理屈がまかり通るかは不明だが、日本にいた時は『本棚を見ればその人が分かる』という言葉もあったくらいだからいくら本人が良いと言っていても不躾にじろじろと見続けるのは良くないと思った基臣は不思議な懐かしさを感じながら『種族図鑑』を抜いて先ほどのソファーに戻った。
「オミ、――オミ?」
「あ、悪い!」
集中すると周りが見えなくなることがある基臣は思ったよりも近い位置から聞こえたクレイヴァルの呼びかけにはっと顔を上げて詫びる。だって食事の準備をしてもらっていたのに呼びかけにすぐ応じないなんて失礼だ。
しかし咄嗟に視線を合わせた当のクレイヴァル本人は気を悪くした風もなく穏やかに微笑んでいる。
「構わん。随分熱心に読んでいたな?」
「ああ、コレ普通に面白いしまだ見たことも無い『人種』がいるのって興味深いんだよな」
丁寧に両手で本を閉じて表紙を見せるとクレイヴァルも理解したようで笑う。
「食事の後も読むか?」
「いや、大丈夫だ」
短い問いに答えると大きな手が当たり前のように自然な動作で基臣の手からそれを受け取って、クレイヴァルは静かに元あった場所に本を戻しに向かった。
「……」
その一連の動作を見て、基臣の胸は何故か騒ぐ。
だって『モノ』に対する扱いを見るとその人の本質が透けて見える、という説があながち外れていないことを基臣は今まで生きて来た経験上知っているからだ。
全ての物を大切にすることは不可能かもしれないがスマホや財布、車や靴など身近で日常的に使う物をどう扱っているのかを見れば大体納得出来ることが基臣の人生では多かった。
最新型に異様にこだわる奴は飽きっぽかったし、レシートでパンパンの財布を持っている奴は金にだらしなかった。大雑把な性格の奴は機嫌の良し悪しに関わらず物を気軽に投げ置いたりしてこっちがハラハラすることもあった。
そして意外と大切なのが『自分にとって大切な物しか大切に扱わない』タイプも一定数いる、という視点だ。
――ああ、またどうでもいい余計なことを考えているな。
基臣は自嘲気味に小さく笑って本棚に向かっている為自分に背を向けているクレイヴァルになんてことの無いような口調で聞いてみた。
「なんかお前って物を大事にするよな」
「そうか?」
本を一冊本棚に戻すのに必要な時間なんてたいしてかからない。
振り向きながら不思議そうに自分を見るクレイヴァルをなんとなく見ながら基臣は続ける。
「そうだろ。本とかの畑とか……あと、この部屋を見て思ったけど家具とかもちゃんと手入れして長く使ってるのがすぐわかる」
基臣のそんな言葉にクレイヴァルは「そんな当たり前のことを何故聞く?」と心の底から考えているのがありありと分かる表情でさらっと言った。
「自分が『選んで』手に入れた品なんだから、愛着を持って大切に扱うのは当たり前のことじゃないか?」
冷めてしまうから食事にしよう、と心地良い低音が穏やかに告げて基臣を食卓へと誘う。
気持ちを自覚してから基臣はクレイヴァルの背中ばかり見詰めている自覚がある。
それは今も同じで、凛と伸びた背筋と男らしい広い背中を見ながら基臣は心の中で今日何度目かもしれない独り言を呟いた。
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