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イケ☆ハレ10
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次の日、爽やかイケメン騎士のカリムから昼食に誘われた。
「カリム様は琥珀宮という小宮殿にお住まいです。水晶宮から、そこまで遠くありませんよ」
アリはそう言っていたが、実際に歩いてみると、水晶宮と琥珀宮との間には同じハレムの敷地内とは思えないくらいの距離があった。そもそも、宮廷もハレムも広すぎるんだよな。宮廷の端から端まで歩こうと思ったら、下手したら半日くらいかかるんじゃないだろうか。
琥珀宮は、黄金のタイルで彩られたゴージャスな雰囲気の小宮殿だった。
「ジア。ようこそいらっしゃいました。わざわざ足を運んでいただいて、ありがとうございます」
笑顔で出迎えてくれたカリムにお礼を返した後は、案内されながら琥珀宮の廊下を歩いた。派手な外観に反して、内装は落ち着いたクリーム色が基調になっていて、意外と落ち着く感じだ。まあ、個人的には水晶宮の方が好みだけどな。
内装の雰囲気以外の間取りはほとんど水晶宮と変わらなくて、案内された食堂の広さも同じくらいだった。
俺たちが席に着くと、さっそくテーブルに食事が並べられていく。テーブルの真ん中には大きな骨付きの鶏肉が置かれて、俺はそこから目を離せなくなってしまった。
――昨日のジャラール皇帝陛下とのお茶会で、この世のものとは思えないくらいに甘い菓子と茶にビビッた俺は、普段の食事も激甘だったらどうしようかと心配していたのだが……結局、それは杞憂に終わった。品数が多くて、食材のレベルが段違いってだけで、俺たち平民が食べている料理とそんなに変わらなかったのだ。
まあ、この立派な鶏肉みたいに、一生に一度食べられれば御の字という代物が普通の昼食に並ぶんだから、ある意味まったく違ってはいるんだけどな。
今のところ、ハレムに入って良かったと思える唯一の要素が、この豪華な食事と言えるだろう。
俺の視線が釘付けになっていることはしっかり気付かれていたらしく、使用人が真っ先に鶏肉を切り分けて俺の皿によそってくれる。
「ありがとう」
皿を渡してくれた使用人に笑顔を向けると、ソイツも少しだけ笑顔を返してくれた。その後、何食わぬ顔でススっと食卓から離れていく動きは、さすがプロの使用人って感じで感心してしまう。
俺は目の前に並んだ豪華な昼食に思わず唾を飲み込みながら、向かいに座っているカリムに期待の眼差しを向けた。すると、カリムはクスっと笑いながら、俺に食事を勧めてくれた。
「どうぞ、お召し上がりください」
「うっひょ、うまそー」
真っ先に鶏肉のローストを口へ放り入れると、肉汁が口の中に広がって、それだけでもう幸せな気分になる。
「んーっ、うまい!」
「それは良かったです。ジアは私たちと味覚が少し異なるとお聞きしていたので、なるべく香辛料を控えた料理にして貰ったのですよ」
そう言われてみれば確かに、昨日の夜に水晶宮で出てきた食事よりも、食べ慣れた味に近い気がする。昨日の夕飯も普通にうまかったんだけど、ちょっと味が濃いというか、独特の風味があると思ってたんだよな。何が違うのか疑問だったが、そっか、使われてる香辛料に違いがあったのか。
俺は一応、厨人って職をやってたわけだけど、お貴族さまの食べる料理なんて今まで食べたことも見たこともなかったもんだから、一度食べただけじゃ何が違うのかピンとこなかったんだ。
……それにしても。
「俺の味覚の話なんて、いったい誰から聞いたんだ?」
「フフ、それは秘密です」
「……そうかよ」
……モスクでの初対面のときも思ったけど、カリムって、ほんと変わった奴だ。
色々と教えてくれるけど、基本的には秘密主義っぽい感じだし。まあ、ハレムの事情なんて何一つ知らなかった俺に対して色々と教えてくれた恩義もあって、頼りに思う気持ちも大きいんだけどさ。
でも、こっちはカリムのことよく知らねえのに、向こうは俺たちのことをどこまで知ってるか分かんねえから、そこがちょっと気味悪く思っちゃうんだよな……。
そのままにしておくのも据わりが悪くて、直接尋ねてみることにした。
「……カリムってさ、俺たちのこと、どれくらい調べてんの?」
「そうですね……昨日、ジャラール皇帝陛下がジアの小宮殿まで訪れて、次までに身体を慣らしておくよう命令されたということくらいまででしたら、存じ上げていますよ」
危うく、口の中に入った物を吹き出すところだった。
「っ、はあ!?何で、そんなこと知って……!?」
「人の口に戸は立てられませんからね。……こんな特殊な場所では特に、何をしても筒抜けになると、自覚しておいた方が良いですよ」
「……特殊な場所?」
急に始まった、不穏な空気を漂わせる話に、俺は食事の手をとめてカリムの表情を伺った。カリムは相変わらずニコニコしながら、俺に忠告をくれる。
「皇帝陛下との距離が、身体的にも、精神的にも、最も近付くであろう者たち――そんな、ある意味での危険人物を一か所に詰め込んだのが、このハレムという空間です。私たちは、常に見張られていると思っておいた方が良いでしょう」
「……見張られてることくらいは、俺も分かってるよ」
昨日、ジャラール皇帝陛下との会話の中で、俺は気付いてしまったのだ。一見、親切のように見えるアリや他の使用人たちは、俺が逃げ出さないように見張るための存在でもあるんだと。
静かに頷いた俺を見て、カリムがパチパチと瞬きをする。
「……ジアは、意外と賢明ですね」
「はあ?意外ってなんだよ、意外って」
カチンときて思わず睨んでしまったが、カリムの顔に張り付いていたはずの笑顔が少し剥がれかけているのを見て、俺の怒りはシュルンと萎んだ。その素っぽい表情を見ていたら、何となく、悪気があって言ったわけじゃないと分かったから。
「ああ……言い方を間違えました。平民の割には、物事をよく理解している、という意味です」
……なんだか、結局バカにされているのは変わらない気がするぞ。俺は不満も露わに唇を尖らせる。
「別に、平民だって、物を考えるくらいはするぜ?」
「いくら考えても、理解できない……もしくは、自分と違う考え方に馴染めないということは、ままあるものです。その点、ジアは考え方が柔軟なのでしょうね。ジアのように、『自分とは違うもの』を否定しないというのは、誰にでも出来ることではありませんよ」
自分と違うものを否定しない、ねえ……。
よく分かんねえけど……褒められてるみたいだから、まあいいか……?
「カリム様は琥珀宮という小宮殿にお住まいです。水晶宮から、そこまで遠くありませんよ」
アリはそう言っていたが、実際に歩いてみると、水晶宮と琥珀宮との間には同じハレムの敷地内とは思えないくらいの距離があった。そもそも、宮廷もハレムも広すぎるんだよな。宮廷の端から端まで歩こうと思ったら、下手したら半日くらいかかるんじゃないだろうか。
琥珀宮は、黄金のタイルで彩られたゴージャスな雰囲気の小宮殿だった。
「ジア。ようこそいらっしゃいました。わざわざ足を運んでいただいて、ありがとうございます」
笑顔で出迎えてくれたカリムにお礼を返した後は、案内されながら琥珀宮の廊下を歩いた。派手な外観に反して、内装は落ち着いたクリーム色が基調になっていて、意外と落ち着く感じだ。まあ、個人的には水晶宮の方が好みだけどな。
内装の雰囲気以外の間取りはほとんど水晶宮と変わらなくて、案内された食堂の広さも同じくらいだった。
俺たちが席に着くと、さっそくテーブルに食事が並べられていく。テーブルの真ん中には大きな骨付きの鶏肉が置かれて、俺はそこから目を離せなくなってしまった。
――昨日のジャラール皇帝陛下とのお茶会で、この世のものとは思えないくらいに甘い菓子と茶にビビッた俺は、普段の食事も激甘だったらどうしようかと心配していたのだが……結局、それは杞憂に終わった。品数が多くて、食材のレベルが段違いってだけで、俺たち平民が食べている料理とそんなに変わらなかったのだ。
まあ、この立派な鶏肉みたいに、一生に一度食べられれば御の字という代物が普通の昼食に並ぶんだから、ある意味まったく違ってはいるんだけどな。
今のところ、ハレムに入って良かったと思える唯一の要素が、この豪華な食事と言えるだろう。
俺の視線が釘付けになっていることはしっかり気付かれていたらしく、使用人が真っ先に鶏肉を切り分けて俺の皿によそってくれる。
「ありがとう」
皿を渡してくれた使用人に笑顔を向けると、ソイツも少しだけ笑顔を返してくれた。その後、何食わぬ顔でススっと食卓から離れていく動きは、さすがプロの使用人って感じで感心してしまう。
俺は目の前に並んだ豪華な昼食に思わず唾を飲み込みながら、向かいに座っているカリムに期待の眼差しを向けた。すると、カリムはクスっと笑いながら、俺に食事を勧めてくれた。
「どうぞ、お召し上がりください」
「うっひょ、うまそー」
真っ先に鶏肉のローストを口へ放り入れると、肉汁が口の中に広がって、それだけでもう幸せな気分になる。
「んーっ、うまい!」
「それは良かったです。ジアは私たちと味覚が少し異なるとお聞きしていたので、なるべく香辛料を控えた料理にして貰ったのですよ」
そう言われてみれば確かに、昨日の夜に水晶宮で出てきた食事よりも、食べ慣れた味に近い気がする。昨日の夕飯も普通にうまかったんだけど、ちょっと味が濃いというか、独特の風味があると思ってたんだよな。何が違うのか疑問だったが、そっか、使われてる香辛料に違いがあったのか。
俺は一応、厨人って職をやってたわけだけど、お貴族さまの食べる料理なんて今まで食べたことも見たこともなかったもんだから、一度食べただけじゃ何が違うのかピンとこなかったんだ。
……それにしても。
「俺の味覚の話なんて、いったい誰から聞いたんだ?」
「フフ、それは秘密です」
「……そうかよ」
……モスクでの初対面のときも思ったけど、カリムって、ほんと変わった奴だ。
色々と教えてくれるけど、基本的には秘密主義っぽい感じだし。まあ、ハレムの事情なんて何一つ知らなかった俺に対して色々と教えてくれた恩義もあって、頼りに思う気持ちも大きいんだけどさ。
でも、こっちはカリムのことよく知らねえのに、向こうは俺たちのことをどこまで知ってるか分かんねえから、そこがちょっと気味悪く思っちゃうんだよな……。
そのままにしておくのも据わりが悪くて、直接尋ねてみることにした。
「……カリムってさ、俺たちのこと、どれくらい調べてんの?」
「そうですね……昨日、ジャラール皇帝陛下がジアの小宮殿まで訪れて、次までに身体を慣らしておくよう命令されたということくらいまででしたら、存じ上げていますよ」
危うく、口の中に入った物を吹き出すところだった。
「っ、はあ!?何で、そんなこと知って……!?」
「人の口に戸は立てられませんからね。……こんな特殊な場所では特に、何をしても筒抜けになると、自覚しておいた方が良いですよ」
「……特殊な場所?」
急に始まった、不穏な空気を漂わせる話に、俺は食事の手をとめてカリムの表情を伺った。カリムは相変わらずニコニコしながら、俺に忠告をくれる。
「皇帝陛下との距離が、身体的にも、精神的にも、最も近付くであろう者たち――そんな、ある意味での危険人物を一か所に詰め込んだのが、このハレムという空間です。私たちは、常に見張られていると思っておいた方が良いでしょう」
「……見張られてることくらいは、俺も分かってるよ」
昨日、ジャラール皇帝陛下との会話の中で、俺は気付いてしまったのだ。一見、親切のように見えるアリや他の使用人たちは、俺が逃げ出さないように見張るための存在でもあるんだと。
静かに頷いた俺を見て、カリムがパチパチと瞬きをする。
「……ジアは、意外と賢明ですね」
「はあ?意外ってなんだよ、意外って」
カチンときて思わず睨んでしまったが、カリムの顔に張り付いていたはずの笑顔が少し剥がれかけているのを見て、俺の怒りはシュルンと萎んだ。その素っぽい表情を見ていたら、何となく、悪気があって言ったわけじゃないと分かったから。
「ああ……言い方を間違えました。平民の割には、物事をよく理解している、という意味です」
……なんだか、結局バカにされているのは変わらない気がするぞ。俺は不満も露わに唇を尖らせる。
「別に、平民だって、物を考えるくらいはするぜ?」
「いくら考えても、理解できない……もしくは、自分と違う考え方に馴染めないということは、ままあるものです。その点、ジアは考え方が柔軟なのでしょうね。ジアのように、『自分とは違うもの』を否定しないというのは、誰にでも出来ることではありませんよ」
自分と違うものを否定しない、ねえ……。
よく分かんねえけど……褒められてるみたいだから、まあいいか……?
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