制服の少年

東城

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14章 イベント

+++++焼き肉パーティー

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学校の帰り、駅の近くのコンビニで飲み物を買って、店の外で朝日と鶴見は立ち話をしている。
とうかに強制的に映画部に入部させられたが、朝日は部活には、ほとんど行かない、いわゆる幽霊部員だった。
鶴見はコーヒーをすすりながら「映画部っておもしろいの?」と聞く。
「つまらない。文化祭に自主制作の映画を上映するんだって」
「へー。あいつら楽しそうだし、いいんじゃないの」
「中学生日記みたいな映画。先生受けしそうだけど、すっごくつまんない脚本」
「で、これからどうする? 朝日んち行くと保護司に怒られるし」
「じゃあ、ここで解散にする?」
空き缶をゴミ箱に捨てている鶴見の制服のそでを少しつまんで、朝日は頼み事をした。
「鶴見っち、頼みがあるんだけど」
「おう」
「今週の土曜日、一日だけ僕の兄ちゃんになって」
「なにそれ?」
まじ?なんか訳ありなのって顔して鶴見は首をかしげる。
「僕の兄ちゃんに会いたい人がいて」
「朝日一人っ子で、兄弟いないじゃん」
「兄ちゃんいないから、だから兄ちゃんになって」
「なんだかしっくりこない話だな」
「焼き肉おごってもらえるからだよ」
「なんだ、そういうことか。まあ、いいけど、おごってくれる人って誰?」
「塾の先生で、信次さんって人」

最近、信次さんが朝日の兄ちゃんと三人で焼き肉、焼き肉って催促が激しい。
鶴見は背も高いし、一年ダブって四月生まれなので一五才。全然似てないけど兄弟ということにしておけば、信次さんも納得してくれるだろう。

***

土曜のお昼前に駅前のコンビニで鶴見と待ち合わせしていた。
朝日は早く着いて雑誌コーナーで雑誌を立ち読みしている。
「朝日ー!!」図太い聞き覚えのある声の方向を見ると鶴見がいた。
「あ、鶴見っち」
鶴見の服装はジーンズと黒のシャツ。ヤンキーっぽい服はだめって事前に言っておいた。
髪は短くて両側頭部にバリアートの三本刈込みのラインが入っている。普通っぽい服を着ていても、ジーンズのポッケに両手突っ込んでいるポーズはガチでヤンキーだ。
朝日もジーンズと緑色のパーカーで普通の中学生ファッションだった。

二人は学校であったことや漫画の話を楽しそうにしながら、駅からすぐの信次さんのマンションに向かう。
「ねえ、兄ちゃん、手つなご!」
「キモイよ。普通兄弟同士、手なんてつながないって」
そうなの? むーんって顔して朝日は鶴見を見上げた。

今日は珍しくキッズ携帯を持ってきてたので、マンションのロビーで信次さんに電話をかける。
「あ、信次さん、いまマンションのロビー」

すぐに信次さんが来て、地下の駐車場まで朝日達とエレベーターで降りる。
セレブマンションだけあって駐車してある車も外車やトヨタの高級車が目に付く。
信次さんの車はレクサスだ。後部座席に朝日と鶴見は座る。
「高級車じゃんか」鶴見が革のシートを手で擦って、つぶやく。
「普通の車じゃないの?」朝日は車のことをあまり知らない。
「幹部クラスが乗る車だよ」
「よく車のこと知ってるじゃん。兄ちゃん、只者じゃねーな」信次さんは振り向いて上機嫌で聞いた。
「俺、車とかバイク好きなんです」恐縮して軽く会釈しながら鶴見は答えた。
「それじゃ出発」朝日はシートベルをカチャっとして元気に言った。

焼き肉屋の駐車場に車を停める。
街道沿いにある国産牛肉専門店で佐賀牛、近江牛などSSクラスの和牛を提供する高級店だ。
店の内装も黒と銀が基調で高級感がある。
ウエイターに個室に通され、三人は靴を脱いで座敷に上がる。

信次さんが飲み物と肉を適当に注文する。
特上カルビ、ハツ、みの、さがり、赤身、ロース。
中学生二人の食いっぷりは、すごかった。
「食え。腹いっぱい食え。今日はぜーんぶ俺のおごりだからよ」
焼いては、がつがつ食べ、焼いては、がつがつ食べ。
鶴見は和牛のうまさに感動して、純朴な少年の顔になっている。
「焼き肉うまい。焼き肉最高!!」
「焼き肉は正義や!!」
「うまいっ」
皿が空になる前に信次さんは追加で注文を入れる。
「どんどん食えよ。少年たち」
「ありがとう、信次さん」朝日はお礼を言う。
「カルビ、うま、口の中でとろける」
鶴見は、くーったまらないって顔をして言う。
いつもはいきがってるヤンキーなのに、目じり下がりっぱなしで普通の少年の顔になっている。朝日は思う、こんなにかわいい鶴見っち、今まで見たことない。食べ物の力ってすごい。
「ほんと、カルビ美味しいね。焼き肉なんて五年ぶりだよ」
朝日も、はあああって幸せそうな顔して箸で次のカルビを口に入れる。
「しあわせだね」少年二人は顔を見合わせて、にっこり。
そんな少年たちの様子を信次さんは、うんうんうんとご満悦な顔で見つめている。

「俺、カルビ食ったの今日がはじめて。こんなうまいもん食ったのはじめて」
鶴見は脂が焦げて芳ばしく焼きあがった最後のカルビを口に入れる。
「朝日の兄ちゃん、バイトって何してるの?」信次さんが鶴見に気さくに話しかけた。
「俺、バイトなんてしてないですよ。学校の先生に見つかったらやばいし」
「兄弟なのに全然似てないんだね」
鶴見は、うっへって顔して朝日に聞いた。
「朝日、俺をあの人の代理で連れてきたのかよ? 桐野のおっさんの代わりにされるなんてヤダぜ」
「何言ってるのかな?兄ちゃん」
朝日はわざとらしい笑顔浮かべて、可愛い声で言った。
でもまったく目は笑っていない。てめぇ、余計なこと言うんじゃねえよと目で睨みをきかしてる。
「何が兄ちゃんだよ。白々しいぜ。信次さんってすごくいい人じゃねーか。なんで本当のこと言わねーの?」
そんな顔で睨まれても、全然怖くねーんだよとニヤニヤ笑ってる鶴見。
「いろいろと事情があるんだよ。なんだよ、不良のくせしてまっとうなことベラベラと」
「朝日だって、不良だろ。一緒に謹慎食らった仲じゃないか」

信次さんは、もめている二人の会話の内容が良く分からず、ただ聞いて、不思議そうな顔をしている。
「俺、鶴見流星っていいます。焼き肉美味しかったです。マジで感動しました。ごちそうさま。ありがとうございました」
きちんと正座をして、両手をぴしっと両膝に置いて、鶴見はお礼を言った。
鶴見はヤンキーだが、兄にきちんと躾けられているので、礼儀正しい。
「え? なんで兄弟なのに名字が違うんだよ?」
「俺、朝日の友達です。十五だけど、だぶったんで、同級生です」鶴見が言う。
信次さんは同級生と聞いて少し驚いている。

「鶴見っち、余計なこと言わないで!!」朝日が身を乗り出して怒る。
「嘘つく朝日も悪い。漢じゃねーぜ。任侠道って言ってな、情を施されれば命をかけて恩義を返す。それなりのことをしてくれた人には、礼を返さないといけないんだよ。焼き肉のお礼に本当のことを教えます」さらに続ける。
「朝日、一人っ子で、兄弟いないですよ」
とうとう暴露されてしまった。
「兄さんと住んでるって聞いてたけど」
信次さんは刑事が尋問するように鶴見に尋ねた。
鶴見の顔が険しくなる。いつものひねたヤンキーの目つきをして言った。
「あの人、朝日のお兄さんじゃないですよ」
朝日は小さい声で鶴見に頼む。
「栄のことは黙ってて」
「なんでだよ。別にいいじゃん。俺、あの人嫌いだし」
「なにそれ、もっと話聞かせてくれる?」
信次さんが話に食いついてきた。声のトーンが上がる。
朝日はプライバシーを暴露しないでと鶴見に頼み込む。
「あの人、朝日の保護司ですよ。朝日を監視してる変な男」立膝して、鶴見は話を続ける。
「中年のおじさん?」
「二十代後半の男」
栄の顔を思い出して、ケッておもしろくなさそうな顔して言う鶴見。
「保護司つくってことは、朝日、少年院出かよ?」
「少年院には搬送されなかったみたいだけど、その話は本人に聞いてください」
「その保護司ってどんな人?」
「マジで変な人ですよ。こどもの日におうちパーティーしたり。朝日の友達チェックいれるわ。うちのクラスの女子とカフェでお茶したり。仕事は医者やってるとかで」
二人は朝日を無視して、栄のことを話している。
「ちょっともうやめてよ。もう栄のことはもういいよ」
焦って話をはさむけど、鶴見は一向にやめない。本当に栄のことが大嫌いなんだろう。
話がヒートアップしている。
あのクソ医者、金持ちそうだけど、言ってることがいちいち細かくて、漢気がまったくない。
やんちゃやって自宅謹慎になったとき、朝日が悪いことするのは全部鶴見のせいにされた。
朝日と八時過ぎまで公園で遊んでいたことがばれて、スマホ越しにダラダラと怒られたとか。町田に二人で遊びに行ったのがばれて、スマホ越しでまた説教。
休みの日に朝日んちに行ったら、「底辺」、「頭の悪いヤンキー」、いつも虫けらを見るような目で嫌み言われる。

「厳しそうな人だね。なんでそんなに鶴見君のことを毛嫌いしてるんだろうね?」
信次さんはふーんと聞いている。

鶴見が朝日をじーっと意味ありげに見つめて言った。
「修学旅行の時、朝日から聞いたけど、あの人、朝日と同じ布団で寝たりしてるみたいですよ」
信次さんが背筋を伸ばして、目を見開いて驚いてる。
口をぎゅって閉じて、目が鶴見に「あぶなくね?」って問いかけてる。
鶴見の目も「かなりやばいっすよね」って無言で訴えかけてる。
「なぁ、やばくね?」鶴見が朝日に聞いた。

体育座りして膝におでこをのせて、すっかり落ち込んでいる朝日は暫く黙っていた。
「なんで一緒に寝たんだよ? 変じゃね?」
「僕、具合が悪くて、栄が介抱してくれて」消えそうな小さい声。
「具合悪いからって、他人と一緒に寝るか?」信次さんが突っ込んでくる。
「だからそういうの変なんだよ。朝日、しっかりしろよ」鶴見が朝日の肩を小突く。
沈黙。
誰も何も言わない。

お店の人がお皿を片づけに来た。カチャカチャ、お盆にアルミの皿、小皿や網を載せている。
信次さんがやっと口を開いて、ウエイターのお兄さんに「ウーロン茶頂戴」と頼み、「何か飲む?」と朝日と鶴見に聞いた。
鶴見は、おいしいヨーグルトドリンクを注文する。朝日も同じものを飲みたいと言う。

飲み物がすぐにテーブルに運ばれてきて、黙って三人で飲む。
朝日は心の中で祈る。
(誰かこの気まずい雰囲気をこわして。なんで皆、黙ってるの)
鶴見が上から心配そうな目で朝日を見ている。
「あはは、鶴見っち、今日、僕、初めてハツ食べた。美味しかったね」
「朝日さあ」
「うん」
「あの人にチンコさわられたりしてね?」

ぶはあ!! 朝日は思わず飲んでるものを噴き出しそうになった。
やだ、なんてこと聞いてるんだよ。ストレート直球で質問しないで欲しい。
「何言ってんだよ!! 恥ずかしいこと言うなよ」
「まじめに聞いてんだよ。ケツ掘られたりしてね?」
またもやストレート直球。
(ケツ、ケツ掘るってなに? 指入れられるってこと?)
「ケ、ケツ掘るってなにかな?」もじもじして真っ赤な顔して聞く朝日。
「ケツの穴にチンポいれること。アナル・セックスだよ」

心にデッドボールがモロどっす!! 時速180メートルの思いっきりの直球。
……まだそんなことしていないよ。
(まだ、掘られていないって言っちゃっていいの? 僕まだバージンだよ)
「もういいよ。その話」信次さんが二人の会話を遮った。
あまり興味がないみたいだった。
「で、鶴見君は兄弟いるの?」
「兄ちゃん三人いますよ」
「仕事なにやってるの?」
「一番上の兄ちゃんはヤクザで、二番目の兄ちゃんは闇金で、すぐ上の兄ちゃんは高校生」
「一番上の兄ちゃんって、もしかして、鶴見はじめ? 高校生の時、総長してた?」
「えー!!なんで知ってるんですか?そうです。総長鶴見一(はじめ)」
「はじめの弟かよー!!いやー、びっくりだなー」
「はじめ兄ちゃん知ってるんですか?」
「高校生の時、有名人だったよ。学校別だったから話したことないけど」
鶴見と信次さんで、その時代のことで盛り上がっている。
話題が反れたので、朝日はほっとした。
(でも信次さんに栄のことばれちゃったし、どうしよう。)
おいしいヨーグルトドリンクをちびちび飲みながら、朝日は正座してどうしようって自己嫌悪。嘘がばれたこと、実は栄に毎晩のように性的施しをされていること、友達に言えないことをしていること。

鶴見は和牛を腹一杯食べて、大嫌いな桐野栄之助の悪口を思う存分言って、兄のことを自慢できたことで、ご満悦の超ご満悦で調子ノリノリだった。
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