56 / 62
魔法学園グリモアール編
決着!魔術師VS勇者
しおりを挟む
御剣の持つ聖剣エクスカリバーとライトの持つ剣魔法で造り出した剣が互いにぶつかりあい火花を散らしていく。
御剣はエクスカリバーを両手で持ち、器用に使いながらライトを攻めていく。
それに対してライトは、剣魔法で二本の剣を創造し、二刀流で攻めていく。
二人の剣筋は当本人たち以外には残像が見えるほどの速度で斬り合っていた。
「す、すごい……」
「これが一年生の試合?嘘でしょ……」
「こんな戦い、見たことない……」
あるものは感嘆し、あるものは困惑し、あるものは戦慄していた。
しかし、それも無理はない。
御剣とライトの戦いはかつてないほどの強者と強者のぶつかり合いなのだ。
そんな戦いを目の当たりにして何も思わないものはいないだろう。
ライトは御剣から一度距離をとった。
それは御剣の剣術に敵わないと思ってからの行動なのかは分からない。
ライトは二本の剣にあきたらず無数の剣を創造した。
造り出された無数の剣は、御剣の元へと一直線に飛んでいく。
「そんなものは効かない!」
御剣はライトが造り出した剣を聖剣エクスカリバーを使って鮮やかな剣術で次々と壊していく。
「どうした!それじゃ、この前と一緒だぞ!」
御剣はライトを嘲笑うかのように言い放った。
しかし、御剣の言葉に対してライトは何の反応も示すことなく、剣を創造しては御剣に向かって飛ばし続けた。
「だからそんなものは効かないと言っているだろう!」
「……《付与魔術・巨大化》」
御剣が壊そうとした剣は、目の前でいきなり巨大化をした。
御剣は巨大化した剣をも壊そうとしたが壊れることはなく無防備な御剣に直撃した。
「うっ!何故だ、急に剣が巨大化したぞ!」
「ふっ、そんなことも分からないようじゃまだまだだな」
「なんだと!」
ライトは御剣をバカにするかのよう鼻で笑った。
その対応に頭に来たのか、御剣は顔を真っ赤にしてからライトに斬りかかる。
「《身体強化魔術発動》」
ライトは魔術を使ってから、御剣の剣を受け止めてからそのまま吹き飛ばした。
「ぐはっ!」
「どうした?俺には負けないんじゃなかったのか?」
「くそっ!ここのままで終わると思うなよ!《ブレイブ解放》」
御剣は突然黄金の鎧に包まれていた。
そして、ライトに攻撃を仕掛けていく。
そのスピードはさっきまでのスピードを優に超えていた。
「勇者ってのはこんなチート能力までついてんのかよ……」
しかし、ライトは御剣の剣を悠々といなしていく。
「何故だ!?俺の攻撃を止めることなんてできるはずないのに!」
「誰がんなもん決めたんだよ……はあ、もういい。終わらせる」
「なにっ!」
ライトは御剣の剣を受け止めてから、距離をとった。
「これで終わらせてやるよ!」
ライトがそう言うと、ライトの後ろに無数の剣が出現する。
「硬度強化完了……切れ味強化完了……耐久強化完了」
次々とライトの後ろに出現した無数の剣が色を変えて強化されていく。
「これで終わりだ!《オール・ソード・バレット》」
無数の剣が御剣に向かって銃弾のように降り注ぐ。
しかし、このままで終わる御剣ではなかった。
「くっ!《エクスカリバー》」
御剣の放ったエクスカリバーとライトの放った無数の剣が激突する。
「「うおおおおおおおっ!」」
そして、会場全体が眩しい光に包まれた。
御剣はエクスカリバーを両手で持ち、器用に使いながらライトを攻めていく。
それに対してライトは、剣魔法で二本の剣を創造し、二刀流で攻めていく。
二人の剣筋は当本人たち以外には残像が見えるほどの速度で斬り合っていた。
「す、すごい……」
「これが一年生の試合?嘘でしょ……」
「こんな戦い、見たことない……」
あるものは感嘆し、あるものは困惑し、あるものは戦慄していた。
しかし、それも無理はない。
御剣とライトの戦いはかつてないほどの強者と強者のぶつかり合いなのだ。
そんな戦いを目の当たりにして何も思わないものはいないだろう。
ライトは御剣から一度距離をとった。
それは御剣の剣術に敵わないと思ってからの行動なのかは分からない。
ライトは二本の剣にあきたらず無数の剣を創造した。
造り出された無数の剣は、御剣の元へと一直線に飛んでいく。
「そんなものは効かない!」
御剣はライトが造り出した剣を聖剣エクスカリバーを使って鮮やかな剣術で次々と壊していく。
「どうした!それじゃ、この前と一緒だぞ!」
御剣はライトを嘲笑うかのように言い放った。
しかし、御剣の言葉に対してライトは何の反応も示すことなく、剣を創造しては御剣に向かって飛ばし続けた。
「だからそんなものは効かないと言っているだろう!」
「……《付与魔術・巨大化》」
御剣が壊そうとした剣は、目の前でいきなり巨大化をした。
御剣は巨大化した剣をも壊そうとしたが壊れることはなく無防備な御剣に直撃した。
「うっ!何故だ、急に剣が巨大化したぞ!」
「ふっ、そんなことも分からないようじゃまだまだだな」
「なんだと!」
ライトは御剣をバカにするかのよう鼻で笑った。
その対応に頭に来たのか、御剣は顔を真っ赤にしてからライトに斬りかかる。
「《身体強化魔術発動》」
ライトは魔術を使ってから、御剣の剣を受け止めてからそのまま吹き飛ばした。
「ぐはっ!」
「どうした?俺には負けないんじゃなかったのか?」
「くそっ!ここのままで終わると思うなよ!《ブレイブ解放》」
御剣は突然黄金の鎧に包まれていた。
そして、ライトに攻撃を仕掛けていく。
そのスピードはさっきまでのスピードを優に超えていた。
「勇者ってのはこんなチート能力までついてんのかよ……」
しかし、ライトは御剣の剣を悠々といなしていく。
「何故だ!?俺の攻撃を止めることなんてできるはずないのに!」
「誰がんなもん決めたんだよ……はあ、もういい。終わらせる」
「なにっ!」
ライトは御剣の剣を受け止めてから、距離をとった。
「これで終わらせてやるよ!」
ライトがそう言うと、ライトの後ろに無数の剣が出現する。
「硬度強化完了……切れ味強化完了……耐久強化完了」
次々とライトの後ろに出現した無数の剣が色を変えて強化されていく。
「これで終わりだ!《オール・ソード・バレット》」
無数の剣が御剣に向かって銃弾のように降り注ぐ。
しかし、このままで終わる御剣ではなかった。
「くっ!《エクスカリバー》」
御剣の放ったエクスカリバーとライトの放った無数の剣が激突する。
「「うおおおおおおおっ!」」
そして、会場全体が眩しい光に包まれた。
1
あなたにおすすめの小説
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
外れスキル【アイテム錬成】でSランクパーティを追放された俺、実は神の素材で最強装備を創り放題だったので、辺境で気ままな工房を開きます
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティで「外れスキル」と蔑まれ、雑用係としてこき使われていた錬金術師のアルト。ある日、リーダーの身勝手な失敗の責任を全て押し付けられ、無一文でパーティから追放されてしまう。
絶望の中、流れ着いた辺境の町で、彼は偶然にも伝説の素材【神の涙】を発見。これまで役立たずと言われたスキル【アイテム錬成】が、実は神の素材を扱える唯一無二のチート能力だと知る。
辺境で小さな工房を開いたアルトの元には、彼の作る規格外のアイテムを求めて、なぜか聖女や竜王(美少女の姿)まで訪れるようになり、賑やかで幸せな日々が始まる。
一方、アルトを失った元パーティは没落の一途を辿り、今更になって彼に復帰を懇願してくるが――。「もう、遅いんです」
これは、不遇だった青年が本当の居場所を見つける、ほのぼの工房ライフ&ときどき追放ざまぁファンタジー!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる