真白に魅了されし者

ある雨の日、びしょ濡れの美しい女が落葉樹の元に佇んでいた。
彼は一目で心を奪われた。
その一夜の鮮明な記憶に、彼は再び彼女との邂逅を求めて各地を巡っていた。
ある日彼は強い芳香に誘われて月下美人と出逢う。
月下美人は花開くまで三年を要す。
それは彼が捜しものを始めて三年が経た瞬間だった。
彼女のように儚く美しい神秘的な大輪の花を見つめ続けた彼に突如と変化は訪れた。
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