馨の愛しい主の二人

Emiry

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金塊の行方は??

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昴が話した。


これ、どうなってんの?


それね、多分 組長が何かしらでやって得た金を金塊に替えたんじゃないかな?家を拡げなかったのは 虎龍にばれたくなかったからじゃない?


・・・へー。


昴 金塊3本やるわ。何かに使ってくれ。


馨から陸良に変わった。


お。ありがたい。ちょうど 馨専用の飛行機買おうかと。


ククッ じゃ、5本にするか?


是非。


虎龍は華里に向けて話した。


華琉ー?


はいはい


人員、車寄越せ


はいはい


華琉は連絡し始めた。


馨ー?他はないよね?


・・・うーん。ないと言うか、いまいちなんだよね。咲哉様の第二補佐の彩月に聞いた方が早いかも。


・・・だって 虎龍さん?


虎龍は携帯電話を取り出し、咲哉にかけた。


咲哉ー。第二補佐の彩月に聞いてくれ。


ん?何を?


赤羽組


彩月ー 赤羽組、何も無いよね?


ありますよ。なんか 畳の下っぽい。


場所は?


・・・んん?あれ?掛け軸?下?


・・・虎龍はチラッと下を見て 指で叩くと空洞だった。


ここか。


虎龍は強く足でやると 穴があった。


彩月 あったあった。他は? 


そこだけです。もう一つは馨が言いましたよね?


ああ。さんきゅー


携帯電話を閉じ、下に降りた


・・・・こりゃ。昴ー?陸良に警察寄越して。


虎龍が周りを見ると吊るされた骨だらけだった。


虎龍が下から戻ってきて話した。


・・・骨だらけだ。多分行方不明のだろうな。


・・・腐ってましたね。


すると警察の鑑識班、捜査班が走ってきたのを見て、昴が話した。


ここの下に骨だらけなんで、多分行方不明者だと思いますのでよろしく。  


ありがとうございます。


捜査班、鑑識班が降りていった。


優に三十人以上だった。


虎龍と昴は行方不明に手を合わせた。


昴 赤羽組長に、あの行方不明関連を吐かせてから処理してくれ。


あー。わかった。


下から黒いビニールに入れた骨だらけの遺体が運び出された。


・・・ここは潰すか。後、亡くなった被害者の供養も含めて墓を立てた方が良さそうだな。


そうですね。


そして運び終え、捜査員が話した


遺体の顔が解らないので、組織を取って調べてご遺族にお返ししときます。ここはどうしますか?


昴が話した


ここは潰して、墓を立てときますので、そちらで供養をお願いします。


了解しました。墓を建て終わったら連絡をお願いします。


はい。


それでは。


捜査員は遺体があった場所に手を合わせてから帰っていった。


昴 後よろしく。俺と華琉はここの処理をする。


了解


馨はどうする?


あー。後で連絡します。


わかった。じゃな?


昴はスタッフ等と帰っていった。
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