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復興編
裸で付き合おう! 1
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……なぜあんなことを言ってしまったのか、アリーチェ自身にもよく分かってはいなかった。
ただ、無性に腹が立ったのだ。
アリーチェは、あまり人付き合いがうまい方ではない。
口下手というわけでも、人見知りするようなわけでもないのだが。
ひととの付き合いが、うまくいかないことが多かった。
その原因を、アリーチェは自分なりに理解していた。
姉の存在である。
三つ年上の姉は、容姿に優れ、男を手玉に取るのがうまかったのを記憶している。
それでいてかなり自己中心的で自信家。
だとうのに、外面が良かった姉は周囲からの好意を集め、人気があったのである。
裏では毎日妹を顎で使う傲慢でいやらしい女だとは気付かずに、周囲は彼女を理想の女性だと褒めそやす。
誰も姉の本当の顔も知らず、「こんなお姉さんがいて、アリーチェは幸せだねぇ」などと口にするのだ。
彼らに悪意がないことは知っているが、そんな無責任な言葉を掛けてくる周囲の人々のことも、アリーチェは姉と同じくらいに大嫌いだった。
だから、15になったのを境に、アリーチェは家を、そして故郷を飛び出した。
右も左も分からない外での生活は、相当の苦労を強いられた。
それでも、アリーチェは小さな商団に身を寄せることに成功。
おかげで、最低限の人付き合いや、品物の目利きを鍛えることができた。
この世界で物の真贋を見極められることは、かなり優位な事である。
更には人付き合いが苦手であるアリーチェが、他人と同等以上に付き合うための対人スキルも、商団は与えてくれた。
とはいえ、内部でのアリーチェの評価は、お世辞にもいいものとは言えなかったが。
過去に抑圧された反動か、アリーチェはどうにも口が悪くなってしまったのだ。
しかし、仕事はそれなりにできたアリーチェである。おかげで商団を追い出されることだけはなかった。
まぁ今頃は、自分が抜けて向こうも清々しているだろう、などとアリーチェは思っている。
そうなった原因……アリーチェが恋焦がれる、銀の聖女。
姉にも負けない完璧な容姿を持ちながらも、性格は謙虚で、こちらが心配になるくらいのお人好し。
周囲から集まる人望も、嘘偽りのない本物。
まさしく姉とは真逆。
それでいて命の恩人である。
アリーチェは彼女が大好きだった。自分の全てを捧げてもいいと思ってしまうほどに。
――それ故、なのだろうか?
アリーチェはシャーロットの態度が気に食わなかった。
彼女はテルマと接するとき、意識的か無意識か、壁を作っているように見えたのだ。
そのくせ、テルマを嫌っている様子でもない。
どうにも矛盾しているシャーロットの姿は、テルマのことを愛して止まないアリーチェからすれば、とても目障りであった。
しかし、テルマはシャーロットととても親しげに接している。
聞けばテルマと最も親しい他種族の一人だと言う。
そうなるとシャーロットを露骨に嫌うことも、かつ無理やり引き剥がすこともできず、アリーチェは悶々とする羽目に。
とはいえ、好きなひとが悲しむ姿など見たくはない。
だからこそ、アリーチェはシャーロットの態度に目を瞑ったのだ。
自分にそんなことをさせるシャーロットの事が、アリーチェは本当に嫌いだった。
――それなのに、まるでシャーロットを焚き付けるようなことを口走ったのは……
「(ああ、そっか……私……)」
なんやかんや言いつつも、他種族たちが楽しそうにテルマと話している姿が、好きなのだ。
それでいて彼女達と一緒にいる時に見せる、飾り気のないテルマの笑顔が、大好きなのだ。
「(なんだ、私ってば……サヨたちのこととか、お姉さまのおまけだとしか思ってたのに……意外と気に入っちゃってるんだ……)」
となると、シャーロットに対するいらいらが、ひとつ増えた……いや、その理由のひとつが明らかになったと言ったほうが正しいか。
「(あ~あ……私、『初めて』できた友達が、まさか人以外になるなんて……姉さまに聞かれたら、盛大に笑われそう……)」
もしくは、軽蔑の眼差しを向けられるか……むしろ、こちらの方が確立は高そうだ。
まぁ、そんなことはどうでもいい。
正直、テルマと出会った今では、彼女のことを思い出したくもないアリーチェである。
「(さてさて、わざわざ焚き付けた結果がどうなるか……というより、もう答えは出てるようなものか)」
あ~あ……、とアリーチェは花を摘みながら天を仰ぐ。
木々に阻まれて空を確認するのは難しいが、晴れ渡る青空が隙間から覗ける。
「ただでさえ競争相手が多いひとなのに……なにやってんのかなぁ、私」
わざわざ嫌いと公言した相手の背中を押すなど。
「ばっかみたい」
アリーチェは大きなため息を空に向かって吐き出しながら、しかしその表情は、彼女自身気付かぬうちに、笑みの形に変わっていた。
――その頃、天馬は……
「さて。アリアさんはまた眠ってしまったし……暇になったな」
白いドレス姿に変わったアリアは、一度は目を覚ましたのだが、またすぐに眠ってしまった。
まだ天馬の魔力が馴染んでおらず、完全に覚醒するまでにはもう少し時間が掛かるだろう。
「ん……少し臭いかな、俺……」
鼻をつんと刺激する臭いに、天馬は眉をひそめる。
「しばらく体を洗ってないからだな……お風呂……はないか……ここ中世だし」
これは、村を復興する過程で共同浴場みたいなものを作ったほうがいいな、などと思いながら、村の近くに川が流れていたことを思い出す。
しかし、近いといってもこの村から歩いて15分ほど掛かってしまう。
そうなると、
「魔法でどうにかできるけど……う~ん。でもなぁ……」
魔法は便利なのだが、ちまちまと水を空気中からかき集めて水浴びするよりも、川で豪快に体を洗ってしまいたい、とも思う。
「こんなことなら、大きい樽を準備しておくんだったなぁ」
それなら即席で風呂が作れたのに、と天馬は残念がった。
「まぁ、ないものはしょうがない。それならぱぱっと魔法ですませちゃおうかな」
【女神スキル】の【浄化】を使ってもいいのだが、あれはいちいち大げさに光って目立つことこの上ない。
おそらく何事だと皆が集まってきてしまう。
それでは落ち着いて身を清められない。
「では、さっそく」
と、天馬が外に出ようと、部屋の扉に手を掛けると、
バタン、ゴチン!
「っ~~~~~~」
突然扉が開いて、天馬の鼻先を直撃した。
「え?! 今の音、なんですの? って、きゃあ! テルマさん! そちらにいらしたんですか?!」
「うう……痛い」
「も、申し訳ありません!」
突然部屋に飛び込んできたのは、森精霊のシャーロットだった。
「ああ……お鼻が赤くなってしまっていますわ……」
「あ、あはは。これくらいなら大した事ないですよ。それよりも、どうしたんですか? 何だか慌てているように見えましたけど?」
「あ、その、実は…………え、と……」
「ん?」
人差し指同士をくるくると回転させて、どこか気まずそうにしているシャーロット。
視線も右に左にと泳いでいて、挙動がかなり不安定だ。
「少し、お話したいことが、ありまして……それで、その……ごにょごにょ」
かなりの小声で、シャーロットは何かを呟く。前半部分は辛うじて聞き取れたが、後半はもう何も聞こえない。
「あの、シャーロットさん。もう少しだけ声を出して頂けないと、何を言ってるのか聞き取れないんですけど……」
「~~~~~~~っ」
すると、シャーロットは恥ずかしそうに耳の先まで真っ赤になってしまう。
「その、わたくし……テルマさんに、大事なお話がありまして…………」
途切れ途切れに、シャーロットは震えてしまう唇に渇を入れ、拳を握った。
「っ! テ、テルマさん!」
「は、はい!」
と、今度はかなりの大声で名前を呼ばれる天馬。思わずびくりと体が震えてしまった。
「そ、その……わたくしと……み、み、水浴びに行きましょう!」
「………………はい?」
たっぷりと間をあけて、天馬は思わず首を傾げてしまう。
シャーロットの言葉を頭の中で何度も反芻させるが、天馬の脳みそでは?が乱舞すりばかりであった。
ただ、無性に腹が立ったのだ。
アリーチェは、あまり人付き合いがうまい方ではない。
口下手というわけでも、人見知りするようなわけでもないのだが。
ひととの付き合いが、うまくいかないことが多かった。
その原因を、アリーチェは自分なりに理解していた。
姉の存在である。
三つ年上の姉は、容姿に優れ、男を手玉に取るのがうまかったのを記憶している。
それでいてかなり自己中心的で自信家。
だとうのに、外面が良かった姉は周囲からの好意を集め、人気があったのである。
裏では毎日妹を顎で使う傲慢でいやらしい女だとは気付かずに、周囲は彼女を理想の女性だと褒めそやす。
誰も姉の本当の顔も知らず、「こんなお姉さんがいて、アリーチェは幸せだねぇ」などと口にするのだ。
彼らに悪意がないことは知っているが、そんな無責任な言葉を掛けてくる周囲の人々のことも、アリーチェは姉と同じくらいに大嫌いだった。
だから、15になったのを境に、アリーチェは家を、そして故郷を飛び出した。
右も左も分からない外での生活は、相当の苦労を強いられた。
それでも、アリーチェは小さな商団に身を寄せることに成功。
おかげで、最低限の人付き合いや、品物の目利きを鍛えることができた。
この世界で物の真贋を見極められることは、かなり優位な事である。
更には人付き合いが苦手であるアリーチェが、他人と同等以上に付き合うための対人スキルも、商団は与えてくれた。
とはいえ、内部でのアリーチェの評価は、お世辞にもいいものとは言えなかったが。
過去に抑圧された反動か、アリーチェはどうにも口が悪くなってしまったのだ。
しかし、仕事はそれなりにできたアリーチェである。おかげで商団を追い出されることだけはなかった。
まぁ今頃は、自分が抜けて向こうも清々しているだろう、などとアリーチェは思っている。
そうなった原因……アリーチェが恋焦がれる、銀の聖女。
姉にも負けない完璧な容姿を持ちながらも、性格は謙虚で、こちらが心配になるくらいのお人好し。
周囲から集まる人望も、嘘偽りのない本物。
まさしく姉とは真逆。
それでいて命の恩人である。
アリーチェは彼女が大好きだった。自分の全てを捧げてもいいと思ってしまうほどに。
――それ故、なのだろうか?
アリーチェはシャーロットの態度が気に食わなかった。
彼女はテルマと接するとき、意識的か無意識か、壁を作っているように見えたのだ。
そのくせ、テルマを嫌っている様子でもない。
どうにも矛盾しているシャーロットの姿は、テルマのことを愛して止まないアリーチェからすれば、とても目障りであった。
しかし、テルマはシャーロットととても親しげに接している。
聞けばテルマと最も親しい他種族の一人だと言う。
そうなるとシャーロットを露骨に嫌うことも、かつ無理やり引き剥がすこともできず、アリーチェは悶々とする羽目に。
とはいえ、好きなひとが悲しむ姿など見たくはない。
だからこそ、アリーチェはシャーロットの態度に目を瞑ったのだ。
自分にそんなことをさせるシャーロットの事が、アリーチェは本当に嫌いだった。
――それなのに、まるでシャーロットを焚き付けるようなことを口走ったのは……
「(ああ、そっか……私……)」
なんやかんや言いつつも、他種族たちが楽しそうにテルマと話している姿が、好きなのだ。
それでいて彼女達と一緒にいる時に見せる、飾り気のないテルマの笑顔が、大好きなのだ。
「(なんだ、私ってば……サヨたちのこととか、お姉さまのおまけだとしか思ってたのに……意外と気に入っちゃってるんだ……)」
となると、シャーロットに対するいらいらが、ひとつ増えた……いや、その理由のひとつが明らかになったと言ったほうが正しいか。
「(あ~あ……私、『初めて』できた友達が、まさか人以外になるなんて……姉さまに聞かれたら、盛大に笑われそう……)」
もしくは、軽蔑の眼差しを向けられるか……むしろ、こちらの方が確立は高そうだ。
まぁ、そんなことはどうでもいい。
正直、テルマと出会った今では、彼女のことを思い出したくもないアリーチェである。
「(さてさて、わざわざ焚き付けた結果がどうなるか……というより、もう答えは出てるようなものか)」
あ~あ……、とアリーチェは花を摘みながら天を仰ぐ。
木々に阻まれて空を確認するのは難しいが、晴れ渡る青空が隙間から覗ける。
「ただでさえ競争相手が多いひとなのに……なにやってんのかなぁ、私」
わざわざ嫌いと公言した相手の背中を押すなど。
「ばっかみたい」
アリーチェは大きなため息を空に向かって吐き出しながら、しかしその表情は、彼女自身気付かぬうちに、笑みの形に変わっていた。
――その頃、天馬は……
「さて。アリアさんはまた眠ってしまったし……暇になったな」
白いドレス姿に変わったアリアは、一度は目を覚ましたのだが、またすぐに眠ってしまった。
まだ天馬の魔力が馴染んでおらず、完全に覚醒するまでにはもう少し時間が掛かるだろう。
「ん……少し臭いかな、俺……」
鼻をつんと刺激する臭いに、天馬は眉をひそめる。
「しばらく体を洗ってないからだな……お風呂……はないか……ここ中世だし」
これは、村を復興する過程で共同浴場みたいなものを作ったほうがいいな、などと思いながら、村の近くに川が流れていたことを思い出す。
しかし、近いといってもこの村から歩いて15分ほど掛かってしまう。
そうなると、
「魔法でどうにかできるけど……う~ん。でもなぁ……」
魔法は便利なのだが、ちまちまと水を空気中からかき集めて水浴びするよりも、川で豪快に体を洗ってしまいたい、とも思う。
「こんなことなら、大きい樽を準備しておくんだったなぁ」
それなら即席で風呂が作れたのに、と天馬は残念がった。
「まぁ、ないものはしょうがない。それならぱぱっと魔法ですませちゃおうかな」
【女神スキル】の【浄化】を使ってもいいのだが、あれはいちいち大げさに光って目立つことこの上ない。
おそらく何事だと皆が集まってきてしまう。
それでは落ち着いて身を清められない。
「では、さっそく」
と、天馬が外に出ようと、部屋の扉に手を掛けると、
バタン、ゴチン!
「っ~~~~~~」
突然扉が開いて、天馬の鼻先を直撃した。
「え?! 今の音、なんですの? って、きゃあ! テルマさん! そちらにいらしたんですか?!」
「うう……痛い」
「も、申し訳ありません!」
突然部屋に飛び込んできたのは、森精霊のシャーロットだった。
「ああ……お鼻が赤くなってしまっていますわ……」
「あ、あはは。これくらいなら大した事ないですよ。それよりも、どうしたんですか? 何だか慌てているように見えましたけど?」
「あ、その、実は…………え、と……」
「ん?」
人差し指同士をくるくると回転させて、どこか気まずそうにしているシャーロット。
視線も右に左にと泳いでいて、挙動がかなり不安定だ。
「少し、お話したいことが、ありまして……それで、その……ごにょごにょ」
かなりの小声で、シャーロットは何かを呟く。前半部分は辛うじて聞き取れたが、後半はもう何も聞こえない。
「あの、シャーロットさん。もう少しだけ声を出して頂けないと、何を言ってるのか聞き取れないんですけど……」
「~~~~~~~っ」
すると、シャーロットは恥ずかしそうに耳の先まで真っ赤になってしまう。
「その、わたくし……テルマさんに、大事なお話がありまして…………」
途切れ途切れに、シャーロットは震えてしまう唇に渇を入れ、拳を握った。
「っ! テ、テルマさん!」
「は、はい!」
と、今度はかなりの大声で名前を呼ばれる天馬。思わずびくりと体が震えてしまった。
「そ、その……わたくしと……み、み、水浴びに行きましょう!」
「………………はい?」
たっぷりと間をあけて、天馬は思わず首を傾げてしまう。
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