インプ転生〜インプに転生した俺は自由に生きるために進化して最強になる〜

異世界人(願望)

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第3章 アンジュ王国編

第2話

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「それでは話し合いを始めようか」
 ニコニコしてて逆に怖いんだけど、後目が! 目が笑っていないよ!

『おそらくですが警戒しているのかと』
 うん・・・まあそうだな俺があっち側なら警戒もするか・・・
『ああマスターそれとですがステータスの鑑定や心を読む試みですがなんと失敗に終わってしまいました、ただ何かしらのスキルによる影響だということだけはわかりました』

 ん? つまり固有スキルとかか?
『はい! そうです』
 なるほどね~って固有スキル持ちって何気に多くない?

『まあ固有スキル持ちは100人に1人はいますし。王族や貴族、特殊な種族には固有スキルが発現しやすいのです』
 なぜ?
『さあ? 私にもさっぱりわかりません、ただ予想できるのは魔力や魂が関係しているかな? くらいです。まあ根拠はゴブリン種でも突然変異個体が悪魔とオークだったら悪魔の方が固有スキルが得やすかったり、みたいな実例から推察できる物です』
 そういえばだがその実例も知識とやらなのか?
『ええ知識そう叡智ですからね! まあただその一部分と負う方が正しいのですが・・・』
 ふうん・・・

「それではよろしく頼む」
 やべっ王子様が話しかけてきたよ・・・いや! 大丈夫俺にはコミュ力がコミュ力があるコミュ力がある~! よし! 大丈夫だ!
『どこからその謎の自信と合言葉?が? とつっこみたいところですが話し合いの最中なので自粛させてもらいます』
 ん、ありがとう、それと話し合いでなんか違和感とかがあったら漏れなく教えてくれ
『わかりました』

「よろしくお願いします」
「それでは自己紹介をしようか、私はセイル=ヴァルゼリード、この国の第2王子だ、今回は君たちとの協力について話に来た」
 セイルっていうんですか・・・
「よろしくお願いします、私はリヴァル、こちらはアルスです」

「アルスに、リヴァルか・・・ふむ、君たちは信頼できそうだ」
 ん? どういうこと? ほとんど話をしていないのに

「ふむ・・・少し混乱しているな? まあ私のスキルのおかげだよ、私のスキルはね人の言葉から感情などを読み取ることができるんだ、そしてどうやら名前は特別なようでね、名前を聞くだけでどのような人物かわかるんだ、おっともちろん本人の口からだよ?」
 なるほどね

『声音には嘘がありません、他にもデータ採取・・・虚偽は述べていないようです』
 そうか・・・便利なスキルだな~
『マスターも大概な気もしますけど』
 うん・・・まあね

「なるほど、それでは話についてですがええっとこの国の現状について話してもらってよろしいですかね?」

「ああ、よいぞ、まず今だが君たちも知っての通りいま王家は兄上の第1王子はつまり人道教派と姉上の第1王女を中心とした神聖教派または現状維持派ともいう、そして私の第2王子、そう天使派だそして今王国ではこの3つの勢力が王を目指している。君たちは私がなぜ天使派についているのか、気になったんじゃないかな? まあ理由は単純さ昔な、1人の魔物に助けてもらったことがあったんだ、それで魔物にもいい人はいるんだとおもったから私は天使派につくことにしたんだ・・・ついうっかり自分語りをしてしまった、すまない」
 なあナビ信頼して良さそうか?

『大丈夫かと』
 そうかなら信頼するべきだな
「いえ大丈夫ですよ、それで今優勢なのはどこなんですか?」

「ふむ、それは分野次第だろうな、騎士団や傭兵、近衛騎士団の半分つまり軍事力は人道教派が制圧している、そして食糧についてだがこの国の東側は水が豊富でな聞きうも作物に適しているのだがそこを掴んでいる姉上がまあ神聖教派が手に入れている、そして私たちはその他の魔物に対して完全に悪い印象を抱いていない領主たちをまとめ上げている、まあ「軍事」と「食糧」と「数」の戦いといったところか、地形などは私たちに有利だが、長期戦となると面倒なことになる可能性があるから、まあ優勢なのは兄上か姉上といったところか?まあ勝利するには兄上がまだ騎士団を纏めてなくこちらの食料が無くなる前にそれぞれを倒すことが重要だ、そして、私は作戦として、まず最初に兄上から殲滅することにした、まあ理由は騎士団がまとまる前に、つまり軍が強くなる前にどうにかしなければならないからだ、そして私の派閥の中で最大の軍事力を持っている辺境伯がいる、彼に頼りたい、ということでお前たちにはルシアンの護衛として、その辺境伯にこの書状を届けてほしいのだ」
 急! とっても展開が急なんですけど!
『おそらくですが固有スキルの影響でしょう、まあざっくり言えば期待してるんでしょうね、知識によるとこの国の地方貴族はクセが強いものが多いそうなので、それとですがおそらくマスターが行くことになるのはゴール辺境伯領でしょうゴール辺境伯の一族は戦いが大好きで昔ドラゴンに件一つで立ち向かったという伝説があるくらいの戦闘系の家です』
 
 なるほど~戦闘狂か~うん、めんどくさい
『まあ見た目的にマスターは絡まれると思いますが頑張ってください』
 え~あれ? あの見た目弱そうだからってバカにされるって奴?

『いえあの家には黒髪碧眼の男は強者だという謎の家訓? があるそうなので』
 え? なんでそんなのがあるんだよ~
『さあ? 何かに関連する伝説でもあったんじゃないですか?』
 まあそうか

「(ねえリヴじゃあ僕らこれから辺境伯? の人のところに行けばいいの?)」
「(まあそうだ、じゃあルシアンさんと行くぞ)」
「(は~い)」
 よっし切り替えていくとしますか!
 ______________________
 パワー!パワー!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)))⁾⁾ヒュッヒュッ(人はこれを脳筋と呼ぶ)
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