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終章〜日常〜
98 マナの剥奪
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残り少ない授業で、上級生のクラスでは特別授業が行われています。
今日はソニンティアム様による王宮作法です。姫として育ったソニンティアム様にはうってつけですが、またまたイビリム様が問題を起こしたのです。
ソニンティアム様が王座に見立てた椅子に座るイビリム様が身体を傾けているのを嗜めました。
「余に指図するな、無礼者」
ソニンティアム様を罵倒し、椅子を蹴り上げて庇ったギリアに当たったのです。これにジュスト様が怒り、ベクルとレームがジュスト様とイビリム様を離しました。ジュスト様が精神系魔法陣を使おうとしたからです。
「ジュスト、ダメだ。王族のマナは民を守るためにある!」
ベクルがジュスト様を止めました。
「しかし!ギリア様を傷つけておいてっ!」
ジュスト様の腕をギリアが掴み、
「母上が神癒で治してくださいましたわ。大丈夫です」
と鎮めるように話します。
「あなた様は副王です。ギガスを正しく導く者です。冷静になりなさい」
そしてソニンティアム様がジュスト様に、ぴしりと言い放ちました。それでこの件は終わりましたが、少し心配です。卒業間近でこのような問題が起こるなんて。
次の日の特別授業は、テハナ・マグリタによるマナの気脈と薬草についての講義でしたが、途中から房中術の話になり、話を少し聞いていた僕は頭を痛めました。しかし生徒の特に女の子たちからは好評で、次の日の特別授業もテハナ・マグリタのトークが炸裂します。
「相手のことを考えていない交合は野合にも劣ります」
テハナの言葉の後に、
「いや良いやよも好きのうち、本当はいいんだろう、なんてのは思い上がり」
マグリタが厳しく言い放ちます。
「「しかし、そんなのが好きな人もいるのもお忘れなく」」
一緒に聞いていたソニンティアム様が顔を赤らめるのを、僕はしっかり見てしまいました。
卒業式の日は午前中は、ガリウスから厳かに生徒全員に羊皮紙の卒業証書入りの額が渡されました。これでベクルはタイタン国国王に、ジュスト様はギガス国副王として、ギリアを娶ります。そしてイビリム様が正式にユミル国副王になることになりました。
午後の卒業パーティーは食堂で下級生も混じって行われて、イビリム様は妃候補の皆さんに囲まれて嬉しそうです。
僕は担任として白衣を着ずに、部屋な端で監視をしています。セフェムとガリウスは王城へ向かい、こちらは僕とソニンティアム様、テハナ・マグリタで問題行動を止めなくてはなりません。
イベールはボルテ様と立食パーティーを楽しんでいて、ナファがイベールとボルテ様にグラスを渡しています。
「余がユミル国王になったあかつきには、最優秀上級生のイベールを側仕え騎士兼愛妾にする」
なんて話をしています。
「余は小人と交合をしたことがないのだ。すぐに壊れてしまうかもしれん」
取り囲んだ下級生からはバツの悪い、少し控えたような笑い声が聞こえます。
「イビリムくん、僕はイビリムくんの側仕え騎士にはならないよ」
イベールがフルーツや野菜サラダを食べていましたが、イビリム様の笑い声を聞いてテーブルにお皿を置き、イビリム様に告げました。
「ましてや、イビリムくんと交合もしない。野合だって無理だよ」
イビリム様が椅子から立ち上がります。
「この……っ!巨人の祖ユミル直系の余が側仕え騎士にしてやろうと言うのだ。名誉であろう」
イベールは小首を傾げ、
「僕はタイタンの小獣人だよ。ユミルになんて行かないよ。ねえ、ベクル」
と、ベクルに振り返ります。ベクルがぎこちなく頷き、
「兄上はタイタンのものです。諦めて下さい、イビリム殿」
とイビリム様に礼を取ります。片膝をついてもいず、右手を胸にも当てていない貴人の礼に、イビリム様がいきり立ちます。
「余はユミル国国王だ!」
しかしベクルが静かに話します。
「イビリム殿、ユミル国は私の国タイタンから補助を受ける従属国、あなたは副王で、私が国王です」
イビリム様に話した内容は間違いがなく、ベクルは毅然とした態度です。僕は手を出しません。この子たちは学舎を出て周りに援助こそされますが、国王になるのです。
「きーさーまー!タイタンの分際で!」
イビリム様が手を広げて魔法陣を描き始めます。
「消え去れーーーっ!下僕がぁ!爆炎陣」
「ベクル、伏せて!」
伏せるベクルの頭にイベールが覆いかぶさり、ジュスト様とボルテ様が前に立ちはだかりました。ナファとレームがイビリム様の背後から止めようと回り込みます。しかし陣は発動しませんでした。
学舎の規約にある文言、最初に書かれた言葉。
『許可なくして陣の発動をしてはならない』
そして腕輪を渡した二年前のガリウスの言葉を、イビリム様は忘れてしまったようです。
『学舎の規約に沿わぬ行動を成した場合は、腕輪にマナを吸われ学舎から放逐される。それを心に留めよ』
イビリム様のマナは全て魔法石の腕輪に吸われて、ガルド神へ還ってしまったのです。イビリム様の腕輪がカチカチと音を立ててひび割れ、床に砕け散ります。
そこにまるで見ていたようにガリウスがセフェムと入ってきました。セフェム、遠見を使いましたね。
「イビリム、お前のマナは全て剥奪された。マナを持たないお前は唯人に過ぎない。これより卒業証明書剥奪の上、学舎より放逐する」
イビリム様は高笑いをしました。
「タイタン王、余の母上と余を新王と思う貴族が王城をせん……」
「王城の残党は俺とガリィで排除した」
セフェムが言い放ちます。
「お前の母はタイタンとユミルの国境の城に幽閉だ。お前もそこだ、イビリム」
セフェムの言葉にイビリム様がガリウスを見上げます。ガリウスが頷き、ボルテ様に視線を合わせます。
「イビリムはマナを失った。次期副王はそなただ、ボルテ。父ニボルマを慈しみ、ナファを伴侶とし、ユミルを治めよ」
「はい、謹んで拝命をお受けいたします」
とボルテ様は臣下の礼をとりました。食堂から逃げようとするイビリム様は衛士に取り押さえられ、罵声を吐きながら消えていきます。
僕はガルド神様にお願いをしました。ガリウスを全き姿にしてほしいと。
「王族貴族諸君に告げる。マナは私欲のために使うことなかれ!よいか、弱き者のために民のために使うのだ」
すると生徒が息を呑みます。ガリウスの青い瞳が金に輝いたからです。セフェムが僕に向かってマズルを回します。僕は舌を少し出しました。
「はい!」
真のユミルの祖の巨人が誰なのか、次期王や貴族の跡取り子弟に知らしめたのでした。
今日はソニンティアム様による王宮作法です。姫として育ったソニンティアム様にはうってつけですが、またまたイビリム様が問題を起こしたのです。
ソニンティアム様が王座に見立てた椅子に座るイビリム様が身体を傾けているのを嗜めました。
「余に指図するな、無礼者」
ソニンティアム様を罵倒し、椅子を蹴り上げて庇ったギリアに当たったのです。これにジュスト様が怒り、ベクルとレームがジュスト様とイビリム様を離しました。ジュスト様が精神系魔法陣を使おうとしたからです。
「ジュスト、ダメだ。王族のマナは民を守るためにある!」
ベクルがジュスト様を止めました。
「しかし!ギリア様を傷つけておいてっ!」
ジュスト様の腕をギリアが掴み、
「母上が神癒で治してくださいましたわ。大丈夫です」
と鎮めるように話します。
「あなた様は副王です。ギガスを正しく導く者です。冷静になりなさい」
そしてソニンティアム様がジュスト様に、ぴしりと言い放ちました。それでこの件は終わりましたが、少し心配です。卒業間近でこのような問題が起こるなんて。
次の日の特別授業は、テハナ・マグリタによるマナの気脈と薬草についての講義でしたが、途中から房中術の話になり、話を少し聞いていた僕は頭を痛めました。しかし生徒の特に女の子たちからは好評で、次の日の特別授業もテハナ・マグリタのトークが炸裂します。
「相手のことを考えていない交合は野合にも劣ります」
テハナの言葉の後に、
「いや良いやよも好きのうち、本当はいいんだろう、なんてのは思い上がり」
マグリタが厳しく言い放ちます。
「「しかし、そんなのが好きな人もいるのもお忘れなく」」
一緒に聞いていたソニンティアム様が顔を赤らめるのを、僕はしっかり見てしまいました。
卒業式の日は午前中は、ガリウスから厳かに生徒全員に羊皮紙の卒業証書入りの額が渡されました。これでベクルはタイタン国国王に、ジュスト様はギガス国副王として、ギリアを娶ります。そしてイビリム様が正式にユミル国副王になることになりました。
午後の卒業パーティーは食堂で下級生も混じって行われて、イビリム様は妃候補の皆さんに囲まれて嬉しそうです。
僕は担任として白衣を着ずに、部屋な端で監視をしています。セフェムとガリウスは王城へ向かい、こちらは僕とソニンティアム様、テハナ・マグリタで問題行動を止めなくてはなりません。
イベールはボルテ様と立食パーティーを楽しんでいて、ナファがイベールとボルテ様にグラスを渡しています。
「余がユミル国王になったあかつきには、最優秀上級生のイベールを側仕え騎士兼愛妾にする」
なんて話をしています。
「余は小人と交合をしたことがないのだ。すぐに壊れてしまうかもしれん」
取り囲んだ下級生からはバツの悪い、少し控えたような笑い声が聞こえます。
「イビリムくん、僕はイビリムくんの側仕え騎士にはならないよ」
イベールがフルーツや野菜サラダを食べていましたが、イビリム様の笑い声を聞いてテーブルにお皿を置き、イビリム様に告げました。
「ましてや、イビリムくんと交合もしない。野合だって無理だよ」
イビリム様が椅子から立ち上がります。
「この……っ!巨人の祖ユミル直系の余が側仕え騎士にしてやろうと言うのだ。名誉であろう」
イベールは小首を傾げ、
「僕はタイタンの小獣人だよ。ユミルになんて行かないよ。ねえ、ベクル」
と、ベクルに振り返ります。ベクルがぎこちなく頷き、
「兄上はタイタンのものです。諦めて下さい、イビリム殿」
とイビリム様に礼を取ります。片膝をついてもいず、右手を胸にも当てていない貴人の礼に、イビリム様がいきり立ちます。
「余はユミル国国王だ!」
しかしベクルが静かに話します。
「イビリム殿、ユミル国は私の国タイタンから補助を受ける従属国、あなたは副王で、私が国王です」
イビリム様に話した内容は間違いがなく、ベクルは毅然とした態度です。僕は手を出しません。この子たちは学舎を出て周りに援助こそされますが、国王になるのです。
「きーさーまー!タイタンの分際で!」
イビリム様が手を広げて魔法陣を描き始めます。
「消え去れーーーっ!下僕がぁ!爆炎陣」
「ベクル、伏せて!」
伏せるベクルの頭にイベールが覆いかぶさり、ジュスト様とボルテ様が前に立ちはだかりました。ナファとレームがイビリム様の背後から止めようと回り込みます。しかし陣は発動しませんでした。
学舎の規約にある文言、最初に書かれた言葉。
『許可なくして陣の発動をしてはならない』
そして腕輪を渡した二年前のガリウスの言葉を、イビリム様は忘れてしまったようです。
『学舎の規約に沿わぬ行動を成した場合は、腕輪にマナを吸われ学舎から放逐される。それを心に留めよ』
イビリム様のマナは全て魔法石の腕輪に吸われて、ガルド神へ還ってしまったのです。イビリム様の腕輪がカチカチと音を立ててひび割れ、床に砕け散ります。
そこにまるで見ていたようにガリウスがセフェムと入ってきました。セフェム、遠見を使いましたね。
「イビリム、お前のマナは全て剥奪された。マナを持たないお前は唯人に過ぎない。これより卒業証明書剥奪の上、学舎より放逐する」
イビリム様は高笑いをしました。
「タイタン王、余の母上と余を新王と思う貴族が王城をせん……」
「王城の残党は俺とガリィで排除した」
セフェムが言い放ちます。
「お前の母はタイタンとユミルの国境の城に幽閉だ。お前もそこだ、イビリム」
セフェムの言葉にイビリム様がガリウスを見上げます。ガリウスが頷き、ボルテ様に視線を合わせます。
「イビリムはマナを失った。次期副王はそなただ、ボルテ。父ニボルマを慈しみ、ナファを伴侶とし、ユミルを治めよ」
「はい、謹んで拝命をお受けいたします」
とボルテ様は臣下の礼をとりました。食堂から逃げようとするイビリム様は衛士に取り押さえられ、罵声を吐きながら消えていきます。
僕はガルド神様にお願いをしました。ガリウスを全き姿にしてほしいと。
「王族貴族諸君に告げる。マナは私欲のために使うことなかれ!よいか、弱き者のために民のために使うのだ」
すると生徒が息を呑みます。ガリウスの青い瞳が金に輝いたからです。セフェムが僕に向かってマズルを回します。僕は舌を少し出しました。
「はい!」
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