結納金ケチって私を追い返した馬鹿王子のことなんか知りません。見初めてくれたお方のところへ嫁ぎます

「婚約していなかった、ということにしてもらえないかな!」
婚約相手の第二王子シアーマクが結納金を賭け事で使い込んだ末に婚約破棄を言い渡されたカルマニア総督の娘ファルリン。

すっかり気落ちして実家に戻るも、今度は辺境伯の娘シェイダーが第二王子シアーマクとの婚約を通達してきて、ファルリンはまるで婚約者を横取りされたような形に。

落ち込むファルリンは地元のバザールに足を運ぶも、やはり気落ちしてどうにもならない。そこへ、吟遊詩人の青年を見つけ、愚痴を吐き出す。

すると、サドリ軍司令官という人物がファルリンへ求婚をしてきた。しかしこのサドリ軍司令官、話を聞くにつれ、奇妙なことをサドリ軍司令官の使いが告げる。

「『サドリ軍司令官』は一人ではありません。複数人の偽名です。そのうちのお一人から、あなたは求婚されているのです」

謎に包まれた『サドリ軍司令官』の正体を探っていくとともに、吟遊詩人に励まされ、助言を受けつつファルリンは——。
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