リオノール工房恋愛短編集

※ファンタジー長編「リオノール喫茶へようこそ!」と同じ舞台で広げられるファンタジー要素ありの恋愛短編集です。


 ルドシュ・リーア王国。世界樹から溢れる力により、他の国に比べて魔法文化が栄えている。世界屈指のリオノール魔法学校や、随一の魔力を持った王家が統べるルドシュール城、そして世界樹「ウェルマ・フェルア」は有名な観光地として名が挙げられる。


 さて、世界各国から魔法学問の履修を志す者が訪れるこの国も、全てが魔法尽くしと言う訳ではない。

 ルドシュール王9世によって定められた法律により、国民達には労働の義務が与えられているからだ。

 詳しく言うと、錬金術師の職業免許証を持つ者以外、全てを魔法に頼って作り出すことは禁止されている。国民は自分の手で料理を作り、それを食し、自分の手で物を作り、それを使っている。

 その為ルドシュ・リーア王国には様々な職人がいる。ガラス細工師、人形師、銀細工師……。

 彼等がアトリエを構えるのは、リオノール城下町三番街。通称リオノール工房。


 職人通りと呼ばれるその街は、いつも様々な人で賑わっている。これは、そんな工房に関わる人々の物語である。
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