見習い奇術師 鶴天斎華子の華麗なる事件簿 ~其の壱 横浜幽霊騒動編~

 時は明治30年、舞台は横浜――天才との呼び名が高い奇術師・鶴天斎聡一の一人娘、牧村華子は幽霊騒動のからくりを暴くため大店「壽屋」を訪れる。そこには探偵の青山麗治郎と祈祷師の睡蓮様こと高木芳子、そして店主の孫娘・御高祖頭巾を被るみさをがいた。他愛もない幽霊騒動が更なる大きな事件を呼び、華子の休日は奇妙な方向へと進んでいくのであった。*2019年12月23日UPしました「見習い奇術師 鶴天斎華子の華麗なる事件簿 ~其の弐 東京銀座初恋編~」へ続きます。https://www.alphapolis.co.jp/novel/216573509/29328494

《登場人物》
鶴天斎 華子(牧村 華子)……日本人の父親と英吉利人の母親を持つ奇術師(見習い)

鶴天斎 聡一(牧村 聡一)……華子の父親。天才奇術師と呼ばれている。「聡一一座」の座長

ジョゼフ・カーター……聡一のパトロン兼プロデューサー的存在で、華子の祖父。美術宝飾品の貿易のかたわら、奇術の興業を行っていた英吉利人

エイミー・カーター……ジョゼフの娘で聡一の妻、華子の母親。故人

中川 志乃……華子の母親代わり的な存在。聡一一座で経理を担当している

嶋田 朔太郎……生糸貿易で富を築いた横浜の実業家で政財界の重鎮。横浜弁天通りで大店「壽屋」を営む

嶋田 みさを……朔太郎の孫。幼少期、顔に火傷を負い、常に御高祖頭巾を被っている

嶋田 俊明……みさをの夫で嶋家の婿養子。士族の次男。銀行家

嶋田 民子……嶋田家の養女。火事で養父母(朔太郎の娘夫婦・みさをの両親)と共に焼死

ふみ……みさを付きの女中

青山 麗治郎……東京銀座で「大國探偵舎」を営む探偵。さる要人の落とし子

高木 芳子……「壽屋」贔屓の祈祷師・睡蓮様の後継者

太田 淳史……横浜十丸医院の勤務医。父親の代からのみさをの主治医

寺本 綾子……元浜町にある石炭を扱う海産物商「黒田屋」の三女。みさをの女学校時代の同窓生。太田の許婚

高瀬 正男……麗次郎の探偵仲間

*未熟な作品ですが、楽しんでいただけたら幸いです。史実に基づいて執筆していますが、私の創作した部分もあるのでご了承ください。
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