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25 海で遊ぶ
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海に出る日。
今日は快晴で清々しい朝だった。
俺は珍しくユージーンより早起きして、朝からキッチンでベーコンを焼き、チーズを巻いた。
熱っされたフライパンの中でジュージューといい音を立てるベーコンがいかにも美味そう。
程よい頃にベーコンの上にチーズをのせ、くるりと包む。
通った熱でチーズが蕩けて流れ出す前に皿の上に引き上げ、黒胡椒をパラパラ振りかける。
更にベーコンから出て残った油で目玉焼きを焼いた。
全部2人分だ。
「ネオ、おはよう、いい匂いするー」
「おはよう、ユージーン。今ベーコン焼いたからな」
パン屋で買った薄焼きパンもある。
俺達は朝からベーコンチーズ黒胡椒かけと目玉焼きと薄焼きパンを食卓に並べた。
「朝からこんなに作ってくれてありがとう、全部させちゃったみたいで申し訳ない。子爵になる人なのに」
「趣味だよ。自分の食べたいものを作っただけなんで気にしないでくれ。それにユージーンには世話になってるし」
「ありがとう。……このチーズの入ったベーコン最高に美味しいね! スパイスも効いてる!」
「市場で吊るしベーコンを見て美味しそう過ぎたからつい買ってしまってたけど、当たりだったな!」
ベーコンでチーズを巻いて焼く料理は前世のSNSでバズってたものだ。
たまに親切に美味しいレシピを教えてくれるからありがたかった。
ちなみに仕上げの黒胡椒もレベッカ様が用意してくれたもの。
「今日は海遊びするから朝から栄養をとりまくって問題ない」
「令嬢達は何時頃に来られるの?」
「昼か昼ちょっと前くらいじゃないか」
俺達は10時くらいになったら海に向かう。
今は8時半くらいだ。
なんとスマホっぽいあの魔道具には時刻も出てる。
キッチンの後片付けはユージーンがやってくれた。
◆ ◆ ◆
俺達は照り輝く太陽の下で短パンを履き、獲物を入れる網状の袋を腰に紐で括りつけ、手袋と銛を装備して海に向かった。
青と緑を混ぜたような、パライバトルマリンのようにキレイな色の海だ。
バケツの代わりの蓋付きの桶を浜辺に置いて、軽くストレッチをする俺。
「空、青いねー」
「ああ、海も空もキレイだ! ユージーン、俺はちと潜って魚とか獲ってくるからな!」
そう言って砂浜を駆ける俺!
「うん! 僕も昼食になりそうなのを狙ってみるよ!」
ザブザブと海に入り、水中に潜って見ると透明度の高いキレイな海なので、多彩な色の魚が目視できる。
岩場近くにいた鯛に似た魚をロックオン! そいつに銛をグサーッ!
なかなか良型の魚を一匹ゲット!
シュノーケルの装備もないから長くは潜れない。
息継ぎに海面に上がると、しばらくしてユージーンも少し離れたとこで頭を出してきた。
手で顔を覆っている。
もしかして、ジョーのことでひっそりと泣いたのかな?
声も出さずに。
海の中にいれば泣いても涙か海水か分からないから、しばらくそっとしておこう。
何も見なかったフリをして、俺はまた海に潜った。
せめて美味いものでもゲットして励まそう!
タコ発見! 銛で突き刺す!
スミを吐かれたが、水中なので平気。
しばらく腕に巻き付かれたりしたけど、なんとかゲット!
さらに岩場に貼り付く大きな二枚貝と海の中で揺れるワカメっぽい海藻、そして岩場にて蟹も五匹ゲット!
蟹を樽に入れて蓋をして岩場で休んでると、
「ネオ様ーーっ!!」
俺を呼ぶ声が聞こえて振り返ると、日傘を差した令嬢達が三人とも来ていた。
護衛騎士も数人背後にいる。
「こんにちは、皆様。暑いでしょう? 大丈夫ですか? 木陰とかにいていいですよ」
「日傘があるから大丈夫ですわ!」
「「わたくし達も!」」
ニコレット様達が元気にそう答えた。
「何か捕れました?」
「はい、良い型の魚やタコが」
タコサラダ作ろうかな。
「ネオーー!」
「ユージーン! どうした!?」
俺の名を一回呼んでからユージーンは泳いでこちらに向かった。
「エビ! 大きいの捕れたよ!」
手にしている網の中に獲物が見えた!
なんと! 立派な伊勢海老に似た海老を三匹も獲ってる!
「大物を三匹も! 優秀!!」
それから、令嬢達が浜辺から見守る中、俺は中くらいサイズのお魚を銛でつき刺して5匹くらい獲ったりしたが、ユージーンなんかしまいには手づかみで魚を数匹獲ってた。
どういう運動神経だ。
ランチタイムになったので、浜辺でキャンプ用のバーベキューセットのようなものをニコレット様が出してくださったので、それを騎士達が設置してくれた。
焼き網もあったのでその上で良型の魚や貝を焼いた。貝はチーズと黒胡椒で味付けしたが、味付け無しでも美味かったようだ。さすが天然もの。
でも醤油でもいつか試してみたいな。
俺は時間があれば掲示板を見るが、まだ醤油と味噌の書き込みはない。
魔法の布からまな板や野菜を取り出す。
塩でぬめりを取ったタコとエビを茹でてナイフでカットした。
茹で海老と魚と海藻から出汁の出たスープを作り、海老とタコとブロッコリーと枝豆のサラダを作った。それをバジルソースプラスレモン汁で食べる。
「まあ、このタコのサラダ、とても美味しいですわ!」
「レモンの酸味もあってさっぱりといただけますわね!」
レベッカ嬢とエマ嬢とは特別タコのサラダがお気に入りみたいだ。
ニコレット様にいたっては嬉しそうに撮影もしてる。
主に俺が食べてる姿などを。ま、いいか。
「食材が新鮮ですしねー」
などと言いながら俺達は和やかに浜辺のバーベキューを楽しんだ。
令嬢達もランチボックスに食べ物を沢山詰めて持ってきてくれたので満腹!
今日は快晴で清々しい朝だった。
俺は珍しくユージーンより早起きして、朝からキッチンでベーコンを焼き、チーズを巻いた。
熱っされたフライパンの中でジュージューといい音を立てるベーコンがいかにも美味そう。
程よい頃にベーコンの上にチーズをのせ、くるりと包む。
通った熱でチーズが蕩けて流れ出す前に皿の上に引き上げ、黒胡椒をパラパラ振りかける。
更にベーコンから出て残った油で目玉焼きを焼いた。
全部2人分だ。
「ネオ、おはよう、いい匂いするー」
「おはよう、ユージーン。今ベーコン焼いたからな」
パン屋で買った薄焼きパンもある。
俺達は朝からベーコンチーズ黒胡椒かけと目玉焼きと薄焼きパンを食卓に並べた。
「朝からこんなに作ってくれてありがとう、全部させちゃったみたいで申し訳ない。子爵になる人なのに」
「趣味だよ。自分の食べたいものを作っただけなんで気にしないでくれ。それにユージーンには世話になってるし」
「ありがとう。……このチーズの入ったベーコン最高に美味しいね! スパイスも効いてる!」
「市場で吊るしベーコンを見て美味しそう過ぎたからつい買ってしまってたけど、当たりだったな!」
ベーコンでチーズを巻いて焼く料理は前世のSNSでバズってたものだ。
たまに親切に美味しいレシピを教えてくれるからありがたかった。
ちなみに仕上げの黒胡椒もレベッカ様が用意してくれたもの。
「今日は海遊びするから朝から栄養をとりまくって問題ない」
「令嬢達は何時頃に来られるの?」
「昼か昼ちょっと前くらいじゃないか」
俺達は10時くらいになったら海に向かう。
今は8時半くらいだ。
なんとスマホっぽいあの魔道具には時刻も出てる。
キッチンの後片付けはユージーンがやってくれた。
◆ ◆ ◆
俺達は照り輝く太陽の下で短パンを履き、獲物を入れる網状の袋を腰に紐で括りつけ、手袋と銛を装備して海に向かった。
青と緑を混ぜたような、パライバトルマリンのようにキレイな色の海だ。
バケツの代わりの蓋付きの桶を浜辺に置いて、軽くストレッチをする俺。
「空、青いねー」
「ああ、海も空もキレイだ! ユージーン、俺はちと潜って魚とか獲ってくるからな!」
そう言って砂浜を駆ける俺!
「うん! 僕も昼食になりそうなのを狙ってみるよ!」
ザブザブと海に入り、水中に潜って見ると透明度の高いキレイな海なので、多彩な色の魚が目視できる。
岩場近くにいた鯛に似た魚をロックオン! そいつに銛をグサーッ!
なかなか良型の魚を一匹ゲット!
シュノーケルの装備もないから長くは潜れない。
息継ぎに海面に上がると、しばらくしてユージーンも少し離れたとこで頭を出してきた。
手で顔を覆っている。
もしかして、ジョーのことでひっそりと泣いたのかな?
声も出さずに。
海の中にいれば泣いても涙か海水か分からないから、しばらくそっとしておこう。
何も見なかったフリをして、俺はまた海に潜った。
せめて美味いものでもゲットして励まそう!
タコ発見! 銛で突き刺す!
スミを吐かれたが、水中なので平気。
しばらく腕に巻き付かれたりしたけど、なんとかゲット!
さらに岩場に貼り付く大きな二枚貝と海の中で揺れるワカメっぽい海藻、そして岩場にて蟹も五匹ゲット!
蟹を樽に入れて蓋をして岩場で休んでると、
「ネオ様ーーっ!!」
俺を呼ぶ声が聞こえて振り返ると、日傘を差した令嬢達が三人とも来ていた。
護衛騎士も数人背後にいる。
「こんにちは、皆様。暑いでしょう? 大丈夫ですか? 木陰とかにいていいですよ」
「日傘があるから大丈夫ですわ!」
「「わたくし達も!」」
ニコレット様達が元気にそう答えた。
「何か捕れました?」
「はい、良い型の魚やタコが」
タコサラダ作ろうかな。
「ネオーー!」
「ユージーン! どうした!?」
俺の名を一回呼んでからユージーンは泳いでこちらに向かった。
「エビ! 大きいの捕れたよ!」
手にしている網の中に獲物が見えた!
なんと! 立派な伊勢海老に似た海老を三匹も獲ってる!
「大物を三匹も! 優秀!!」
それから、令嬢達が浜辺から見守る中、俺は中くらいサイズのお魚を銛でつき刺して5匹くらい獲ったりしたが、ユージーンなんかしまいには手づかみで魚を数匹獲ってた。
どういう運動神経だ。
ランチタイムになったので、浜辺でキャンプ用のバーベキューセットのようなものをニコレット様が出してくださったので、それを騎士達が設置してくれた。
焼き網もあったのでその上で良型の魚や貝を焼いた。貝はチーズと黒胡椒で味付けしたが、味付け無しでも美味かったようだ。さすが天然もの。
でも醤油でもいつか試してみたいな。
俺は時間があれば掲示板を見るが、まだ醤油と味噌の書き込みはない。
魔法の布からまな板や野菜を取り出す。
塩でぬめりを取ったタコとエビを茹でてナイフでカットした。
茹で海老と魚と海藻から出汁の出たスープを作り、海老とタコとブロッコリーと枝豆のサラダを作った。それをバジルソースプラスレモン汁で食べる。
「まあ、このタコのサラダ、とても美味しいですわ!」
「レモンの酸味もあってさっぱりといただけますわね!」
レベッカ嬢とエマ嬢とは特別タコのサラダがお気に入りみたいだ。
ニコレット様にいたっては嬉しそうに撮影もしてる。
主に俺が食べてる姿などを。ま、いいか。
「食材が新鮮ですしねー」
などと言いながら俺達は和やかに浜辺のバーベキューを楽しんだ。
令嬢達もランチボックスに食べ物を沢山詰めて持ってきてくれたので満腹!
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