腐男子は神様に願望を叶えてもらいました

ミイ

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第3章

164. 確かめ合い*

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「ふっ…ん…。」

と僕から声が漏れる。

てっきり軽いやつだと思って受け入れたが、そんな軽いもんじゃなかった。

「フェル…好きだ…早く俺の元に来いよ。」

そう言うとカラマス君は先程握り締めた僕の手首を持ち上げ「ゴメンな、強く握り過ぎた。」と言い、そこにキスをする。必要以上にキスをされ、僕が恥ずかしくなっているとカラマス君はその行為をだんだんとエスカレートしていった。軽くキスしていたはずが舐め始め、ぴちゃぴちゃという音が聞こえだす。僕はその光景と感触に背中がゾクリとし、思わず「カラマス君…!もういいよ!十分だから!」と制止の声をかけた。カラマス君は不満気な声を上げたが僕が限界だったので、手を引っ込めさせてもらった。

僕が顔を赤くしながら伏せていると「フェル。」と呼ばれ顔を上げる。きっと僕の顔は真っ赤だろう。未だに甘い雰囲気に慣れていない僕はこのくらいのことでもすぐに赤くなる。僕は赤いであろう顔のまま「何?」とカラマス君の方を向いた。すると再び口付けられ、僕が驚いている間にカラマス君の舌が口内に入ってくる。





じゅる…ぴちゃ…ちゅ…くちゅ…





「んっ…んん…。」

僕がカラマス君のキスに翻弄されているとカラマス君の手が怪しい動きを始めた。始めは左手を頰に添えていたがキスをしているとだんだんと下に降りていき、右手と共に腰を抱く。それから暫くすると左手は僕の後頭部へ行き、僕が逃げないようにホールドしてきた。次に右手はというとそのまま下に僕の性器をズボン越しに触ってくる。

僕が慌てて腰を引くと後頭部のホールドも強くなり、性器を触ろうとしていた手も力強くなった。僕はキスをされながらもやめてもらおうとカラマス君の肩をトントンと叩く。しかし、その行為はカラマス君を余計に興奮させてしまい逆行為だった。少しずつ立ち上がりかけている僕の性器をカラマス君は丁寧に揉む。

「ふっ…んっ…んや…!」

と声が出てしまう。

このままいくと完全に勃ってしまいそうだ。カラマス君は巧みに手をズボンの中に潜り込ませると下着越しに触り出し、僕は完全に勃ち上がったのがバレたことで涙目になる。

「ちゅ…フェル…気持ち良くないのか?」

僕はそうではなくフルフルと首を振った。カラマス君は嬉しそうに笑うと「良かった。」と零し、やわやわと触り続ける。僕は久しぶりの感覚と直接触れられないもどかしさに自然と腰を擦り付けてしまう。しかし直接触って欲しいなんて兄様以外に言えそうにない、兄様は僕をデロデロに甘やかしてくれるのをわかっているからこそ言えるのだが、カラマス君に対してはまだそれを言う勇気がない。

「(そんなことを言ってはしたないって思われたくない…。)」

「あっ…ああ…んっ…はっ…。」

口付けを止めた僕の口からは喘ぎ声が出始めて先程まで腰を引いていたのが嘘のようにカラマス君のなすがままになっている。僕はいつの間にかソファーに押し倒され、右手では性器を左手では上半身の衣服を捲り上げられ乳首を弄られていた。

「フェル…可愛いな。こんな反応して…感じやすいのも俺好みだ。」

カラマス君はそう言って顔を近づけると僕の弱い乳首をペロッと舐めた。

「ああんっ!」と僕の身体が反応する。

「そうか…フェルはココが弱いのか。」

そう言いながらペロペロと舐め続け、たまに口に含んでは力強く吸い上げられ、その度に身体をビクビクと反応させた。

「あっ…カラ…マス君!もう…ダメ…!」

僕は与えられる快感にハァハァと息継ぎをしながら答える。

「…こんな気持ち良さそうなのに…?まだまだこれからだろ?」

カラマス君はそう言うと僕の下着を取り払い性器を直接を握り込んだ。

「ああっ!んっ…ダメ…イッちゃう…!」

と僕は叫ぶ。

「うん、じゃあフェルの可愛いとこ見せて。」

とカラマス君は上下に擦る。

乳首と性器への直接的な刺激に僕は堪らず白濁を吐き出し自分の下腹部とカラマス君の手を汚した。

ハァハァと呼吸を整え僕が恥ずかしさにカラマス君に目を向けるとカラマス君は手に付いた僕の白濁をペロッと舐めた。僕が「あっ!」と思った時にはもう遅い。カラマス君は驚いた顔で「甘い…!」と感動していた。カラマス君はそのまま手に付いたものと僕の下腹部に撒き散らしたものを舐めとると自分の性器を取り出した。

「(大っきい…。兄様程ではないけどこの年齢ではかなり大きいんじゃ…?生前の僕より既に大きいし…!てか、僕、このままヤラレちゃうの!?いやいや、それはマズイ…!初めては兄様に取っとかないと…!)」

カラマス君は自分の性器を持ち、軽く擦ると「フェルの可愛い姿に反応した…前にベリーに夜這いを掛けられたときは全く反応しなかったのに…。」と呟く。

僕は処女喪失を免れようと「そんなの…入らない。」と伝えた。すると「…わかってる、フェルがもう少し大人になったらヤる。」と僕の上で自分の性器を擦り始めた。

「んっ…ふっ…。」

とカラマス君の口から色っぽい声が聞こえ出した。暫くすると「うっ…!」と声を上げ、僕の下腹部から胸辺りまで盛大に白濁をぶち撒ける。カラマス君はイッた後でもゆるゆると性器を動かし最後の一滴まで僕の上に垂らしきった。
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