さながらナチュラルキラー細胞戦士たち

 彼らは公益社団法人「さながらナチュラルキラー細胞戦士事務所」につとめる正義のヒーローである。
 仕事内容は、キャンサーを滅すること。
 所長でリーダーのスケベレッドこと一宮(かずみや)一樹(かずき)を筆頭に、メタボグリーン、ボケボケイエローは日夜人間らしい生活を送りつつその傍らキャンサーを倒していた。
 だがある日、レッドに子どもがいることが発覚。相手は、グリーンのスカウトしてきた宮内(みやうち)優樹(ゆき)菜(な)、一樹の元カノであった。しかし、優樹菜には既にいい人がいると思い込んだ一樹は、優樹菜に思いを告げられない。黒井という優樹菜のバイト先の薬剤師と張り合い、優樹菜を逆上させてしまう日々。そんな中、キャンサーが現れ、優樹菜も戦士の資質があるとわかり、優樹菜も事務所に勤めることになった。
 だが二人は不仲のまま。意を決した一樹が優樹菜に近づき、子どもの病をきっかけに二人は元鞘に収まる。
 だが、今度はグリーンこと和田(わだ)隆(りゅう)平(へい)が巨大ロボを居眠り運転して公共物を破壊してしまうという問題を起こす。かと思えば、今度はイエローが事務所の金を横領。しかも、事件に巻き込まれる。
 そのピンチを救ってくれたのは、偶然近場にいた黒井であった。
 だが、彼はキャンサーのボスにつながっていた。黒井の母は癌であったのだ。その深い悲しみから黒井は心の隙をつかれ、キャンサーに手を貸すようになってしまったのだ。
 だがバカだが純粋な戦士たちは、黒井を仲間と疑わない。
 その強い思いで黒井を説得し、ついに黒井を仲間に引き込み、彼らは新生さながらナチュラルキラー細胞戦士としてキャンサーに立ち向かう。
 その勝負に勝ち、新たに戦士として生きる覚悟を決める五人+一人の戦士たちであった。
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