【変態医師×ヤクザ】高飛びしたニューヨークで出会いからメスイキ調教までノンストップで行われるえげつない行為

ハヤイもち

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裏の顔を暴露するー人間をペット扱いする医者

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ガチャン。
唐突に目が覚める。
浅い睡眠しかしてこなかった自分が、死んだように眠って目覚めるのは久方ぶりだろう。
しかし今はどれだけすっきり目覚めたとしても、気持ちのいい目覚めとは言えなかった。

動けないのだ。
性格には足のつま先から首まで動かすことができない。
手ももちろん動かない。
どれだけ力を籠めようとも石のように固く動かない。

おそらく背中に柔らかな布の触感がするためベッドに寝かされている。
しかし、そこから起き上がることができない。

「くそっ、どうなってんだ…!」

目を開けて視線を動かすとそこはよくあるベッドルームの一室のようだ。
10畳ほどの部屋に白い壁。小さめの窓には鉄格子がはめられている。
座りごごちのよさそうなソファーがある。
おそらくバスルームとトイレにつながる扉があり、もう一つの出口と思われる扉まで視線を動かした時。
ゆっくりとその扉が開いた。

「おはよう、おめざめかい、ハニー」
軽口をたたきながらリンクが入ってきた。

手にはモーニングプレートをもっている。着崩したワイシャツでもファッション雑誌の表紙を飾れるようだ。

「お前、どういうことだ、これは」
「どういうことっていうのは?」

ベッド近くの小さな丸椅子に座ったリンクはこちらの様子を見下げながら楽し気に聞く。

「報酬は支払ったはずだ。今回はその後始末と簡易な手続きだけだと聞いていた、なぜ俺を拘束する?まさか組に引き渡すのか」

マサはそこで言葉を区切る。
また失敗した。そう思った。
逃げ延びたと思ったはずが、このリンクという男は組とも何かしら取引を行い、きっと自分を組に引き渡すのだろう。
その先は、見るもおぞましい最期だ。

「はははッ、本当に、本当に、ぶはっ、ははは!」

リンクはマサを見るとこらえきれないというように大声で笑いだした。
確かに自分は無様だろうな、マサは思うと押し黙った。どうしたら、どうしたらいいか。どうしたら交渉を行えるだろうか。

「だいじょうぶ、僕は君を誰かに譲ったり、あげたりするつもりはないよ」

リンクは安心させるようにマサの頭をなでる。ワックスで固めた硬い男の髪を触って何が楽しいのだろう。

「飼い主はいったん生き物を飼ったら、それに責任を持つものだろう?」

リンクは撫でながらも、その手を下にずらしていく。頬を撫で、そこから首筋に沿って、くすぐるように。さらに鎖骨の溝を楽しむように撫でていく。

「お前、何言っているんだ?」

彼の言いたいことが分からなかった。またわからないふりをしたかった。

「僕はずっとペットを探していたんだ。いろんな国でお目当てのペットを探し回ったよ」
「君は本当にかわいいな。天使のようだ。正直で素直でおりこうさんだ」
「日本ではいい買い物をした。ずっと探してた苦労が報われたよ、組長さんには感謝しないと」

「さて、じゃあ躾を始めないと」

その後ご飯にしようね、ニッコリとほほ笑んだリンクの手には暖かな湯気を上げていたモーニングプレートはなかった。代わりに黒々と光る医療器具のようなものが握られていた。
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