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第3章 アンジュ王国編
閑話 ゴール辺境伯※
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すごいな! こうもわしの想像を超えていくとは! さすが殿下が護衛として任せているだけはあるな、ふむ、あの時のわしを褒めてやりたい気分になるのぉ、わしが彼について知ったのは確か4日前だったかの……
「旦那さま、殿下より魔法通話が入ってきました」
「バトラーか、してその内容は?」
「どうやら魔物だと言う2人の男がいて会ってみることにした、それと魔法通話は盗聴される恐れがあるので手紙で渡すそうです。それと魔物と名乗るものを護衛にする可能性があるそうです。殿下は見ていませんが、どうやらサン殿が推薦しているのです」
「サン殿が! 彼の強さや人柄を図る目は信用できるからな!」
「それと、最終的に殿下が本当に相応しい人物か見るようです」
「ならば何の心配もないだろう、あのお方は人の心や政治、勉学については信頼できるからな!」
殿下は戦闘能力こそないものの他の全てに秀でておられる、それに人柄もよいため、殿下こそが一番王に相応しい!
しかし、それに比べて第一王子は……昔は悪い方でなかったのだがな
「ええそうでしょう、それでは客人を迎える用意を進めておきましょう」
「ああ頼む」
~~~
2日後
「旦那さま! 朗報でございます! なんと! 魔物の一人が黒髪碧眼だそうなのです!」
「なんと! つまりは強者ということ! 武者震いしてきたな!」
「あ! それとですが十分に信用に足る人物だったので手紙と共に来ることが決定しました、それと奥様の身に何かあった時のために、私たちもいくことになりました!」
「そうか、しっかりと荷物はもっていくように!」
バトラーをリーダーとした暗殺隊がいなくなるのは少々残念だが問題はなかろう、荷物もたせたしな
「あ! それと若様が団長に勝つことができるようになったそうです!」
「ほう! アキレスが! さすがワシの息子だ、勉学の成績も良いと聞くし、ひょっとするとワシよりもよい領主になるかもな!」
「そうかもしれませんね」
まあまだ倒れる予定はないから、ずっと後だろうな、しかし妻がいないと書類仕事が捗らんな
「それでは行って参ります」
「ああ」
ふー後どれくらいでこの仕事が終わるか…ハア戦いたい
~~~
5時間後
「辺境伯様! その魔物と思われるもの達が近づいてきました!」
「クックックそうか! ならば出迎えなければならないな!」
よし! これで面倒な書類仕事からも抜け出せるし、何より強者と戦うことができる! 戦いが私を呼んでいる!
「そうですね! 我々騎士団も辺境伯様のように強くなり民を守れるようになりたいです!」
「ああ精進しろ!」
「はい! 戦いが騎士団を呼んでいるですもんね!」
「さすがわが領地の騎士だいいか! 自ら進んで戦いに赴くことで武を磨きこの領を守るんだ!」
「わかりました! 辺境伯様!」
とても楽しみだ! もしかしたら私のことをまかすことができる強者かもしれないな! 最近は雑魚ばっかりでつまらなかったからのう、
ただ最近第1王子に東洋の有名な傭兵団がついたという噂がある。あそこは金で動く中では最強の傭兵団だからな、
ただ金で動くからこそ諸刃の剣でもあると聞いたことがあるしのう、あちらが勝手に自滅してくれれば一番助かるのだが…まあそんな都合のいいことはないか、
いや今はこんなこと考えている場合じゃない! 強者との戦いだ!
「おぬし! わしと戦え!」
あ~予想通り
「ちょっ、ちょっとゴール辺境伯? あの~お手紙を届けにきたんですが・・・」
「知るか! そんなもの! それよりも強者との戦いだろう!」
手紙より戦いだ戦い!
「あ、はい」
「案内する、こちらが庭だ」
「ご遠慮させててもらいます」
遠慮? 許すわけないだやはりここは勢いだ!
「わかった勝負だな!」
「わかりましたよ」
よしっさすがわしだな時間を無駄にしないために訓練場ではなく庭にしているあたりもな
「フフ、ならばわしからいくぞ、ハァ」
どうだこれは
「はぁっ! はぁっ! はぁっ! はぁっ!」
そうだ怒涛の4連パンチはグフフ防戦一方になっているぞ!
まだまだだ!
~~~
よしこのままいけば・・・
「ぐはっ!」
シャドウバインドか・・・くそワシがひっかっかるとはしかも無詠唱素晴らしい才覚だな
「ダークアロー」
くそっ負けるとは、だが、実に良い勝負だった
~~~
「クッハハハハハやるな! まさかワシが負けるとは思わなかった!」
まったくワシはほとんどの人間相手に無傷で勝ってきたというのに、やはり世界は広いというわけか、まあ魔物だからカウンターには入らんような気もするがしておこう、少なくとも世界は広い! まだまだ沢山の戦いがワシを待っているのだろう
さて飯にでもするか
~~~
次の日
昨日は驚いたのう、あの後進化というものを見て、確かあれはほとんど観測されていなかったはずだ、魔力の密度などは変わっていた、あれが進化なのだろう、追いつけるようにワシも精進せねばまだ50の身まだまだ現役よ!
「ゴール辺境伯! 今、入手したスキルを試したのですが、そのスキルで、後3時間で魔物の群れが襲来することがわかりました! 今すぐ街の人たちをを避難させてください!」
なに! そんなことが、わしは彼の攻撃から根も良いやつだということはわかった、嘘はつかんだろう
「わかった! 騎士団長! 早く誘導しろ、戦ってわかった彼らは信頼できる! 今すぐに避難させて、騎士団の全てを用いて応戦しろ!」
「俺も行きます」
「ぼくも!」
「お2人が入れば百人力です。アルス殿と戦えないのは残念ですが、この戦いが終わった後に戦えばいいですしね!」
「楽しみにしています!」
よしっこれで大丈夫だな!
~~~
そして今に至るというわけか、ワシはこれまで生きていてこれほどまでに一方的な蹂躙劇は見たことがないのじゃが、やはり次元が違うのお
_____________
ゴールさんの回です、個人的には好きです。こういうキャラ、ちなみにここに挟んだのは時系列的な問題です
そして
この作品が少しでも面白いと思った方はファンタジー大賞への投票をお願いします。してくださるととっても嬉しいです。
「旦那さま、殿下より魔法通話が入ってきました」
「バトラーか、してその内容は?」
「どうやら魔物だと言う2人の男がいて会ってみることにした、それと魔法通話は盗聴される恐れがあるので手紙で渡すそうです。それと魔物と名乗るものを護衛にする可能性があるそうです。殿下は見ていませんが、どうやらサン殿が推薦しているのです」
「サン殿が! 彼の強さや人柄を図る目は信用できるからな!」
「それと、最終的に殿下が本当に相応しい人物か見るようです」
「ならば何の心配もないだろう、あのお方は人の心や政治、勉学については信頼できるからな!」
殿下は戦闘能力こそないものの他の全てに秀でておられる、それに人柄もよいため、殿下こそが一番王に相応しい!
しかし、それに比べて第一王子は……昔は悪い方でなかったのだがな
「ええそうでしょう、それでは客人を迎える用意を進めておきましょう」
「ああ頼む」
~~~
2日後
「旦那さま! 朗報でございます! なんと! 魔物の一人が黒髪碧眼だそうなのです!」
「なんと! つまりは強者ということ! 武者震いしてきたな!」
「あ! それとですが十分に信用に足る人物だったので手紙と共に来ることが決定しました、それと奥様の身に何かあった時のために、私たちもいくことになりました!」
「そうか、しっかりと荷物はもっていくように!」
バトラーをリーダーとした暗殺隊がいなくなるのは少々残念だが問題はなかろう、荷物もたせたしな
「あ! それと若様が団長に勝つことができるようになったそうです!」
「ほう! アキレスが! さすがワシの息子だ、勉学の成績も良いと聞くし、ひょっとするとワシよりもよい領主になるかもな!」
「そうかもしれませんね」
まあまだ倒れる予定はないから、ずっと後だろうな、しかし妻がいないと書類仕事が捗らんな
「それでは行って参ります」
「ああ」
ふー後どれくらいでこの仕事が終わるか…ハア戦いたい
~~~
5時間後
「辺境伯様! その魔物と思われるもの達が近づいてきました!」
「クックックそうか! ならば出迎えなければならないな!」
よし! これで面倒な書類仕事からも抜け出せるし、何より強者と戦うことができる! 戦いが私を呼んでいる!
「そうですね! 我々騎士団も辺境伯様のように強くなり民を守れるようになりたいです!」
「ああ精進しろ!」
「はい! 戦いが騎士団を呼んでいるですもんね!」
「さすがわが領地の騎士だいいか! 自ら進んで戦いに赴くことで武を磨きこの領を守るんだ!」
「わかりました! 辺境伯様!」
とても楽しみだ! もしかしたら私のことをまかすことができる強者かもしれないな! 最近は雑魚ばっかりでつまらなかったからのう、
ただ最近第1王子に東洋の有名な傭兵団がついたという噂がある。あそこは金で動く中では最強の傭兵団だからな、
ただ金で動くからこそ諸刃の剣でもあると聞いたことがあるしのう、あちらが勝手に自滅してくれれば一番助かるのだが…まあそんな都合のいいことはないか、
いや今はこんなこと考えている場合じゃない! 強者との戦いだ!
「おぬし! わしと戦え!」
あ~予想通り
「ちょっ、ちょっとゴール辺境伯? あの~お手紙を届けにきたんですが・・・」
「知るか! そんなもの! それよりも強者との戦いだろう!」
手紙より戦いだ戦い!
「あ、はい」
「案内する、こちらが庭だ」
「ご遠慮させててもらいます」
遠慮? 許すわけないだやはりここは勢いだ!
「わかった勝負だな!」
「わかりましたよ」
よしっさすがわしだな時間を無駄にしないために訓練場ではなく庭にしているあたりもな
「フフ、ならばわしからいくぞ、ハァ」
どうだこれは
「はぁっ! はぁっ! はぁっ! はぁっ!」
そうだ怒涛の4連パンチはグフフ防戦一方になっているぞ!
まだまだだ!
~~~
よしこのままいけば・・・
「ぐはっ!」
シャドウバインドか・・・くそワシがひっかっかるとはしかも無詠唱素晴らしい才覚だな
「ダークアロー」
くそっ負けるとは、だが、実に良い勝負だった
~~~
「クッハハハハハやるな! まさかワシが負けるとは思わなかった!」
まったくワシはほとんどの人間相手に無傷で勝ってきたというのに、やはり世界は広いというわけか、まあ魔物だからカウンターには入らんような気もするがしておこう、少なくとも世界は広い! まだまだ沢山の戦いがワシを待っているのだろう
さて飯にでもするか
~~~
次の日
昨日は驚いたのう、あの後進化というものを見て、確かあれはほとんど観測されていなかったはずだ、魔力の密度などは変わっていた、あれが進化なのだろう、追いつけるようにワシも精進せねばまだ50の身まだまだ現役よ!
「ゴール辺境伯! 今、入手したスキルを試したのですが、そのスキルで、後3時間で魔物の群れが襲来することがわかりました! 今すぐ街の人たちをを避難させてください!」
なに! そんなことが、わしは彼の攻撃から根も良いやつだということはわかった、嘘はつかんだろう
「わかった! 騎士団長! 早く誘導しろ、戦ってわかった彼らは信頼できる! 今すぐに避難させて、騎士団の全てを用いて応戦しろ!」
「俺も行きます」
「ぼくも!」
「お2人が入れば百人力です。アルス殿と戦えないのは残念ですが、この戦いが終わった後に戦えばいいですしね!」
「楽しみにしています!」
よしっこれで大丈夫だな!
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そして今に至るというわけか、ワシはこれまで生きていてこれほどまでに一方的な蹂躙劇は見たことがないのじゃが、やはり次元が違うのお
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ゴールさんの回です、個人的には好きです。こういうキャラ、ちなみにここに挟んだのは時系列的な問題です
そして
この作品が少しでも面白いと思った方はファンタジー大賞への投票をお願いします。してくださるととっても嬉しいです。
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