イケオジ社長に一目惚れされました

おもち

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【R-18】社長室♡ PART1

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(………続き………)

美味しそうな食事を目の前にしても、僕はその言葉ばかり考えてしまう。
「また」とはいつのことだろう。ゆっくりと言うぐらいだから今夜帰宅してからだろうか。それとも週末?

「翔?あんまり食欲無いのか?…もしかして、もうお昼食べてた?」
「あ、いえ…!いただきます!」

お腹が空いていないわけではない。
けれど今は食欲より性欲のほうが満たしたい…なんて、言えたら良かったんだけど。言えるわけがない。
目の前にいる隆弘さんは先程のことは無かったかのように、美味しそうにご飯を頬張っている。かわいい。お腹空いてたのかな。

「そんなに見つめて。食べさせてほしかったのか?…ほら」

そう言って隆弘さんは僕の口までお肉を運んでくれる。

「……あ、ありがとうございます……」

確かに美味しいが、また別の日ならもっと美味しかったのかもしれない。

「美味しい?」
「はい、すごく美味しいです」

僕がそう答えると隆弘さんはにっこりと笑った。そしてまた一口分、ご飯を掬うと僕に向けてくれる。

「はい」
「……え……?」
「あーん、って、して」

僕は恥ずかしさと緊張で少し固まってしまう。隆弘さんはそんな僕を急かすようにお箸をゆらゆらと揺らす。

「は、はい……あーん……」

恥ずかしくて声が出しにくいが、なんとか絞り出すようにして言うと、彼は嬉しそうにご飯を口の中に運んでくれる。そして自分の口にも入れて、上品に咀嚼すると、また僕に食べさせてくれる。

「翔と食べると五割増しで美味くなるな」

隆弘さんは嬉しそうに言った。イマドキ少女漫画でも見ない恋人同士のように、こうして食べさせてもらうのはすごく恥ずかしかったけれど、それ以上に嬉しかったし幸せだった。

食べさせ合いながら、無事に完食をすると、僕の大学のスケジュールを知っている隆弘さんは僕を帰らせようとしてくる。
まだ帰りたくない。
あわよくば、続きが、したい。

「まだ次の授業には間に合うだろ?タクシー呼ぼうか」
「あの、隆弘さん……僕……」
「うん?」

言葉の先が出てこない。ただもう少しだけ、一緒に居たいだけ。でもその一言を口に出すことができない。もごもごと口を動かすだけで何も言えない僕の気持ちを察してか、隆弘さんは少し考えた後、優しく微笑んで口を開いた。

「……でも、まだ時間に余裕はあるな。もう少しココに居ても構わないよ」
「いいんですか……?」
「もちろん」

彼はそう言って、僕の髪を優しく撫でた。その心地よさに思わず目を細めると、隆弘さんはくすりと笑い、また僕にキスをしてくれた。

「………隆弘さん…」
「ん?」
「…さっきの『続き』って、…今からじゃ、ダメですか……?」

僕の言葉に、隆弘さんは少し驚いたような顔をする。けれどすぐに微笑んで、僕の耳元に顔を寄せた。

「……もしかして、ずっとあの言葉を気にしてたの?」
「っ……!」

その指摘にカッと顔が熱くなる。恥ずかしい。僕の反応を見て隆弘さんは少し意地悪そうに笑う。

「翔はえっちだなあ」
「……ちが……そういうわけじゃ……」
「違うの?じゃあ『続き』を強請ったのはどうして?」

隆弘さんの手がするりと僕の太ももを撫でる。それだけで体がぴくりと震えてしまう。

「あ……だって……」
「言ってくれないとわからないな」

隆弘さんの指が、僕の敏感な部分へと伸びていく。服の上から優しく撫でられて、もどかしい快感に襲われる。

「んッ…あ、……」
「翔、教えて。どうして欲しいの?」

低くて甘い声が鼓膜を震わす。ぞくぞくとした感覚が背中を走り、体の奥が熱くなるのがわかる。隆弘さんの手が優しく僕のものを撫でる度に、少しずつ硬度を増していくのがわかった。

「……隆弘さんに……触ってほしいです……」

消え入りそうな声でそう呟くと、彼は満足げに笑って僕にキスをしてくれた。柔らかな感触はやがて深くなり、舌を絡め取られる。歯列をなぞられ上顎の裏を撫でられると腰が抜けそうになる。

「んむ、っ……ふ、…ン…♡」
「かわいい。ほんとに…食べちゃいたいぐらい…」

隆弘さんは僕の首筋から鎖骨へとゆっくりと舌を這わせ、最後に耳朶を甘噛みした。それと同時にズボン越しに刺激されていた熱はすっかり硬くなっている。

「翔。……下、脱いでごらん?」

耳元で囁かれた言葉に僕は素直に従ってしまう。ズボンと下着を一緒に脱ぐと、すでに先走りで濡れそぼった自身が露わになり、恥ずかしくて思わず手で隠そうとするが、隆弘さんはそれを許してはくれない。

「は、はずかし……ッ……」
「ちゃんと見せて。気持ちよくしてあげるから」
「……っ……ぅう、……♡」

そう言いながら彼は僕のものを優しく握り込み、ゆっくりと上下に扱き始める。待ちわびた直接的な刺激に体が跳ね、自然と甘い声が漏れてしまう。

「あっ…ァ、…♡…たかひろさ……っ…♡♡」
「もうドロドロだね?ずっと期待してたんだもんね…?」

隆弘さんはどこか楽しそうな声で言うが、その目は情欲に満ちている。彼は僕のものを優しく握り込み、上下に擦りながら時折先端を指先で刺激する。その度に僕は体を跳ねさせてしまい、それがまた恥ずかしくてさらに熱くなってしまう。

「ん、んッ…♡…ぁ、あっ……♡や、だめ、…だめです…っ…♡♡」
「…嫌ならやめるよ?」
「ッ~………やっ、や、じゃない、…きもちい……から……もっとしてくださぃ……っ…♡」

今日の隆弘さんは、少しいじわるだ。
でもそんなところも大好きで、もっといじめて欲しいと思ってしまう。隆弘さんはくすりと笑うと手の動きを早めながら、あろうことか、彼は僕のそれを口に含んだ。
「あっ、ぁ♡ん、ッ……♡たかひろさんっ……♡♡」

突然の強い刺激に思わず腰を引いてしまうが、隆弘さんは逃さないというように僕のものを深く咥え込み、ねっとりと舐め上げる。そして鈴口をちろちろと舌先で弄ぶようにしてから、先端に強く吸い付かれる。

「ひぅ♡あッ……♡ぁ、ア…♡…それ、っ……♡も、イッちゃ、…っ…♡♡」

普段は隆弘さんが真面目に仕事しているこんな場所で、こんな淫らなことをしているという背徳感が余計に快感を増幅させてしまう。

「ん、いいよ。このままイッてごらん?」

隆弘さんはそう言うと僕のものを口に含んだまま喉の奥を締めた。その瞬間、一気に絶頂へと駆け上っていくような感覚に襲われる。

「あッ♡…も、もうイク…♡ごめんなさ、っ、ごめ、…っ…ぁあっ!♡♡」

僕は耐えきれずにそのまま白濁を吐き出して達してしまった。隆弘さんの口の中に出してしまい焦っていると、彼はごくりと喉を鳴らしてそれを飲み込んだ。

「気持ちよかった?」
「……もの、すごく……」
「ふふ、それはよかった」

そのまま何度か触れるだけのキスをした後、彼は少し意地悪そうな笑みを浮かべて言った。

「……今度は、翔に気持ちよくしてもらいたいなぁ?」

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