インプ転生〜インプに転生した俺は自由に生きるために進化して最強になる〜

異世界人(願望)

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第3章 アンジュ王国編

第7話

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 ~~~
 王都、王子の別荘前にて
「ふむもう少しで到着するだろう」
「待っていましたぞ!」
「伯爵殿か」
「そちらの2人の男達は?」
「俺はリヴこっちは」
「アルスです」
「ああ、あなた達が話は殿下から聞いていますぞ、私はオットー・ミュラー伯と申します」

「このものの家は魔法の名家なのだよ、それなりに実力があって学園ではお互いに切磋琢磨したものだ」
「ハッハッハ結局辺境伯に勝ったことはなかったですけどね!」
「仲がいいんですね」
「ん? まあな」
「はは、よく言われますな」
「まあいいとりあえず入るとするか」

「こちらが部屋になります。騎士団の方達はあちらへ」
「うむありがとう、アンドリアス! 騎士団はそちらだからな! それと間違っても強者に喧嘩をふっかけないなんていう勿体無いことはするなよ!」
「心得ております」
「バトラーはこちらに」
「はっ旦那様」
 え! 喧嘩をふっかけないなんていう勿体無いことってこの人たちの頭のネジどうなってるの
『少なくとも吹っ飛んでるかと』
 ああ理解したわそういう人種だったわあの人達
「こちらです」

「ありがとう、それでは席に着くとするか」
「おや! 辺境伯ではないですか、少々気品は身につきましたか?」
「ッ、ストゥルス伯爵、貴殿こそ軍力は強化できたのかね?」

「ふん、貴様に心配される筋合いはないわ! 野蛮な辺境人が!」
「ッそれは我が領への侮辱かね? 良いだろう! 表に出ろ!」
「それが野蛮だと言っているのだよ!」

「控えろ! 王子殿下がおいでになられるぞ!」
「「ッすいません」」
 なあナビあれなんなの

『プライドの塊でしょう、まあ貴族にもああいうのはいますからね、まあ一部あってる気がしなくも・・・』
 それは禁句だ、だとしても罵詈雑言をぶつけるのはどうかと思うけどな
『まあそれは正論ですね』
 多分元々仲が悪いんだろうな2人とも
『まあそれもあるでしょうね』

「殿下! 家臣一同ご挨拶を申し上げます」
 あれそれって俺含まれてんのかな?
『怪しいラインですね、協力者ですし違うと思います』

「よろしく頼むよ、それじゃあ戦略会議を始めようか、なにか言いたいことがあるものはいるかい?」

「私の部下の斥候が入手した情報なのですが皆様も知っているように第1王子は破戒団とザンゲツ傭兵団、ロンリヌスの3つの傭兵団を雇いました知っての通り全て戦争で大きな功績を残しています。また団長はとんでも無く強いため、この強さが高い人物にしたいです。そのため私はゴール辺境伯を推薦します・・・殿下何かご意見が」

「ぼくはそこにいるリヴ君とアルス君を推薦するよ、彼らの具体的な強さに関してはゴール辺境伯から」
「彼らをゴール辺境伯お話を伺いしてもよろしいでしょうか」
「大丈夫だ、この話をするには魔物側が領に襲ってきた話をするべきでしょう。おおまかな内容は我が領にテイマー達に使役されたと思われる魔物の群れが襲ってきたところからになります」
「「「使役された魔物が!!! つまりザワザワ」」」

「静かにしてもらえるでしょうか、ゴホンそこで我々は迎撃に向かったのですがなんと彼らは魔法だけで9割は殲滅できたのです」
「「「9割も!!!」」」
「そうだとすれば団長達の相手にもなりますな、オットー伯やその他の軍勢が傭兵団や近衛を抑えれば・・・いける! いけますぞ! 勝ちうことができるでしょう」
「そうです、しかもこのワシにもリヴ殿は勝ったのです」
「辺境伯にも! となるとカナモリとはリヴ殿が戦ってもらえるでしょうか」

「いいですよ」
「あ! そうだ言い忘れたけれど彼らは無害な魔物だよ」
「「「「魔物! ザワザワ」」」」
「君たちには悪いけど、不意にバレるよりはずっといいから言わせてもらったよ」
「・・・しかし我らは天使派です何も問題はないでしょう」
「まあそうであるな」
「そうだろう」
「私は彼らの参戦に賛成する!」
「私も!」
「それでは私も」
「私も」
「「「我々も・・・」」」
 
 
「さて落ち着きましたね、それと戦いの場所ですが我々は王都より北に行ったところにある、アンジュ大平原で行うことにします。そしてそれぞれの傭兵団の団長を見つけ次第、ゴール辺境伯様とリブ殿およびアルス殿が押さえに行くということで良いでしょうか」
「私に異論はないよ」

「そうですか、ではこれで会議を終えます。みなさま騎士団を率いて出撃準備をしてください」
 おわったか、結局俺たちと辺境伯が団長達を押さえ込むことになったな
『そうですね、カナモリ戦に向けスキルの研究を続けます』

 ~~~
 sideカナモリ
「団長、上が用意を進めろだそうです」
「ん? あのバカそうな王子がか?」
「そういうことは思っても言わないものですよ団長」
「カッカッカカその通りだな、どれ儂はどいつと戦うことになるのやら」
「どうやら、魔物が敵の味方になったらしくかなり強いいらしいです」
「まあ暇つぶしになはなるか、で、報酬の上乗せは?」
「1人倒すごとにだそうです」
「そうかハンゲツ達にも伝えとけ」
「副団長達に? 何をです?」
「命を大事にしろってことだよ、あいつは傭兵団のためなら命を投げ出す傾向にある、死んじまったら何にも残らなんいんだ、命ほど重要なことはない、そして生きて何かを成し遂げるには金が必要だ・・・昔の俺のようにな」

 はあこの話をすると昔のことを思い出してしまう・・・いかんなそんなこと考えてちゃろくなことにならんな
「そうですか」
「ああ」
 さあてどうなることやら、ロンリヌスに破戒団もくるとなると、かなり大きな戦いになりそうだな・・・さて誰が勝つことになるやら・・・あいつらは精神異常者だからな・・・まあいいこんなこと考えていてもしょうがないか、来る戦いに向けて刀を磨くだけだ、まあ金は重要だがな、いくらもらえることになるかのう・・・

 ~~~
 side???
 う、ああ、意識が奴に蝕まれる不味い、俺が解き放たれるとくそっあの大陸に出ることになっちまう、おれは暴■の・・・もういしきが朦ろうと、解き放たれるとせ界が奴にも■ヴにもくそっル■ファーたsk・・・ああ・・・
 _________________
 歴史に刻まれる大きな戦いが起こるまで・・・あと1日
 _________________
 はい、ここの後から戦闘開始です。そして最後に出てきた存在とは・・・
 そして
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